【#1】 1. マーケティング・リサーチとは、そもそも、何なのか?
マーケティング・リサーチという言葉の分解をしてみる
15年近く、マーケティング・リサーチの専門家として仕事をしてきました。
「そもそも、マーケティング・リサーチって、何ですか?」と聞かれるとすると、以下のような分解をして、考えるといいと考えています。
したがって
色んな定義がある中で
用語としての「マーケティング」や「マーケティング・リサーチ」は、色んな人が色んな定義をしているし、それぞれを拝見するに、どれも正しいと思えます。
ただ、自分として、しっくりくるものを作りたくて考えたのが、上の定義です。
簡単に言うと
要は、「この人(たち)が快適だなぁと思うようにしてあげたいけど、そのためには、ここが分からんから、分かると思えるまで努力しよう」という活動が、マーケティング・リサーチだと考えています。
いつ、マーケティング・リサーチをするのか?
当然、「自分(たち)が、どこまで理解しているか」
=
「どこまで自信を持って分かっていると言えるか」によって、「何が分からないか」は変わってきます。
つまり、マーケティングというプロセスにおいて、「あれ、ここ分からないと前に進めなくね?」となった時
=
マーケティングプロセスにおける課題が立ち現れた時に、ソリューション(の1つ)として出てくるのがマーケティング・リサーチということになるわけです。
マーケティング・プロセスの理解が必須
であれば、当然、
「そもそも、マーケティングのプロセスって、どうなっているのか?」
「そして、どういう時に、'あれ、ここ分かってないのでは?'となるのか?」
という疑問が立ち上がってきますね。
次回は、そこから始めたいと思います。