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奄美市に新登場のコワーキングスペース、”WorkStyle Lab Inno”

いよいよ、奄美大島は世界自然遺産に・・・!!(パチパチ)

その世界自然遺産への登録決定からさかのぼること10日前。もうひとつ、うれしいニュースが飛び込んできました。

なんと!奄美市に新たなコワーキングスペースが登場・・・!!!

いやー、いいことは重なるものですね!!!!

明るいニュース盛りだくさんな奄美大島!テンションも最高潮に上がっている(?)リゾートワーク部の加藤です。
注:テンションが上がっているのは夏になって海で遊べるからという説は否定しません

さてさて。

遊びに来たついでにちょっとだけ仕事したい人も、
リゾートワーク体験の途中で涼しい室内で休憩したい人も、
ワーケーションで来島する人も、
移住体験やリモートワーク体験をしてみたい人も、
島に移住してフリーランスで働く人も、
そして我々リゾートワーク部も。

「あるとうれしい」コワーキングスペース。

はたしてどんな場所になっているのか?遊びに行って確かめてきました。題して、リゾートワーク部メンバー、真夏の大冒険・・・!!(別に誰も金メダル取ってませんけど)

”WorkStyle Lab Inno”とは

奄美市が取り組んでいる「フリーランスが最も働きやすい島化計画」の主要事業(ICTおよびフリーランス等産業支援拠点施設整備事業というらしい)として、市産業支援センター2階部分を改修して作られたコワーキングスペース。

これまでよく島に遊びに来る計画を立てた知人・友人に「作業できるような場所ってある?」とご質問をいただくこともしばしば。

ところが市街地周辺には整備されたスペースと呼べるものがこれまでなかったため、「うーん、作業できるとしたらまあ・・・」とか濁していたのですが。(とりあえず無線LANつながりゃなんとかなるっしょ、ホテルとか下手したらめっちゃ遅いからね、回線。とか思いながら・・・)

もうそんな必要はありません!だって、コワーキングスペースできたんだもの!!(笑)

この施設の愛称、Inno(イノーと読みます)とは、
・異能
・I KNOW
・イノベーション
・イノー(奄美の方言でリーフの内側のサンゴ礁が広がる浅瀬を指す)
といったコンセプトを表すそうです。

さて、そんなInnoが位置するのはサムライト奄美大島支社オフィスがある奄美市の中心市街地からは車で10分少し離れた郊外の住宅地の一角。

奄美大島リゾートワーク部調べによると、部内で最も徒歩を得意とする岡村をもってしても徒歩での攻略は厳しいとのこと。したがって競歩もしくは長距離走の選手がトレーニングとして臨む場合を除き、基本的には車で行くのがオススメとなります。

なお、駐車場は広いので、車を停める場所の心配は必要ありません。

”WorkStyle Lab Inno”潜入レポート

さて、そのInno。外観はこんな感じ。奄美市産業支援センターという昭和の香りが漂う日本語と、WorkStyle Lab Innoという令和時代のオシャレな英文が混在しています。

このカオスな雰囲気について語り始めると文章量が倍以上に膨れ上がりそうなので、ここではこれ以上触れるのはやめておきます。

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玄関を入るとすぐ看板が出ており、看板の左手の階段を上がった2階全体がコワーキングスペースとなっています。2階に上がって廊下を少し進むと右手に受付があります。

1階には奄美大島の名産品、大島紬のあれこれが飾ってあったりしますが、その先にはコワーキングスペースも何もありませんのでご注意ください。

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ちなみに、受付をしてくれるコミュニティマネージャーとして常駐しているのは、奄美大島が誇るメディア企業「しーま」のみなさんです。

情報サイトの運営やフリーペーパーの発行も手掛けており、島のことならなんでも知っているので、遊びに来た方は気軽に聞いてみてください!(勝手に言っていますがたぶん大丈夫なはず・・・)

メインのスペースは定員30人らしいですが、密になっても良ければもっと人が入りそうな広さ。半面や全面を使ってセミナーやイベント等を開催することもあるそうです。

ちなみに、コワーキングスペースを使う方が気になるであろうネットワークはバッチリ安定していました。

人数が多いときや動画などの重いファイルを扱うとどうなるかまでは検証できていませんが、普通のタイミングで普通に使う分にはノンストレスで作業できる環境です。少なくとも市街地の一部ビジネスホテルより遥かに・・・いや、なんでもありません。

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リモートワークにはうれしいのが、集中スペース。”タコツボ”というなんだか集中できそうな名前のスペースですが、入口の絵を見るとこの状況じゃ集中できないんじゃないか心配・・・。

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スペース内には3席のデスク、そしてその奥には防音室があります。試しに防音室を使わせていただきWeb会議をしましたが、事前の心配はなんのその、快適すぎて部屋から出たくなくなるレベルでした。

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会議室も2部屋用意されています。壁はホワイトボードになっているので、落書きし放題・・・じゃなくて、会議にとっても便利。人数が多い場合には、2部屋つなげての利用も可能だそうです。

ちなみに、会議室の名前は「言ってみたら通っちゃった」とのことなのですが、どういう由来なのでしょうか。

ぜひ現地で直接「まさか、イカスミーティングでイカスミ、とかじゃないですよね?」って尋ねてみてください(笑)。

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また、カフェスペースにはコーヒーも用意されているので、眠くなった時も安心です。リゾートワーク部の菅野は到着早々、ランチのカレーを大盛りにして食べ過ぎだったせいで眠かったのか、コーヒーをゲットしていました。

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余談ですが、飲み物は1階に自動販売機があるのでコーヒーが飲めなくても心配ありません。

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ただ、すぐ近くにコンビニなどがあるわけではないので、競歩もしくは長距離走の選手レベルでない限り、ちょっとトレーニングの一環で、みたいなテンションでふらっとお弁当やおやつを買いに行けるわけではありません。都会の便利さに慣れた人にとってはちょっと不便かも。

食べ物は事前に調達しておくか、ランチなどは車で移動して外に食べに行くつもりでいるのが良さそうです。カフェスペースがあるので、事前に調達したお弁当などはスペース内で食べることが可能です。

その他、サテライトオフィス用のスペースもありますが、そちらはすでに申し込み殺到しているのだとか。またキッズスペースも用意されていますので、お子さん連れの方のご利用には便利そうです。

遊びに行ったタイミングではまだ工事中でしたが、今後は外のデッキスペースも開放されるのだとか・・・。(夏場のデッキスペースは真夏の大冒険すぎてオススメできない)

奄美市の市街地(名瀬)近郊のコワーキングスペースとして新たに整備され、設備も充実している(そういえばトイレもきれいでした)”WorkStyle Lab Inno”。

1点だけ最後に残念ポイントをあげるとすれば、別に海沿いでもなければ外に海が見える場所でもないということ。

「南の島のコワーキングスペース!ひゃっほう!」みたいなテンションで憧れを抱きすぎると、山と住宅地に囲まれた古めかしい建物という現実に挫折してしまう可能性が高いのでご注意ください。

基本的には日曜祝日を除く9時~19時まで施設はオープンしているそうですが、前述のとおりイベントなどが開催される場合もあるため、ご利用の際には、Webサイトからの事前予約がオススメとのことです(60日前~2時間前まで可能)。

奄美大島に遊びに来た合間にちょっと仕事したい時、リモートワークやリゾートワーク、移住などの体験の際には、足を運んでみてはいかがでしょうか。