見出し画像

みんなの「START」エピソード 〜スタッフ編〜

こんにちは、リサーチカンファレンス事務局のmihozonoです。

前回の記事では、公募スピーカーの皆さまを発表させていただきました。その後反響も多く、なんとお申し込み数は2000名目前となってきました…!

今回はカンファレンステーマである「START」に沿って、スポンサーやスタッフの皆さんがリサーチを「START」したときのエピソードを集めてみました。ということで、題して「みんなのSTARTエピソード企画」をお届けします!

RESEARCH Conferenceとは?

本題に入る前に、RESEARCH Conference自体のご説明もさせてください。
いよいよ来週末、5/28開催のデザインリサーチやUXリサーチをテーマとした日本発のカンファレンスです🔍登壇者やトークテーマについて、詳しくはぜひ公式サイトを御覧くださいね。

みんなのSTARTエピソード

では、早速スタッフの皆さんのSTARTエピソードを紹介していきます!

ユーザーにピシャリと一蹴されて気づいた!

横山智恵

所属企業
株式会社NTTデータ

リサーチとの関わり方
金融機関のお客様、及び、自社のデジタルサービスの企画・開発の文脈でUXリサーチに取り組んでいます。不定期ですが、自主企画の探索リサーチにも取り組んでいます。

「START」エピソード
元々金融領域のSEでしたが、グループ会社への出向をきっかけにUXデザインに出会いました。 最初のUXデザイン案件は、BCPシステム(自然災害やテロ発生時に関係者間のコミュニケーションをサポートするシステム)のリデザイン。まず最初にUXリサーチとして、当該システムを利用したことがあるユーザーに体験談(不満含む)を聞きました。その際、同席していた開発者が「その機能はここにあるし、マニュアルにも書いてあるよ」的な説明を始めたのです。ところが、「非常事態にそんなこと考えられる訳ないでしょ」とユーザーにピシャリと一蹴されました。私も機能を把握していたので、開発者の気持ち分かる〜と思って一連の様子を見ていたのですが、いかに自分が作り手目線か、そして、ユーザーの声を聞くことがいかに重要であるかを思い知った出来事でした。(大量の機能改善要望よりインパクトのある一言でした)


ユーザビリティテストで頭が真っ白に…

はまや きょうた

所属企業
株式会社grooves

リサーチとの関わり方
事業の課題に対し、ユーザーリサーチを行い方向性を示す立場にいます

「START」エピソード
1番最初のペーパープロトタイピングでユーザビリティテストを行った際、被験者さんがテスト開始早々、404エラーページに到達してテスト終了になりました。頭が真っ白になりました。テストの進行より、テストが早く終る、中断する方を想定厚めにしておくことが大事と身を持って学びました。


インタビューで何が見つかるのか不安…

赤羽太郎

所属企業
株式会社コンセント

リサーチとの関わり方
事業開発、組織開発、サービス体験改善、未来探索、その他でさまざまなリサーチを行っています。

「START」エピソード
工場やビル管理者向けのインターフェースのユーザーインタビューで、何が見つかるのか自分でも不安だったし、インタビュー相手は誰がふさわしいのかも全然わからなかった


まずは仲間同士でリサーチをやってみる

ミヤザキユウ

所属企業
株式会社VITA

リサーチとの関わり方
ボードゲーム制作のためのプロトタイピングとテストプレイをおこないます

「START」エピソード
ボードゲームを初めてつくることにしたとき、同じ段階の仲間がいたことが今思えばラッキーでした。 ゲームデザイナーにとっては、つくったゲームを第三者に実際に遊んで試してもらう「テストプレイ」がリサーチの工程にあたります。ただ、それを依頼・設計するハードルは初めてだと高いのではないでしょうか。 自分はとにかく触ってもらう、一通り動作してもらうことを仲間同士でできる環境から始められたので、疑似的にリサーチの成功体験を積むことができて、その後のリサーチへの前向きさにつながったと思います。 (もちろん、ゲームの改善により効果的なのは利害関係のない第三者に試してもらうことなのですが) なので初めてのリサーチをSTARTするときは、どうしようかと悩む前に、リサーチらしきことを仲間同士でやってみるのもいいかもしれません。


上位下位分析でリサーチの面白さに目覚める

熊谷優介

所属企業
TIS株式会社

リサーチとの関わり方
社内デザイン部のリサーチチームサブリーダー ・社内プロダクトでのリサーチ業務担当(計画立案〜実施)

「START」エピソード
社内プロダクトで上司と一緒にユーザの声を分析したのがスタートで、まだ当時はリサーチが分かっていませんでした。そこからユーザインタビューのスクリプトを元に上位下位関係分析を行い、分析の解釈で独自性が出て面白いと感じました。


野良プロジェクトから正式チームが発足!

野村淳


所属企業
BASE株式会社

リサーチとの関わり方
今年のアタマに社内でUXリサーチチームが出来まして、一応そこでリーダー的な振る舞いをしています。

「START」エピソード
私が社内で定性リサーチ活動を始めたのは2021年からなのですが、当初はデザイナー有志で進行する野良プロジェクトとして始まっていて、メイン業務の傍で時間のやりくりに苦心しつつも、野良プロジェクト特有の気楽さの中でトライしていました。 色々トライした甲斐あり、今では正式にリサーチチームが組まれて、リサーチに注力しやすくなっています。反面、具体的な成果を出すことを意識する機会も増え、それがリサーチ時の思わぬバイアスとなったりもして、活動が組織的になっていくことへの悩みと楽しさを味わっています。


さらなるスキルアップ、専任リサーチャー化…とSTARTは続く

大草真紀

所属企業
株式会社リクルート

リサーチとの関わり方
UXリサーチャーとして関わっています

「START」エピソード
自分自身の経歴を思い返すと、STARTポイントがいくつもあったなあと思います。定性要素を踏まえて仕事をすすめるきっかけになったSTART、リサーチの仕事を意識しだしたSTART、リサーチスキルを上げるため修行をはじめたSTART、専任リサーチャーになろうと動きはじめたSTART…などなど。

最後に

みんなのSTARTエピソード企画、お楽しみいただけたでしょうか?「みんな色んな失敗を経験してるんだな…」「こういった工夫があるのか…!」と知れると、なんだか勇気をもらえますよね!この企画が、他の方の「START」の後押しになれば嬉しいです。

そして、今後はスポンサーの皆さまにお聞きしたSTARTエピソードもご紹介していく予定です!Twitterやこちらのnoteアカウントをぜひフォローして、お見逃し無く🙌

カンファレンス当日のお申込みもまだまだお待ちしております〜!

次回のnoteもお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?