『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』第5回 大自然からの恵み
いとう住もうPT 移住促進官民共同プロジェクトチーム 座長
山本文夫
わが家の南斜面はミズナラの林、そこにワラビが3月から6月まで続々と新芽を伸ばしてきます。ワラビは洗ったら重曹をかけ、熱湯を注いで蓋をして冷まします。煮つけにしても、酢醤油で食べてもおいしい。
この10年、竹藪が放置されていることが多くなりました。借りた畑の地主さんから、竹藪を整理してほしいと頼まれました。その代わりに太い孟宗竹のタケノコを掘り放題です。
明日葉、タラの芽やフキノトウはどこにでも生えています。シイタケは原木を入手して椎茸菌を打ち込み、日陰に立てておくと次々と椎茸が出てきます。大きく育ったものはバターで炒め、塩コショウをかけると最高のキノコステーキになります。
冬の間に体にたまった不要なものを排出するには、苦みや繊維の多い山野草は最適です。木の芽、ふき、菜花は肝の働きを助けるといわれています。今年4月に薬膳の専門家に山野草薬膳のワークショップをお願いしました。なんと7種類の料理、参加者は大いに堪能しました。
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