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『アジア農業事業の専門家が、家庭菜園で生育データから、夏イチゴ栽培の魅力と課題を読み解く』コラム掲載開始

アジアの農業事業に長年従事された渡辺哲氏に、「家庭菜園で生育データから夏イチゴ栽培の魅力と課題を読み解く」のコラム執筆をお願いしました。

コラム執筆者の渡辺哲氏のプロフィール
アジアの農業事業については、栽培・経営計画づくり、関連研修が主なお仕事でしたが、
伊豆高原に移住し、野菜作りのセカンドライフを始められました。コラム執筆者の渡辺哲氏のプロフィールをご紹介します。

大学で農学専攻、海外の農業プロジェクトの仕事を目指す。
1953年横浜市出身。幼い時より生き物、特に植物が好きで、中高校時代は、考古学や地学(化石収集)のクラブ活動をされていました。
大学は農学に進み、幅広いことを学びましたが、海外での農業プロジェクトに関わる仕事を目指されていました。日本での農業普及の仕事より、海外志向が強かったとのことです。

国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊に応募、野菜栽培専門家としてフィリピンで様々な海外農業事業に参画(1976-1981 5年間)
卒業頃(70年代)は、多くの総合商社がインドネシアで大農場を展開していて、大学でもインドネシアでの試験農場設立計画があったとのことです。 同計画への参加を志し、厚木の篤農家で実習しながら待機していましたが、農場設立計画が実現できなくなり海外プロジェクトへの関与がかなわなくなりました。 そこで、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊に応募、野菜栽培の専門家として1976年フィリピンの地方都市(Naga市)に派遣されることになりました。同市の展示農場での展示栽培を経て、野菜農家への栽培技術指導の普及活動に従事。主な作目は、トマト、キャベツ、スイカ、キュウリ、ナス、ピーマンなどの温帯野菜でした。任期は当初2年でしたが、延長を申請して5年間野菜栽培の普及活動の合間に熱帯作物についての見聞を広められました。

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帰国後は、海外農業プロジェクトに40年間にわたり従事
1981年の帰国後は、社団法人海外農業開発協会に所属し、JICAから受注した各種農業開発調査*に現地調査団員として参加、さらに農水省委託調査、補助調査、JETRO委託調査、その他個別調査等に参加。 一方、国内では海外プロジェクトの現地スタッフに対し、専門分野に沿った個別の農林業技術研修も計画から従事されました。
*民間企業が途上国で行う試験的事業に対して行う海外農業投融資事業(2003年に廃止)
2007年からはJICAや台湾が行う農業研修等を担当し、2009年からはJICAつくばでの稲作研修コースや農産物安全管理体制強化コース等の講義、実習、見学/旅行のカリキュラム作りから実施までを行い2021年に退職されました。
永年に渡り、東南アジアを中心に開発途上国での農業開発事業の栽培計画や経営計画づくりを行ってこられましたが、それら計画に基づく現場事業経験は、フィリピンでのココヤシと香料作物のプロジェクトに限られていたとのことでした。

退職後、農作物の栽培を夢見て伊豆高原に移住
退職後は、自分でいろいろな農作物等を栽培してみたいと考えていたとのこと。13,4年前に大田区に住んでいた義理の妹夫婦が伊豆高原に移住されて、ドッグカフェの開店が契機となり、東京から離れないと宣言していた妻が、移住することに同意されたとのこと。思わぬ形で渡辺さんの夢が実現することになりました。

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特別寄稿 山本文夫氏 いとう・住もうPT( 移住促進官民共同プロジェクトチーム) 座長  
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