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『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』連載コラム 第2回 菜園は土壌づくりから

コラムニスト いとう・住もうPT 山本文夫座長


伊豆は火山の溶岩が形成した大地なので石を掘り出し、腐葉土、培養土を入れて畑を整えます。不動産を購入する際には畑用地の地下に30センチから50センチの土があってほしい。ない場合は山土を買って入れなければなりません。また野菜ごみや、落ち葉のコンポストを数本設置することも欠かせません。
私の畑では5キロから10キロの石がたくさん出てきました。これを掘り出し、駐車場の端に並べ、モルタルで固めて山野草の坪庭を造りました。このときにモルタルに墨汁を加えることをお勧めします。目地が白くなるのを防ぎます。
また伊東はゼロメートルから1400メートルの天城山まで標高差がありますが、標高200メートルまでは雪が積もらないし、霜も大したことはありません。夏の気温は東京より2、3度低く、冬は2度高い。寒冷対策をしないで野菜が育つのはとてもぜいたくなことです。ただ季節風がとても強いので畑の西側に風を遮る森があるといいですね。
 もう一つの注意点は鹿と猪の被害です。伊豆半島には数万頭のシカ、猪がいます。壁や崖などがあると便利ですが、草原と地続きの土地ではフェンスが必要になります。

『畑のある暮らし、楽しい自然の恵み』連載コラム 
第3回 お好みの農法は

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山本文夫氏 いとう・住もうPT座長( 移住促進官民共同プロジェクトチーム) プロフィールと「伊豆伊東に見る幸福論」コラム
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