子供は父親よりも早く泥棒に気付く

飲食店って実はかなり儲かる職業なんですね。とはいっても5年以内に80%は潰れ、10年では90%も潰れるは事実です。
でも、なぜ過酷な生存率でも儲かるのかというと、夢と現実のギャップが相当離れてて、その差が縮まるまでに疲れてしまって閉店いうのが現実です。
自分のお店がオープンした当時は夢いっぱい、やりたい事もいっぱい。
1〜2年現実的に労働した対価分収入にならず、営業時間を伸ばす。(悪循環)
2〜3年退職の限界に挑戦。昭和の精神論が考え方の中心に
3〜4年疲れ果てて、夢も希望もなく目の前の作業に困憊
4〜5年閉店。
これが私が見てきた飲食店の現実です。
5年営業してるとある程度の方向性も決まってきますし、仕事のパターンも決まってきます。そして新メニュー『ハンバーグ』ですとか、『うどん』ですとかなかなかし難くなってくるでしょう。
隣もお店も、向かいのお店も、地域の一番店への昔は高かったアンテナも少しずつ鈍ってきます。そうなって方新たな方向へとはなかなか向かいのです。
5年間にいい経験をしながら稼ぐ、この両立が重要なんでね。
でもなぜ、飲食店がバカバカ儲かるのかというと、いいお店ほど5年以上営業しているお店は20%以下しかいなく敵がなくなります。
皆さん一度位は見られた事はあると思いますが、点数を付けるグルメサイトなども、良いお店なら長期間営業してるほうが高点数がつくようにもなってます。
5年営業してると周囲の人たちにも認知度はある程度上がってくるとも言えます。
なのでやりたい事もある程度できますし、それなりの売上にはなってきます。
なのでその5年間を如何に過ごし、何を経験するのかが重要となってきます。
お店を開業する時何年お店をするつもりで開業したのでしょう?
たった1〜2年の小遣い稼ぎのため、国庫から融資を受け開業したのなら最初から夢いっぱいもお店も有りでしょうが、
生涯の人生をかけた、生活をするためのお店でしたらその5年間何のために使いますか?
まずは最初の5年の間(アンテナの高い間)にいい経験をし、何に」気付くかでその後は決まってきます。
次回へ続く【木は若いときは曲げられる】

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