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「あ」は甘えさせる、うーんと。そしてママだって甘えたい。

おいしょっと。こんにちは^ ^


「そんなに甘やかして」

わたしっていけない母親なんだな、って思ってしまう
言われたくない言葉第一位

泣いたら抱っこ
泣いたらすぐにおっぱい

すこし大きくなって離乳食
食べたくないものは無理に食べなくてもいいよ

ハイハイをするようになって
お部屋を探検するようになった
ティッシュの箱から無限に出るティッシュが面白いよね
お手玉を上手に投げられるようになったね
猫ちゃんのご飯や水に手を突っ込むのも楽しい

「そんなに甘やかして」

ちがう。わかってほしい。


「甘やかす」と「甘えさせる」のちがい

「甘やかし」・・・親の【愛】 < 【モノ】 YouTube  TV  お菓子 
「甘えさせる」・・・子供の要求に無条件 すべてを受け入れる

子どもってどこまで甘えさせればいいの/山崎雅保

わたしが欲しかった答えがここにあって
この基準を心に置いておくことで
不安にならなくなった

誰かにわかってもらうのは難しいけれど
わたしが母親として迷わなければいい

知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は恐れない

論語/孔子

娘が2歳の頃の手帳の最後にこれが書いてあった

「賢い人は迷わずに判断でき、心がしっかりしている人は心配をしない」

そんな母になろうとしていたらしい、なんか渋いな


だからもし今

0〜4歳くらいのお子様を育てている方で
「甘やかしてはいけない」「しつけが大事だわ」
と頭によぎってしまう方で
さらにはそれが

子どものため

ではなく 「いい母親でいなければ」と思ってしまう方がいたら

「甘えさせる」・・・子どもの要求に無条件 すべてを受け入れる

つまりは 愛

これを軸にして迷わず子育てをしてほしいなと思います(キラリン★)




いや、待て!待つのだ、
真っ直ぐな瞳で見つめないで
綺麗事すぎる、そんな完璧な人間はおらん、やめい


絶対の大前提に
子育てに「これのときはこれ」という答えってなくて

子どもの要求にその場では応えられずに
「これを観ていてね」
(ハイ、スマホでYouTube)
泣いていたら
「お菓子食べる?」
(とにかく気分を変えてあげなくっちゃ)

あるある あるある あるあるすぎる


イヤイヤ期真っ只中で買い物なんか付き合っちゃくれなくて
だけど冷蔵庫は空っぽだから近くのスーパーに行くわけですが
まぁ2歳の子どもからしたら退屈でしょうがなくて
黙ってカートになんか座っててくれない…
「イヤイヤ!かえりたい!」「わーん」(こんな可愛いもんじゃないか)

絶対やりたくないって思っていた
スマホでYouTube
でももうしょうがない
買い物ができない
周りの目が気になってしょうがない

“YouTubeを観させている母親”
そう思われることも嫌でしょうがないけれど

もうこれしかない

セルフレジを最速のスピードで突破し
逃げるようにスーパーを出たかったとき

「たいへんよね〜、子どもと買い物って^^
でも便利な世の中よね〜」

とわたしの母親くらいの方が話しかけてくれて

罪悪感丸出しのわたしは
上手く笑顔がつくれなくて。

この人はすべてをわかっているんだなって

涙がツーッと頬を伝って。

笑顔で「ホンット、ありがたいですよね!」って言えたあの日

答えのない愛に包まれる感覚を覚えたのです


わたしだって「甘えさせてもらっていい」
(わたしの要求に無条件 すべて受け入れてもらう)

誰に?世間に!!!

周りの目が気になるなら
そんなときもあっていい
母親だって人間だから

そして

わたしがわたし自身を大事にできれば

同じように

子どもを
「甘えさせる」・・・子どもの要求に無条件 すべてを受け入れる

できる。

心の余裕が生まれるから。

わたしはあのとき
「便利な世の中よね〜」と言いながら
“YouTubeを観させている母親”である自分をすべて受け止めてもらった店員さんに愛をもらって

愛をもらう側になれて

安心して

また愛を与える側になろうって思えたから

自分のこともちゃんと
「甘えさせて」あげてほしい

ちゃんとした母親でいなきゃって思う前に
母親だって人間なんだから

しょうがないときはある
(きっと既に経験済みの方だらけだとは百も承知!)

