え！？今から！？

東京は先週あたりからぐっと気温が上がって夏が始まったばかりなのにすでに灼熱です。日中に仕事で客先に行ったりすると電車に乗ったり地下を歩いたりして出来るだけ地上を歩かないようにしているけど向こうに着く頃には汗だくです。

いきなり汗だくのおっさんに来られても先方もあまりいい気はしないと思うので自分はだいたい10〜15分前には現地に着いてクールダウンする時間をとるようにしています。クールダウンして汗が引いたら汗拭きシートでささっとふいてから到着連絡を入れるようにすると先方と会う時には多少はすっきりしているはずなので。

まぁTシャツはびちゃびちゃなんですけどね。

関東は梅雨も明けたし夏本番です。

自分は夏は好きですが暑さには強くないのでほどほどな気温でお願いしたいものです。昨年同様、灼熱の夏になりそうですけど。体調を崩さないように気をつけつつ、最高に気持ちがいいこの時期ならではの波乗りに励もうと思います。

俺、アーティストになるねん

・・・って友人知人に宣言し出してから早くも1ヶ月が経ちました。今までは誰にも言ったことがなかったけどアーティスト活動を始めてからは会う人には積極的に話すようにしています。付き合いの長い人は自分がそんなタイプの人間だと分かっているので総じて応援してくれるような感じです。

でも中には知り合ってからそんなに込み入った話をしたことが無い人もいて、そういう人にはだいたい『今何歳やったっけ？』『今から！？』っていう反応を頂きます。そりゃそうだと思います。40も後半になった人間が今までの仕事を辞めて転職するでもなくいきなりアーティストになるって言い出すとか普通に考えるととんでも無い話ですから。

ネットには『挑戦に年齢は関係無い！』とか『自分らしく生きよう！』とか『人生一回なんだからやりたいことをやろう！』みたいなポジティブな話が溢れています。こういう話は自分もちろんその通りだと思っていますし、共感しています。でもこれらの言葉には責任がありません。発信した人もその人がどうなろうが無関係で、結果がどうだったとかなんて気にもしていないでしょう。

でもそれが友人知人などの自分に近い関係性の人となるとそんな無責任な話の仕方はなかなかできません。やっぱりちゃんと考えてくれます。その上で色々と話をしてくれるわけですが、中でも一番多かったのがやっぱり年齢の話。

自分のこの状況を客観的に見たら『そんな歳ですごいなー』って思うでしょう。でも同時に『ようやるわ』『流石に無理やろ』とも思います。どんな事でも挑戦するのは若い方がいいのは事実だし、若いというのはそれだけで価値のある事です。（若い人たちはこれを本当に自覚した方がいいと思いますよ！中年からのアドバイスです。余計なお世話かも知らんけどww）でも自分は年齢は40後半、50手前ですが、僕の今後の人生においては当然、今が一番若い。だから5年後、10年後の自分よりも今の自分はアドバンテージがある。だったらそのアドバンテージを活かしたいと思う。

今までせっせと真面目に仕事をしてきた甲斐があって、会社を辞めてもアーティストとして芽が出なくても活動を継続していけそうな環境が作れました。当然いきなりアーティスト活動一本で生きていくのは無理なのでいくつかの仕事をこなしながらの活動になりますが、会社勤めをしていた時から比べるとはるかに多くの時間が使えます。

『気は熟した！』『状況は整った！』っていうのが今の自分です。

今まで準備してきたブランドのことも並行してやっているんですが、始める前はここに不安がありました。でも実際にやってみると使う頭が全然違うし、やることも全然違うのでブランドの仕事をやって、その休憩にアーティスト活動をするっていうめっちゃいいルーティンになっています。
どちらもずっと集中して考えないとダメなわけでは無いですし、考えた結果を手を動かして作っていく時っていうのは緊張感はあるし、集中力も必要ですが目の前で結果が出てくるので楽しい気持ちが圧倒的に勝つ。

ぼちぼちと作品の試作も出来上がってきていて、今のところだとクオリティは100点満点中50点って感じです。まだまだ改善しないといけません。

その改善行程もやればやるだけ目に見えてクオリティは上がってますのでそれもまた楽しい作業です。

それともう一つ、自分的には嬉しいことがありました。

それは自分の父親がこのアーティスト活動を始めたことをめっちゃ喜んでくれていること。

小さい頃からずっと絵を描いていて、将来は漫画家になるとか画家になるとかって話を幼稚園ぐらいから言っていた自分がようやく、本当にようやくそれに向かって動いていることが嬉しいみたいです。

色々なタイミングがあって今になってしまいましたけどチャレンジしてよかったと思っています。少なくても今のところは。

頑張ります。

それではまた！