逃げ出したかったが
年末の魔物を一体やっつけた!!▼
よかった、本当に良かったんだ。あと何体か新年を迎える前に立ちはだかるモンスターはいるが、第一関門は突破した!
……
さて、元々はこんな記事を書きかけていた。タイトルは『逃げ出したい!』だ、この年末の魔物一体目と戦う前に書いていたものだ。途中まで考えてはいたが一刻も早く寝たくて途中放棄したものだ。乗り越えた今となっては無用の長物だが、再現しておこう。
逃げ出したい!!
「男ならば逃げずに戦え」なんて君らは言いたいのであろうが、どうにもならないことだってある。ついていようがいまいが、逃げ出したくなることなんて多々あるのだ。どんなに勇敢な益荒男にだって思わず後ずさりする場面あるだろう
わかりやすく、具体例を出してみようか? 思考実験と言う奴だ。
例えば、君は夜の道を進んでいるとする。街灯が少なく、あたりは真っ暗。目を凝らすとぼんやりと人影が見えてくる。
均整のとれた肉体が寸分の隙もなく迫ってくる。君は近づく、曖昧な輪郭は次第にはっきりとした像を描く。
あれは船木誠勝だ。
“蘇ったサムライ”船木誠勝が前方から迫ってくる。死線に踏み入れば一髪触発、君の命はない。恐怖のあまり君は振り返る。すると、そこに見えるのはもう1体の船木誠勝、これを絶望と言わず何と言う?
……みたいな状況だ。
明日、明後日ともに営業部で1番偉い人がやってくる。めっちゃ怖い人だ。しかも、俺との二人っきりで同行するんだ。同じ車で二人っきり、丸2日のランデヴー!!!!
年末で予算が達成するかしないかで、ピリピリした状態で、めっちゃ偉怖い人とのデート。嫌じゃあ!!!!
何時間も一緒にドライブするが、何を話せばいい? 何をすればいい? 少しでも隙を見せたら助手席からハイブリッドブラスターが飛んでくる。怖い。シヌ!!!
俺の碌でもない仕事っぷりをみられたら絶命必至だ。命はない。しかも2日間だ!!一日目を死ぬ気で乗り切ってもまだ半分!!HPが削れた状態で戦えと!! いやじゃあ!!
船木誠勝よりは強くないが十分怖い!!
みたいのネタを思いついたんだけどね、オチがなかったんだ。
で終わったから、強制的にオチが付いた。
……どうだったかって? 今ここで記事を投稿していることが答えだよ。生き延びたの!!
今文字を打ってるのが俺の亡霊じゃなければね。幻聴かもしれないが、私のことを褒めていたらしい。直接言われてないからわからないけれど、思ったより好印象だったのかもしれない。
「成長してたよ」が皮肉でなければ誉めているとみなしても良いだろう。皮肉でも無回転で受け取る。
俺はケイスケホンダではない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?