児童発達支援、放課後等などの療育施設はどうやって選ぶ?
お疲れさまです。株式会社respiteJAPANの嵯峨です!
みなさんは、児童発達支援、放課後等ディサービス、つまり療育施設はどのように選んでいますか?
初めてだと、どう選んだらいいんだろう?見学の時に何をみてきたらいいんだろう?どうしたらいいかわからないと思います。
今日は、利用者・スタッフから見た福祉施設の選び方をまとめました。
利用者目線でのポイント
まずは、その施設に対して何を期待しているかを考えてみましょう。
運動面のフォロー、学習面のフォロー、生活面のフォロー、保護者のレスパイト目的…
色々ありますね。
いま、療育施設を利用すると決めた目的をはっきりさせましょう。
これでおうちの近くで療育施設(市役所のHPに事業者一覧がありますし、市役所に行けば一覧を紙でもらえます)の選択肢はだいぶ絞られたのではないでしょうか。
そのうえで見るポイントとしては・・・
*検索キーワードは「○○市 児童発達支援事業所一覧」です。
施設の環境と安全性
・床やトイレがきれいか
・子どもがけがをしない構造になっているのか
ー2重ロック、段差、おもちゃや遊具の配置が安全か
・掲示物の種類や量(たくさんあると落ち着かない子が多い)
スタッフの子どもとのかかわり方
・特性に応じたかかわり方をしているか
ー共感、寄り添いの姿勢でコミュニケーションを取っているか
ー子どもはスタッフになついているか、リラックスしているか
ー子どもと話すときに目線を合わせているか
プログラムの内容
実際にどんなプログラムを行っているのか
ー自由遊び・活動と計画的な活動について尋ねてみましょう
ーひとつひとつのかかわり方にどのようなめあてがあるのか
保護者との連携
連絡ノート、アプリ、口頭、定期面談は何か月ごとか
情報共有のしくみを確認しましょう。
スタッフ目線でのポイント
スタッフの雰囲気はわかっても、実態までは見学ではわからないかもしれません。いちばん気にしてほしいのは、部下のスタッフが上司のスタッフにおびえていないか、気軽に声をかけられているかどうかです。
私はスタッフが健全に働けてこそ、よいケアができると考えています。
スタッフ間の連携とチームワーク
・情報共有の方法
・スタッフ同士の関係が良好か
・かんしゃくや他害が起こったときの対応や応援体制
・研修制度は年に何回あり、どのように行っているか
まとめ
まずは、療育に通わせることで得たい経験、目的を考えてみましょう。
そのうえで、送迎の有無、現実的に通える場所であるか、という現実的な視点で考えると、数か所に絞られるのではないでしょうか。
そのあとは、見学を行い実際のプログラムの様子を見せてもらいましょう。
スタッフの様子、雰囲気、ちょっとした何気ない一言、
違和感を感じないか、通い始めてからも観察してみてください。
よい支援につながれるように応援しています!