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36歳でも大失敗。クレームだけならまだしもよ。

システム導入でお客様に大迷惑を掛けてしまった話であり、深夜1時に執行役員をタクシーで呼び出して謝罪させた話でもあり、それだけじゃない不運も私を襲ったのであります。あああ。

こんなはずではなかった

とある保険代理店のお客様に懇意にしていただいており、ベンチャーで業績は好調、増員・増床で広いオフィスへの移転計画があり、お付き合いの流れで新オフィスのITインフラの一切を任せて頂くことに。但し、予算に限りがあり移行作業はギリギリの価格で調整して進めた。
まぁ正直OAのシンプルな導入・移行なので作業内容も概ね決まっていたし、作業パートナーの手配がちゃんとできていればスムーズに完了できるだろぅ!と甘い目測がすべての元凶だったのだ。ああ怖い。

そして、新オフィスの引っ越しの日を迎えるのだ。ああ怖い。

はい、長女ちゃんが骨折。

移行作業当日、幼稚園の雲梯から落ちて腕骨折!という緊急連絡。子供には大事な日にやらかすというルールがあるのだ。移行作業当日だったが、同僚にお願いし病院へ駆けつける。手術は無事に完了し入院。かわいそうに、、ギプスと包帯でグルグル巻きの小さな腕が、ベッドのアームから吊るされている。そばにいてあげたい。。。
が、しかし「バグってんのか?」と思う量の着信履歴が。

ええ、トラブルです。新しいオフィスでPCがネットワークに入れませんと。さすがに同僚を犠牲にできないので、急いで現場(神奈川県内から新宿界隈へ)に飛ぶのである。

社長様、炎上。

いつも笑顔のイケオジ社長様が鬼の形相で待ち構えてた。怖い。
もちろん駆けつけ100回くらいスライディング土下座で謝罪しましたが、通用しませんでした。

社長様「どうなってんだよ!営業開始に間に合わなかったら訴えるぞ!!」
わたし「本当に申し訳ありません!!応援も要請して何とか終わらせますので。。。。!!」
社長様「さっさとやれよ!聞いてる話と違うぞ!!」
わたし「き、、、聞いてるハナシ?」(この反応で地雷踏んだ)
社長様「おまえなんだその怪訝そうな顔は!!ふざけんな!上の人間呼んで来いゴラぁ!!」

ということで、応援要員とともに深夜1時に上司の役員に電話し、タクシーで現場に入ってもらい謝罪して何とか形を整えた。。。その後も記憶が曖昧になるくらいボッコボコな扱いを受けたのですが、何とか明け方までに営業できる状態にまで作業を終わらせられたのです。。。

学んだよ。
予算はケチっちゃダメだ。
予算がないなら受けちゃダメだ。
技術がないのにできると思っちゃダメだ。
相手の怒りが治まるまでは泣き顔で対応しなきゃダメだ。


このトラブルの渦中、ペアを組んでいたSEに何度も連絡して助けを求めたのだが、「私は知りません」という反応だったな。まぁ今となれば気持ちはわからんでもないが、忘れねぇからな!w


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