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【観光DX】情報まとめ|旅館ホテルでの課題をDXで解決!

最近よく耳にする「観光DX(デジタルトランスフォーメーション)」。
なんとなく言葉や意味を理解してはいるものの、具体的に何をすればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

近年の急速なデジタル化も含め、感染症対策にも適したDXを進めることはこれからの観光業を考える上で急務とされています。さらに、業務効率化や働き方改革の実現にも繋がるため、観光DXを軽視することはできません。

そこで、今回は旅館ホテルでのシーン別の課題をDXで解決するために、これまでにご紹介してきた観光DX関連情報の記事をまとめました。この機会にDX化および生産性・業務効率向上について見つめ直してみませんか。


1.フロント編

【課題①】チェックアウトでの精算がとても混み、密状態に

旅館ホテルの大きな悩みのひとつが、チェックイン時チェックアウト時の業務の集中。

お客様をお待たせしないよう多くのスタッフを配備する必要があるのはもちろん、同時に3密回避の観点からもロビー周りの混雑はできるだけ避けたいところですが、それらをすべて満たすのはなかなか困難なのも確かです。

しかし、そんな悩みを解消できるぴったりの手立てがあります。それが精算業務そのものをスムーズ化する自動精算機の導入です。

スタッフを介することなくお客様ご本人が直接宿泊費を精算できますから、精算処理のためにお客様をお待たせすることも、また多くのスタッフを必要とすることもありません。いつもスッキリとしたフロント・ロビーで気持ちよくお客様をお迎えすることができます。


【課題②】宿泊内容や来館確認の電話が非効率だ

ご予約されたお客様への宿泊内容の確認や、来館前のお知らせ、予約時間に到着されないお客様への連絡確認の際、電話がつながらず、お客様に連絡が取れるまで何度も電話をかけた経験が一度はあるのではないでしょうか。

時間も労力も消費するこのお悩みを解決するのが送信専用サービス「バンソウSMS」です。

携帯電話番号を使って短いメッセージのやり取りができるSMSは、fecebookやtwitterなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のように専用のアプリをインストールする必要もないため、老若男女を問わず誰でもすぐその場で使うことができます。

「fonfunSMS」は数々のメリットを通して、旅館ホテルの業務の大幅な省力化に貢献します。


2.客室編

【課題①】フロントへの確認や報告に時間を取られる

旅館・ホテルにとって営業・経営のベースとなるのが基幹システム(PMS)。もっとも重要なシステムであるにも関わらず、導入から年月が経って現状とマッチしなくなった、サポート体制に不満がある、動作が遅い、管理画面がわかりにくい…などなど、さまざまな声が聞かれます。

こうした悩みをお持ちの方はもちろん、これから導入を考えている旅館・ホテルにもぜひお奨めしたいのが、使い勝手の良さが好評の基幹システム「満室御礼」です。

「満室御礼」は、予約管理・フロント会計・顧客管理という宿泊業の3つの主業務をまるごとカバーする、話題の旅館・ホテル向けシステム。これまでとは一線を画した誰にでも使える簡単なシステムで、スムーズな予約管理と顧客管理が可能になり、お待たせしないおもてなしを実現できます。


【課題②】紙のメンテナンスが手間

貴館では客室での館内情報の発信をどのようなスタイルで行っているでしょうか。現状はおそらく客室に置いた冊子型やファイル型の館内案内で対応されている旅館ホテルが殆どだと思います。

もちろんその館内案内につねに最新情報が反映されていれば問題はないのですが、実際には過去の古い情報がそのまま掲載されたまま放置されているケースが数多く見られます。

そこで近年は、つねに新しい館内案内の情報を更新できる「客室タブレット」を取り入れられる旅館・ホテルが急増してきています。

旅館ホテルのデジタル化は、ビジネスを拡大する意味でも大切なテーマです。特に新型コロナウイルスの影響で非接触型のサービス対応が求められている中で、客室タブレットの導入は最優先事項のひとつだと言えるでしょう。


3.お食事処編

【課題①】仕込みを把握するための集計表の作成が大変だ

厨房のホワイトボードを目視でチェックしながら、どの料理をどれだけ用意するのかに合わせ、お皿や薬味等の数まで全て手集計での作業を行っているとすれば、毎日多くの時間をロスしていることになります。

その他にもお食事処ではお客様ごとに異なる料理内容やご提供タイミングに合わせた調理と配膳など、厨房や接客係、管理者と多くのスタッフが関わることからどうしても煩雑さや混乱が生じ、うっかりによる伝え忘れや言った言わないなどの問題が発生しがちです。

そこで導入を検討したいのが、「配膳管理システム」。お食事に関わるあらゆるお客様情報が一元化されたこのシステムでは、お客様の情報をすべてのスタッフがリアルタイムで共有できます。


【課題②】伝票入力が手間で、間違いも起こりやすい

ホールスタッフが紙の伝票に記入し、それを厨房に伝達するシステムに無駄を感じることがあるかと思います。

その他にも新人などの場合、すべてのメニューを覚えるまで現場に出すことができない、終業後に一日のオーダーを集計するのに多大な手間がかかってしまっているなど紙の伝票でのオーダーシステムには不満が付き物です。

そんな不満を解決するのがレストランオーダーシステム。ホールスタッフに求められる作業は、お客様のご注文をスマホやタブレットの画面メニューから選択し、個数を入力するだけになります。


【課題③】バイキング会場の料理の補充タイミングを把握しづらい

朝食夕食のバイキング。それぞれの料理の減り具合の確認とその補充作業に、毎日苦慮しているホテル旅館も多いことでしょう。

現在多くのホテル旅館では、料理会場に専属のランナーが常駐し、つねに料理の過不足確認と、追加調理の指示を出していると思いますが、そんな現状を打破してくれるシステムがあります。

それが、ホールに設置した有線カメラと大画面モニターとの連携による、バイキング会場のモニタリングシステムです。このシステムを導入すれば、バイキング会場と厨房を忙しく行き来していたランナーの存在が必要なくなります


4.大浴場編

【課題①】コロナウイルスの影響で、混雑状況をお客様に伝えたい

現状のコロナ禍において、なるべく大浴場が密になる状態は避けたいですよね。そんなお悩みを「ポケやど」が解決いたします。現在の混雑状況をお部屋にいながらにしてリアルタイムで確認することができるのです。

お客様ご自身のスマートフォンを利用することから、簡単で優れたコロナ対策としてお客様に大きな安心をご提供できることなど、数多くのメリットが得られる注目必至の館内案内。

新しい情報を手間なく安全に提供できる「ポケやど」は、お客様への行きとどいたおもてなしと、業務面での大幅な省力化を図れる、いわば一挙両得のシステムだと言えるでしょう。


【課題②】定期的にスタッフが湯舟の温度を測りに行っている

大浴場のお湯の温度管理や湯量の確認はこまめなチェックが必要なため手間がかかります。地味に時間と労力を消費するこの作業。こんなお悩みをIP無線サービス「フィールドボイスインカム」が解決します。

ソフトウェアの機能を共有し、IoT(Internet of Things)による連携で遠隔地の状況、例えば大浴場の湯船の温度の低下を知らせるアラームを合成音声で自動配信できるため、定期的な確認が不要となります。

また、本商品はWiFi(LTE)環境があれば、スマホ・タブレット・パソコンのIP無線サービスで通信ができ、さらに音声認識(音声を文字にする)や音声合成(文字を音声にする)により効率的な情報共有が可能です。

※2021/12/09公開の記事を転載しています


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