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ドリス・ヴァン・ノッテンのラストショー
2025SSのショーをラストにして偉大なデザイナーが引退しました。
アントワープシックスの一人に数えられるドリス・ヴァン・ノッテンです。
自分はそれほど彼の作るファッションに触れてこなかったので詳しく語れるほどの知識はありませんが、ファッションに興味を持って海外のショーの雑誌を見漁っていた時から常に第一線で活躍してきたデザイナーです。
それほど触れてこなかったとは言ったものの、毎シーズン新作はチェックしていたし、もう15年ぐらい前ですが、めっちゃ気に入ったシーズンがあってその時にボーナスをほとんどつぎ込んでシャツとパンツ買ったこともあります。
僕が彼のファッションに持っている印象を言葉にすると『ほどよい色気を含んだリラックスムードのファッション』という感じです。
この『ほどよい色気』という印象が間違いじゃないなぁと感じたのは、もうけっこう前の話になりますが、デザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテンの活動を一本のドキュメンタリー映画にまとめた作品を見たことがあります。
この映画は彼の活動に密着、かどうかは分かりませんがアトリエから自宅、ショーの裏側まで撮影した映像を本人のインタビューを交えながら編集したものでした。
作品の中で映し出されていたその穏やかな人柄と静かで平穏な自宅での生活が印象に残っています。
この作品を見て彼の作るファッションはまるでほとんど彼そのものなんだと思った事を覚えています。
最後のショーは音楽とフィナーレの部分だけでも最高にハッピーなもので、見終わった後に何とも言えない幸せな気持ちになりました。
まだここで見れると思うので是非、見て下さい。
僕はこれを『最後だろうがファッションは楽しくハッピーなもの。そしてそれはこれからも続くんだよ』っていう彼からのメッセージなんだと受け止めています。
楽しむこと。
改めてそれを教わった気がしました。
もちろん無理せず。
でも妥協せず。
何事も本気でやらないと楽しくないですからね。
それではまた!
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