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【ベトナム人採用の実態調査】 ベトナム人技術者の採用前の不安について 約7割が「採用後、不安は払拭された」と回答  「ベトナム人をもっと早く採用すればよかった」との声も

今回は、「ベトナム人採用の実態調査」に関する調査の配信です!

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調査概要

調査概要:ベトナム人採用の実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月5日〜同年8月8日
有効回答:ベトナム人技術者の採用経験者109名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

Q1:ベトナム人の採用理由、「外国人採用に興味があったから」が42.2%で最多

 Q1.あなたのお勤め先が、ベトナム人を採用した背景・理由を教えてください。(複数回答)

・外国人採用に興味があったから:42.2%
・コストを低減していきたいから:41.3%
・日本人の採用できないから:34.9%

・先端技術を扱える人材を欲していたから:33.0%
・サービスを海外展開する予定があったから:28.4%
・その他:1.8%
 ー45歳:海外との提携による労働力の安定確保
・採用していない:14.7%
・わからない/答えられない:0.0%

Q2:ベトナム人採用前の不安、71.6%が「日本語での円滑なコミュニケーションが取れるか」と回答

 Q2.ベトナム人の採用前に、抱えていた不安を教えてください。(複数回答)

・日本語での円滑なコミュニケーションが取れるか:71.6%
・すぐに辞めてしまいそう:40.4%
・求めている技術力があるのか:39.4%

・採用から入社までの時間がかかりそう:35.8%
・共に働くことに苦労しそう:34.9%
・周りの社員との調整が大変そう:26.6%
・その他:0.9%
 ー65歳:雇用管理経費
・特に不安はなかった:2.8%
・わからない/答えられない:5.5%

Q3:他にも「日本の生活になじめるかどうか」や「実際に会ったときの面接と人柄が違うなど」などの不安も

 Q3.Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q2で回答した以外に、ベトナム人の採用前に、抱えていた不安があれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・60歳:日本の生活になじめるかどうか。
・60歳:実際に会ったときの面接と人柄が違うなどが不安。
・65歳:生活・文化習慣のギャップ。
・43歳:他の従業員とのコミュニケーションや仕事全般に対する理解力などの不安。
・57歳:給与比較による早い時期での転職。
・56歳:日本の習慣マナーに対する不安。

Q4:ベトナム人の採用後、約7割が「不安は払しょくされた」と実感

 Q4.Q2で「特に不安はなかった」以外を回答した方にお聞きします。ベトナム人の採用後、不安は払拭されたと思いますか。

・非常にそう思う:27.1%
・ややそう思う:41.0%

・あまりそう思わない:15.0%
・全くそう思わない:9.0%
・わからない/答えられない:8.0%

Q5:ベトナム人採用で感じる効果、「技術以外にも海外の知見が入り、多様な意見が生まれている」が45.9%で最多

 Q5.ベトナム人の採用後、感じているメリットや効果を教えてください。(複数回答)

・技術以外にも海外の知見が入り、多様な意見が生まれている:45.9%
・受け入れ体制が精緻化し、継続的な受け入れ体制ができた:41.3%
・企業のブランディングになっている:38.5%

・想定していたよりも技術力が高い:36.7%
・業務の曖昧さがなくなり採用力が強化された:21.1%
・その他:3.7%
 ー29歳:安い
・わからない/答えられない:14.7%

Q6:他にも「採用の幅が広がった」や「社内の語学力が高まった」などのメリットも

 Q6.Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方にお聞きします。Q5で回答した以外に、ベトナム人の採用後、感じているメリットや効果があれば、自由に教えてください。(自由回答)

<自由回答・一部抜粋>
・60歳:採用の幅が広がった。
・64歳:社内の語学力が高まった。
・38歳:とても真面目で勤勉なところ。
・37歳:仕事の効率がアップした。
・60歳:まじめで技術力がある。
・57歳:グローバル人材採用による多様性を保持することができた。

Q7:約7割から「ベトナム人をもっと早く採用しておけばよかった」と後悔の声も

 Q7.あなたは、ベトナム人をもっと早く採用しておけばよかったと思いますか。

・非常にそう思う:26.5%
・ややそう思う:40.4%

・あまりそう思わない:14.7%
・全くそう思わない:8.3%
・わからない/答えられない:10.1%

Q8:8割以上が、日本人の技術者の採用は難しくなっていくと想定

 Q8.あなたは、今後日本人の技術者の採用は難しくなっていくと思いますか。

・非常にそう思う:34.0%
・ややそう思う:47.7%

・あまりそう思わない:10.1%
・全くそう思わない:1.8%
・わからない/答えられない:6.4%

Q9:「ベトナム人受け入れ体制」があることで、76.2%が「優秀な外国人を継続的に採用していける」と回答

 Q9.「ベトナム人受け入れ体制」があることによって、優秀な外国人を継続的に採用していけると考えていますか。

・非常に考えている:34.0%
・やや考えている:42.2%

・あまり考えていない:12.8%
・全く考えていない:4.6%
・わからない/答えられない:6.4%

まとめ

 今回は、ベトナム人技術者の採用経験者109名を対象に、ベトナム人採用の実態調査を実施しました。

 ベトナム人の採用理由として、「外国人採用に興味があったから」が42.2%で最も多く、次いで「コストを低減していきたいから」が41.3%の結果でした。また、ベトナム人採用前に、抱えていた不安を伺うと、71.6%が「日本語での円滑なコミュニケーションが取れるか」と回答しました。一方で、ベトナム人の採用後には、技術以外にも海外の知見が入り、多様な意見が生まれるなどで「不安は払しょくされた」と実感しており、「ベトナム人をもっと早く採用しておけばよかった」と、心配する必要がなかったと感じていることが分かりました。

 また、今後は日本人の技術者の採用は難しくなっていくと、8割以上の採用担当者が想定しており、「ベトナム人受け入れ体制」があることで、76.2%が「優秀な外国人を継続的に採用していける」と社内の受け入れ体制の整備に取り組む意向があることが明らかに。

 日本におけるエンジニアを含む人材不足が深刻化しており、ダイバーシティ要素を取り入れたいと考える企業も増えたことで、外国人人材に注目が集まりつつあります。文化の違う外国人の採用には不安を抱きやすいですが、実際に採用してみると心配していた点はすぐに解消されたケースが多いようです。成功のカギを握るのは、人材の見極めはもちろんですが、企業における受け入れ体制の構築ではないでしょうか。スムーズな外国人の受け入れが可能になれば、外国人人材採用における手続きのハードルが大幅に下がり、より多くの日本企業において多様性を実現し、人材不足解消に繋がることが期待できます。

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