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正規品・並行輸入品の違いと価格差のお話


この記事では、
ブランド品関連でよく聞く
正規品・並行輸入品について解説をしています。

この記事で分かること
【無料部分】
・「正規品」と「並行品」の違い
・正規品を購入するメリット、デメリット
・並行品を購入するメリット、デメリット
・正規品・並行品で価格差が大きいブランド
【有料部分】
・買取店が安く査定する並行品とは?
・あまり知られていないムーレーの正規輸入元
・売却することを考えて選ぶポイント
・○○のバッグは並行品を買った方が良い理由

せどりに興味がある人は、
こちらのマガジンも参考にしてみて下さい。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓



そもそも正規品、並行品って??


まず最初に用語の説明をします。

✅正規品(正規輸入品)
・国内正規代理店が輸入をした商品
・国内正規代理店から仕入し、販売される商品
【例】
・ブティックや路面店で販売されている商品
・ブランドの公式サイトで販売されている商品

✅並行品(並行輸入品)
・並行輸入業者が輸入をした商品
・並行輸入業から仕入をし、販売されている商品
【例】
・通販で国内定価より安く販売されている商品
・並行輸入品を扱うショップが販売している商品

並行輸入品の説明については、
こちらで詳しく説明されています。
(参照元:X-SELL)

「並行品って怪しい...」と感じる人もいますが、
商品自体は正規品と全く同じ、
違うのは、
国内までの輸入ルートと販売価格。


しかし、
並行輸入品と謳ってコピー品を販売する業者もいるので、
「並行品=悪、怪しい」というイメージが付いてしまったようです。


身近な正規輸入品の例

✅ルイ・ヴィトンのバッグ
新しいバッグが欲しくなったので、
ルイ・ヴィトンの銀座店でバッグを購入した
【解説】
ルイ・ヴィトンの直営ブティックで販売されている商品は全て正規輸入代理店(日本法人)
ルイ・ヴィトン・ジャパン(株)が輸入した正規輸入品

✅モンクレールのダウンブルゾン
寒さが本格的になる前に、
トゥモローランドでモンクレールのダウンを購入
品質表示には「株式会社モンクレールジャパン」と記載されていた
【解説】
トゥモローランドで販売されているモンクレールは正規輸入代理店(日本法人)
(株)モンクレールジャパンが輸入した正規輸入品

日本国内で流通しているメジャーなブランドは、
ほとんど正規輸入代理店(or日本法人)があります。

上の事例のように正規輸入品には、

・正規輸入元が販売している商品
・正規輸入元から仕入れて販売されている商品

の2種類が存在します。


身近な並行輸入品の例


身近な並行輸入品にはどのようなものがあるか
お伝えしていきます。

✅ヴァレクストラの財布
薄い財布を探していたところamazonで
ヴァレクストラのマネークリップを見つけた
国内定価より2割程安く販売されていた
【解説】
全てではないが、
国内定価より安く販売≒正規輸入ではない安い仕入ができるということなので並行輸入品と言える

✅グッチのバッグ
心斎橋にあるインポートブランドショップで、
新品のグッチの新作バッグを見つけた
国内定価より少し安い価格で販売されていた
【解説】
国内定価より1~2割程安く販売しているので
並行輸入品と言える

インポートブランドは、
国内販売価格を厳格に定めています。
そんなブランド品を定価より安く販売できる理由は、
国内正規輸入元を介さずに直接輸入している商品だからと言えます。

並行輸入品は、
並行輸入品を扱う輸入会社から仕入をしたり、
現地にルートを持っている会社が直接買い付けをしている場合があります。

現地から直接輸入の場合は本国買い付けとか直輸入品と表現することも。


正規品のメリット・デメリット


次に正規品を購入するメリットとデメリットを
お伝えしていきます。

✅メリット
・紙袋や専用の包装紙などで梱包される
・ブティックの独自のサービスが受けられる
・上客になれば何かしらのメリットがある
・売却する際に「正規品」と謳える
 ※ブランド・アイテムによる

✅デメリット
・売却する際、購入額と売却額に開きがでやすい
 ≒リセールバリューが低い
・並行品が大幅に安く販売されている場合もある
 ※ブランド・アイテムによる


並行品のメリット・デメリット


次に並行品を購入するメリットとデメリットを
お伝えしていきます。

✅メリット
・国内定価に比べて安く購入できる
・メルカリ等で売却する際国内定価を記載できる
・正規品を購入するよりも売却する際の
 リセールバリューは高くなる

✅デメリット
・正規品に付く箱や布袋がつかないことがある
 ※ブランド・アイテムによる
・メルカリ等で売却する際「正規品」と謳えない
 ※ブランド・アイテムによる


正規品・並行品で価格差が大きいブランド


次に正規輸入品の国内定価と比べて、
並行品の販売価格が安いブランドをご紹介していきます。

せどりでの利益やリセールバリューを気にせず、
「安く購入したい!」という人には参考になると思います。


1.MONCLER(モンクレール)

アウターの定番ブランドですね。
価格差を定番モデルのMAYA(マヤ)で比較してみます。


正規品:¥170,500-



並行品:¥140,500-
価格差:¥30,000-(約17%安い)



2.MooRER(ムーレー)

同じくアウターブランドですが、
アダルト&ラグジュアリーな雰囲気。
(個人の感想です...)

定番のBARBIERI-WK1(バルビエリ)で比較してみます。


正規品:¥253,000-



並行品:¥200,000-
価格差:¥53,000-(約20%安い)



3.Valextra(ヴァレクストラ)


上質なレザーで人気があるブランドです。
定番のマネークリップで比較してみましょう。


正規品:¥58,000-



並行品:¥32,900-
価格差:¥25,100-(約43%安い)



4.LOEWE(ロエベ)

デザインナーが変わって人気が復活したロエベ。
バッグや財布が人気ですが、
定番バッグのパズルミニで比較してみましょう。
 ※同型のシーズン違い(色・素材)での比較です


正規品:¥224,400-



並行品:¥182,100-
価格差:42,300-(約18%安い)



5.MARNI(マルニ)

お洒落な女性に人気があるマルニ。
最近のバッグ、MUSEOで比較してみます。


正規品:¥106,700-



並行品:¥75,000-
価格差:¥31,700-(約29%安い)

ブランド・アイテムによりますが、
正規品と比べて1~4割程安く販売されてます。


正規品と並行品、売却を考えるとどっち?


定価の高いインポートブランドの商品を購入し、
売るときに思ったより安かった...
という経験をしたことありませんか?

ここでからは、
売るときのことを考えて、
正規品か並行品どちらを買うべきか?
見極めをお伝えします。

※「どちらが得か、損か」という表現になので
 有料記事にしています。

※バッグ、財布、アパレルに関する情報です

※買取店で売却する場合、
 メルカリ等で売却する場合など、

 いろんなケースの説明をしています

※リセールバリューという視点からの情報です

※正規店や並行品など、
 特定の購入方法を推奨するものではありません


正規品・並行品の損得情報はこちら!
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