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【観光DX】省力化のカギは在庫管理。在庫確認がわずか1秒の「スマートマットクラウド」

日々の仕入れ食材に加えて、食器やサービス資材の数々に至るまで、旅館ホテルにはつねに数え切れないほどの備品や在庫品が存在しています。

これらを管理するにはどうしてもマンパワーに頼らざるを得ないという施設も多いことと思います。しかし、今後の省力化やデジタル化を視野に入れると、労務・管理面に横たわるこの大きな課題をただ見過ごしておくわけにはいかないのも一方の事実です。

そこで今回はあらゆる在庫の重量を計測・管理し、IoTによって不足分の発注までを自動で行うことのできる画期的な在庫管理システム「スマートマットクラウド」をご紹介します。

★この記事のポイント★
備品や在庫を重量で管理するとともに自動発注までも行える「スマートマットクラウド」で、リアルタイムな適正在庫管理を実現。貴館のデジタル化と省力化、大幅なコストダウンを推進しましょう。



1.在庫に関わるこんな課題や悩みはありませんか?

多彩な分野にわたってつねに膨大な量の在庫を保有する旅館・ホテルでは、その数量と過不足についての日常的な管理や、棚卸し、発注などの業務に多大な労力を費やしています。

しかもこれらの業務はほぼスタッフの手作業に依存するため、従業員の負担の増大や、単純作業によるモチベーション低下、勘と経験に頼った発注による人的なミスなどが頻発しがちです。さらにこれらに加えて、過剰在庫や欠品といった非効率的な管理に起因する機会損失も、経営面での大きな課題となっています。

こうした課題を解決するには、属人化した在庫管理業務から脱却するとともに、つねに適正な在庫をリアルタイムで把握し、ロスのない効率的な運用体制そのものにメスを入れることが必要となります。


2.スマートマットクラウド導入の、3つのメリット

こうした現状の課題を解決し、業務環境と運営基盤を強化するには、煩雑な在庫管理を自動化するシステムの導入が最も効果的。

そこで今回ご紹介するのが、在庫管理対象物の重量を定期的に自動計測し、クラウド上で情報を蓄積する在庫管理システム「スマートマットクラウド」です。

在庫品の重さを自動検知し、残量をリアルタイムで記録・管理するスマートマットクラウドは「在庫・消費データ」を可視化するとともに、不足分の自動発注までを行うことで在庫管理業務の無人化を実現。従業員の作業負担を軽減しながら、在庫管理と発注を最適化することのできるIoTデバイスです。

導入に伴う負担も少ないことから、既存の業務オペレーションへの影響を最小限に抑えながら、在庫管理から発注までの作業効率を大幅に向上することができます。

そんなスマートマットクラウドの導入によって得られる大きなメリットを、3つのポイントにわけてご紹介します。

●在庫の可視化

すべての部署でリアルタイムな在庫情報を共有できる上、テレワークや出張先からでも確認可能なため、わざわざ倉庫に足を運んだり、担当スタッフに問い合わせたりする必要もなく、誰もがすぐその場で必要な情報にアクセスすることができます。

●棚卸し業務を自動化

つね⽇頃から在庫量が把握確認できているため、これまでと比べて飛躍的に計算在庫が出しやすくなります。また定期的な棚卸しに必要な作業時間が半分以下になり、必要な作業⼈数も削減可能。精度の高いデータをそのまま帳簿として利⽤できることから、管理業務全体の効率も大幅にUPします。

●在庫不足があれば、自動で発注

在庫が不足した場合にも、スマートマットから直接サプライヤーへの⾃動発注を⾏うことが可能です。もちろんこの発注状況も全部署でリアルタイムに共有されるため、納品までの連携もこれまで以上にスムーズになり、資材の安定供給を図ることができます。また、発注につきものの「うっかり」による在庫切れといった人的ミスがなくなり、お客様への提供サービスの向上にもつながります。

ムダを見える化するとともに、煩雑な在庫管理業務を自動化システムに一任することができれば、現場スタッフは安心して「人にしかできない接客サービス」に専念できることができます。

旅館ホテルの経営にとって、スマートマットクラウドの導入は単に在庫業務を軽減させるに留まらない、大きな影響をもたらすことになるでしょう。


3.すでに数多くの旅館ホテルが、業務改善や経営改革に結びつけています。

全国で62施設を展開している某ホテルチェーンでは、複数ロケーションの在庫管理をより効率化したい、また敷地が広⼤なことからリネン類の在庫数量を遠隔管理することによって効率化と省⼈化を図りたいとの狙いからスマートマットクラウドを導入。現在では消耗品・アメニティー類・リネンなど約400品⽬を⾃社倉庫にて管理しています。

すべての在庫管理・発注業務をシステムに移管し、定期的な棚卸の簡略化やリネン類の遠隔⾃動監視と発注の⾃動化が実現できたことで、導入以前は週に3.5時間ほど掛かっていた人手による作業時間を約50%も削減することができました。

▲使用イメージ

また、昭和20年創業の老舗温泉旅館でもスマートマットクラウドを導入しました。保有する約80品目のアメニティー類の適正な在庫量が見いだせず慢性的に過剰在庫を抱えていたところ、このシステムの導入によって念願だった在庫の適正化が実現できた上、同時に従業員の在庫に関する高い意識の醸成や、危機管理意識の向上までも図ることができたそうです。

▲色別に一覧化することも可能です

さらに⽶国を中⼼に7,000拠点のホテルをグローバルに運営するホテル運営事業者では、これまでにも顧客満⾜度の向上や⾷品ロス削減をめざしてITツールの導⼊を積極的に推進するなど先進的な取り組みを展開してきましたが、これに加えてスマートマットクラウドを導入したことによって、朝⾷時の廃棄ロスを大幅に減量するとともに、日々の食材補充量の最適化をも実現しています。

ご紹介した3施設の他にも、これまでに多数の導入実績を数えるスマートマットクラウド。
在庫に関わる業務体制をトータルに改革することで、施設が抱える経営面や労務面のさまざまな課題と悩みを、解決へと導いています。

在庫の自動管理・自動発注はもとより、コストダウンから労務環境の改善にまで大きな効果を及ぼす在庫管理システム「スマートマットクラウド」。より詳しい情報が知りたい方は、以下より資料をDLいただくとともに、ぜひ株式会社エイエイピーまでお気軽にお問い合わせください。

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※2022/07/07公開の記事を転載しています


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