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身震いするほどの強烈な体験が成功の近道になる?

この記事では、ビジネス書や経営者が言っている意味を深堀して私なりの
解釈を書いていきたいと思っています。


前回の記事で考え方=マインドセットが重要という話をしましたが、
今日は、「考え方の元になる価値観の話」を私なりの考えで書いていきます。


考え方の元は価値観

考え方=マインドセットが重要と前回の記事でお伝えしましたが、
人って同じ物を見て同じ事をしていても受け取り方や感じ方、
考える事が真逆になったりしますよね?

では人間の考え方の元になっている物っていったい何なのか?

それはズバリ「価値観」です。

価値観って言葉は知っていますが、まず「価値」の説明をしてと言われて
明確に出来る人は少ないんじゃないでしょうか?

ChatGPTで調べたら下記のような説明でした。

  • その事物がどのくらい役に立つかの度合い

  • 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの

  • 哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認されるべき絶対性をもった性質

  • あるものを他のものよりも上位に位置づける理由となる性質

  • 人間の肉体的、精神的欲求を満たす性質

  • 真・善・美・愛あるいは仁など人間社会の存続にとってプラスの普遍性をもつと考えられる概念の総称

なんとなくわかったようなわかんないような答えでした。

辞書では下記です。

かち【価値】

どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。

辞書の方がわかりやすいです。

私が考える「価値」とは人それぞれの判断の基準になっている物 です。
簡単に言うと 好き/嫌い 楽しい/楽しくない おいしい/おいしくない という感覚的な事を判断している物 です。

例えば、魚の鯖(さば)が大好きです。
しかし、鯛(たい)や鯵(あじ)等の海釣りに行くと何を釣りに行っても
サバが釣れてしまいます。
生息域が海面の上の方で光る物にすぐに飛びつく修正があるので、生息域が海底の方の魚を釣りに行っても餌が下に行く前にサバが食いついてしまうので海釣りをする人はサバの事を「外道(げどう)」と呼んでみんな嫌がります。
そして良く釣れるのでほとんどの方が要らないと言ってリリース(逃がす)するので、私が貰っています。

私の中の価値観では、サバが釣れて嬉しいになるのですが、友達の価値観では迷惑な魚 という価値観になります。

これをビジネスシーンに例えると「頑張って結果を出しましょう!」と言われても人によって価値観が違うので考え方が大きく変わってしまいます。

Aさんは「頑張って」というキーワードに強く反応してしまい、
頑張る=大変な思いをしながらやる という価値観を持っていると簡単に出来る事は頑張っている事にならないのであえて大変なやり方を選んだりします。

Bさんは「結果を出しましょう!」というキーワードに強く反応するので、
やり方はどうでも良くて結果が出やすい行動をとります。

AさんとBさんどちらが早く成功すると思いますか?

多くの方がBさんの「結果」の部分を考えた方が早く成功すると思うのではないでしょうか?
※この質問でも価値観は人それぞれなのでAさんを選ぶ人もいます。

以前にもどこかの記事で書いた「ビジネス塾で同じ事を同じように言われて勉強していても上手くいくひと いかない人 がいる」という事の根本の原因は「価値観」の違いから起こります。

結果を出せない方やノウハウコレクターの方はこの「価値観」がビジネスをする上では良くないという事です。


価値観は変えられるの?

では価値観は変えられるのか?という疑問が出て来ます。
答えは価値観を変えるのは非常に難しい!です。

価値観が変わる時が2つだけあると言われています。

  • 死や生に触れた時

  • とても強烈な体験をした時

この2つだけしか価値観は変わらないそうです。

まず、死や生に触れる時とはどのような時かというと、みなさんに身近な事でいうと「自分に関係の近い人が死んだとき(親、兄弟、子供、友達等々)」や「子供が生まれた時」です。
※死生観が変わるなんて言ったりします。

もう1つのとても強烈な体験をした時とはどうような時かというと、
「メンターにあった時やとてもタイプの異性とあった時や感動する映画を観た時や友達に言われた何気ない一言が胸に刺さった時、名画を観た時、良書を読んだ時等」簡単に言うと「感情が大きく動いた時」です。

私もこれまでに価値観が変わった事が何度もあります。
父親が死んだときにもう自分を守ってくれる人が居なくなった怖さと
末っ子とはいえ長男なので実母と姉2人に何かあったら「自分が責任を持って面倒を見なければいけない!」と思って肩がズッシリと重くなったのを感じました。

妻と結婚した時も「自分が幸せにしなければ」と身が引き締まったのを覚えています。

子供が出来たと言われた時もとにかく嬉しかったですが、生まれて初めて子供を抱いた時に嬉しさと共にちゃんと育てないという責任や無事に何事も無く大人になるまで育てられるかという不安等が入り混じった複雑な気持ちになったのを覚えています。

ガテン系の仕事で1t近くあるコンクリートの塊が足に落ちて小指を複雑骨折した時も1歩間違えたら死んでたかも?と思って急に怖くなって身体を使う仕事では無く頭を使う仕事に変えようと40歳の時に肉体労働者から経営者に一気にシフトチェンジした時も「自分が死んだら今の幸せな家庭が崩壊する」と身震いするほど怖くなったのを鮮明に覚えています。

経営者コミュニティでも起業のきっかけを聞くと、とても大きな感情を揺さぶられる事があって起業した人が多いです。

もちろん全ての人がそうだという事は無いのでご安心ください。
ただ、価値観が変わるほど、「大きく感情を動かした人」の方が成功しやすいという事実も忘れないようにしてください。

「身震いするほど成功したい!」「喉から手が出るほど成功したい!」という体験が出来ると成功が早まると思います。

価値観が変わる時に「とても強烈な体験をした時」の例えの中で
良書を読んだ時」と書きましたが、私の記事があなたにとっての良書になってくれたら価値観が変わるほど私は嬉しくなると思います。


ちょっとでも私の書いた事が使えそう!と思っていただけたら、「スキ」&&「フォロー」してもらえると今後の記事を書く励みになりますのでよろしくお願いいたしますm(__)m

あと、「こんな時どうする?」「これについて記事書いて!」「これを知りたい」等々あれば「コメント」くださいね。


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