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panda_7:後悔しない生き方

 吉田松陰にも学んだ幕末の志士、久坂玄瑞の言葉を紹介します。

自分は意志が弱く、何かことをなすような人間ではない。しかしそこで自分を駄目だと思ってあえて何もしなければ、すなわちできることもできなくなってしまう。一時の平安に身を任せることを日また一日と重ねれば、ついには畳の上で老死するだけである。

久坂玄瑞(1840〜1864)

 名作「その時歴史が動いた」を生徒たちと一緒に視聴しているなかでも出てきた言葉です。久坂玄瑞の生涯を考えると、非常に考えさせられます。たくさんの才能に恵まれながらも、強い志を持ち、最も厳しい道を選び短命に終わった男という印象。25歳で自刃している。そう言えば、高杉晋作も29歳で亡くなっている。

 気づいたら自分は、玄瑞はもちろん、高杉晋作が亡くなった年齢すらも超えてしまった。。。「一時の平安に身を任せることを日また一日と重ねれば、ついには畳の上で老死するだけ」の言葉が重くのしかかるようになってきた。本当はやってみたいことや興味のあることがあっても、自分を駄目だと思ってあえて何もしないでい過ぎたのかもしれない。

世のよし悪しはともかくも、誠の道を踏むがよい、踏むがよい

久坂玄瑞

 この言葉もグッとくる。幕末の志士たちの生き様に触れると、いつも背筋がぴんと伸びる気持ちになる。自分があとで振り返ったときや生徒たち、後輩たちに見られて恥ずかしい、情けないと思わない「誠の道」を歩んで生きていきたい。
 

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