ポートレート撮影 作例の紹介 (滾る感情を吐き出す)その10:影を探しながら夜の街を歩く
■ とうとう第10弾まで来ました
ポートレート作例のご紹介、第10弾です。
何人かの知り合いに「すぐに飽きるんでしょ?」と言われてきましたが、滾りはじめてから(ポートレート撮影をはじめてから)約3ヶ月間のうちに、撮影回数は8回目、モデルさんは7人目を起用、記事としては第10弾となりました。Continuation is Power!
最近はあらゆる場所で「ポートレート撮影欲が滾っている」という話を繰り返し話しているのですが、モデルを依頼する際に、以下の作例アップ用Instagramアカウントだけでなく、こちらのnote記事を見てもらうようにしています。
<ポートレート作例をアップするInstaアカウント>
https://www.instagram.com/resonance_portrait/
noteのおかげ(?)で、「なぜ滾っているのか?(何でポートレートが撮りたいのか?)」という感情を文章でも伝えることができ、とても役立って(?)います。それにしても、この一文だけ「?」が多いな。
■ Instagramアカウントについて
上記の作例アップ用Instagramアカウントのフォロワーがようやく120名を超えました。
もちろん、120名では世間には何の影響力もありませんが、特別な施策や運用をせず、ただただポートレート作例を「地道に」アップし続けた結果として、じわじわとフォロワーやいいねの数が増えてきたことに少し嬉しくなっています。少しづつでもアウトプットが届き始めた実感と喜び、というか。
それにしても、仕事関係の連中や友人のおじさん達よ! 会うたびに「ポートレート見てるよ!」「オレも撮ってよ!」「あのモデル、紹介して!」とか言うくせに、「フォロー」や「いいね」をしないのは、何でなの?
■ 目力を感じる方と初撮影
今回のモデルも一般の知人女性です。「滾っている」という話をしましたら、ポートレート撮影にご協力いただけることになりました。ありがたい。
本人曰く「撮られ慣れていない」とのことでしたが、レンズを射抜くような眼差しは、なかなか目力がある方だと感じました。(作例だけ見ると信じられないかもしれませんが)私自身はあまりカメラ目線のカットは好まないため、これまでのポートレート撮影ではレンズを見るような指示出しは少ない傾向にあると思いますが、今回はこの目力を活かしたいと思わされ、何度もレンズを見るように指示を出してしまいました。
今回のモデルさんによって、私自身の新しい引き出しが開けられた感覚です。
■ 影を探しながら
今回の撮影当時の天候は「曇り時々雨」という状況で、撮影時間は夕方から夜にかけて約1〜1.5時間程度、という条件でした。
そのため、都市部でも雨に濡れない場所を数箇所セレクトして撮影に臨みました。
短い距離ながら移動も伴う撮影となるため、ポートレート撮影でははじめて、撮影直前にロケハンしてみました。短時間勝負の撮影では、やっぱりロケハンは大事だと改めて感じた次第です。本業の映像制作では当たり前なんですが。
都市部の夜は煌々と明るく、まさに影を探すようにしていくつかのロケーションを歩き回り、移動中もシャッターを押し続けました。
■ 撮影機材紹介
<使用機材>
Camera:SONY FX3
Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS
CFExpressA:NEXTORAGE NX-A1PRO 160GB
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
Filter:NiSi TRUE COLOR ND VARIO
NiSi SWIFT BLACKMIST 1/4
Rig:SmallRig 4184、3813、3766、3577
Strap:Peak Design SLIDE LITE
Camera Bag:PeakDesign Everyday Sling 10L
前回同様、SONY FE 24-105mm F4 G OSSの他に、SONY FE 50mm F2.5 GとASAHI SMC Takumar 135mm F3.5も持参したのですが、結果的にFE 24-105mm F4 G OSSだけで撮影を終えました。
■ ポートレート作例
アイキャッチ画像は、作例3枚目と同じカットなのですが、背景のライトを活かして、「サイバー感」を意識してカラーグレーディングした一葉です。本人にも気に入っていただいたようで嬉しい限り。
作例で紹介しているカットは、原則的に「シネトーン」を意識したカラーグレーディングです。
■ 最後に
ポートレート作例紹介第10弾をご覧いただき、ありがとうございます。
最初の記事でご紹介したように、このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきますので、よろしくお願い致します。
そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。