とは言いつつも

なるべくは

「甘えさせる」・・・子どもの要求に無条件 すべてを受け入れる

こうやって子育てをしていきたい

とすると、、、必要になってくるのが

時間の余裕 と お金の余裕

家でも外でも飽きるまで遊ばせてあげるために
・「テレビ観たい」タイムを家事に有効活用したいけど今思うと一緒に楽しんでたなぁ(そばにいないと寂しがるから)
・「お昼寝」タイムを家事に有効活用したいけど…一緒にZZZ
・夜ご飯の支度は子どもと一緒に遊び感覚でしちゃう(15時くらいからリビングにて切ったり混ぜたりのんびりとやっていたような幸せな記憶)
・家事は完璧を求めないことを旦那に宣言←これ大事

あとは


子どもが遊ぶ画用紙やセロハンテープ、のりなどは切らさない
急な買い物はないようにストックを切らさない
食べたいものが家にあるようにする
買い物先でガチャガチャの前は通らないようなルートどり
お菓子コーナーもできればスルー
しかし「おかしがほしい」となったらば「ママも!」と笑顔でお菓子選び
おもちゃ屋さんにも近づかない
「おもちゃがほしい」と言った日は家族全員でワクワクしながら「おもちゃ屋さんへ」
雨の日の散歩も喜んで装備を整えて出かける

などなど
とにかく

こちら(大人側)の想像力で先回りをすることが大事


そして



「ほしい」は全力で肯定してあげて、一緒に楽しむことが大事



ここで親が嫌な顔をするとか
「じゃあ一個だけだよ」とか「その代わりに片付けをしよう」とか
条件をつけてしまうのも逆効果

「甘えさせる」・・・子どもの要求に無条件 すべてを受け入れる

「無条件」「すべてを受け入れる」だからです

お菓子がどうとか、おもちゃがどうとかそのモノ自体ではなくて

子どもの心が満たされるかどうか



そしてこれって小さい頃の方が欲しいものが安いので
(30円〜40円の駄菓子とか、おもちゃも300円〜500円くらいで!) 
先行投資のつもりで気が済むまで買ってあげたほうが後々の財布には優しいなぁと腹をくくったのです

5歳くらいになると数字に興味をもったり
周りの子の影響だったりで
「150円で買えるものにしようか」と言うと大ハリキリ
(物価高になったら金額設定が変わるなぁ)

経験値からなんとなく「これは誕生日プレゼントっぽい大きさ(値段)のおもちゃだな」と分かるようになりますし。



時を戻して

まだ1歳くらいの我が子がティッシュ箱からティッシュを大量に出すのは「勿体無い」と嫌がるわたしの母親が
「おもちゃを買ってあげたい」と言ったのです

「ティッシュで遊ばせてあげる方が安上がりだし、本人がしたいことよ?」
とわたしは言ったけれど、母は面白くなさそうな顔をしていたような苦い記憶。


おもちゃという【モノ】を買ってあげたい
子どもの要求とは関係なく


こういうズレってきっとたくさんあるんじゃないかなって。

わたしの母に悪気はない
ティッシュは遊ぶものではないから、日用品だものね
なくなったら薬局に買いに行かないといけないし
可愛い孫に流行りのおもちゃでも買ってあげたい優しいばあばなんだ

だけど

ティッシュで遊んじゃダメだよって言われて
ちがうおもちゃを与えられたむすめは

「甘えさせる」・・・子どもの要求に無条件 すべてを受け入れる

これはしてもらえなかった経験をすることになる

こういうズレをなくしたい

喜ぶだろうと思ってディズニーランドに連れて行ったけど子どもは本当は家でゆっくり過ごしたかったから疲れちゃってグズグズだったとか
別の育児書でも読んだんだった


子どもの要求に本当に向き合えていますか?

大人の都合を押し付ていませんか?  って。

だから

「甘やかす」 と 「甘えさせる」のちがい

ママだけじゃない、ママに関わるすべての人が知ってほしい。

この文章が誰かの印籠代わりになればいいな。

「これが目に入らぬかあああ」(どどーん!)

今日もありがとうございました
みなさまに幸あれ。

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