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【就職活動】~世界一の企業に受かった23卒大学生が書く就活のすゝめ~#02

こんにちは!YUTORICITYのReonです!
月日が流れるのは、恐ろしく早いですね。もう8月が終わってしまいます。
私は今からちょうど1年前くらいから就職活動の準備を進めていました。
前回、ご紹介した【自己分析】を進め、次のフェーズを考えている就活生の皆さん!今回の記事では、行きたい企業のどのような点に注目すれば良いかを徹底解説します!

この記事はこんな人におススメ!
・就職活動で失敗したくない人
・就職活動を何から始めていいか分からない人
・伸びている企業や成功者の秘訣が知りたい人
・1年後に後悔したくない人

就職活動に正解はありませんが、不正解はあります。その不正解とは自分自身で妥協し、なりたい自分になる努力を怠ることです。
【後悔先に立たず】という言葉の通り、この記事から1年後の満足して就職活動を終えている自分のためにスタートダッシュを切りましょう!

山を知らぬ狩人に罠は張れない

就職活動を進める上で、自己分析を終えたら次にやるべき事としておススメするのは【企業・業界分析】です。なぜこの過程が必要かを順を追って説明していきます。
まず前提として、現代社会はインターネットによって全ての職業や業種の壁は溶け、常に相互的な作用をし合っています。例えば、スシローのような大手飲食チェーン店は、今までテレビCMなど費用のかかる大型広告によって多くの人に認知されていました。その認知の高さこそ、チェーン店の強みです。そのため、町の知る人ぞ知る寿司屋さんはスシローと値段や品質などで差別化を図る必要がありました。しかし、現代では、インターネット・SNSの普及によって道路に大きな看板を設置する必要も、莫大な費用をかけてテレビCMを打たなくても集客する事が可能です。なぜなら現代人は道で広告を見るよりも、テレビを見るよりも、スマホを見る様になったからです。
町の知る人ぞ知るお寿司屋さんは、ある日インフルエンサーに紹介されたり、自分たちで発信することで新しい集客が可能です。そのため、今まで寿司の技術を磨く事に従事していたお寿司屋さんはSNSを知る事でチャンスが生まれます。このように、今までインターネットの参入が遅れていた業界や企業が新しい発展をする事も考慮して上で【企業・業界分析】を進めていかなければなりません。
お寿司屋さんの例ならば、
・このお寿司屋さんは10年後も支持されるだろうか
・寿司を握る技術はAIで代替可能か否か
・このお店の既存客がこのお店を選ぶ理由はこれからも適用されるか
など既存の考えに囚われずに、視野を広げて企業・業界分析を行いましょう。1つの企業を調べたら、その職は他の職とのコラボレーションはどのような事が考えられるかなどの可能性を探ります。
山を知り、自分の罠を熟知し、その山の天気など変わりゆく事象を考慮している狩人こそ有効的な罠を張ることが出来るます。同様に、企業・業界を分析し、己を知る(自己分析をする)ことを怠らず、その業界の未来をデータを基に考えることで、業界の構造や特性が見えてきます。そこから導き出された答えこそ人事が求める以上の企業・業界分析の答えとなるでしょう。

成長者の朝を知ろう

さて、企業・業界分析において様々な企業の未来をテクノロジーの進化など時代の流れを考慮した上で行うべきだと説かせて頂きました。
では、具体的に企業のどこに注目すればよいのでしょうか。私の事例を基にご説明致します。
(まだご覧になられていない方はこの記事です↓)

私が内定を頂いた、ルイ・ヴィトンという企業は、1854年に創業し、そこから現代まで100年以上の歴史が続く大企業です。しかし、そんな大企業も創業当初の葛藤や世間から認知され、評価を高める要因が歴史のどこかに必ず存在します。
例えば、ルイ・ヴィトンにおいては創始者のルイ・ヴィトン氏が作る革製品の鞄のクオリティの高さ故、世界から評価を受けました。その商品が創業から15年ほど経ち、スペイン国王などヨーロッパの貴族たちから重宝され、世間からも大きな支持を得ました。
この史実で重要なポイントは、
①ルイ・ヴィトンの製品はなぜ貴族たちにウケたか
②この企業の成功メカニズムは現代にも適用できないか
と考える事です。
1つ目のポイントは、貴族たちは市民たちよりも高級な洋という服やアクセサリーを身にまとっています。そのアイテムを旅行や出かける時に入れる入れ物は安いボロボロの鞄ではなく、高級で安心感のある鞄が欲しいという心理が働きます。例えば、かっこいい文房具を買ったら、かっこいい筆箱が欲しくなる、高いパソコンを買ったらそのケースやバックもそれに見合った物にしたくなる心理と同じです。この消費者心理を理解したマーケティングこそ、ルイヴィトンが王朝から重宝され、一般消費者からも支持を得た重要な訴求点です。
2つ目のポイントは成功した企業のメカニズムは現代でも応用出来ているのかを考えます。上記の様な消費者心理の核心を突いたことで成功したルイヴィトンは市民たちのなかでも認知度を高めました。しかし、ルイヴィトンの製品は値下げをしませんでした。一見、この世間からの認知度が高まったタイミングで値下げを行い、多くの人が手に取りやすい価格設定にする事で利益が出ると考えてしまいがちです。しかし、ルイヴィトンはそれを行いませんでした。なぜでしょう…
その答えは、商品の認知度を高め一部の富裕層しか買えない商品であるというブランディングを確立させるためです。簡単に言うと、
『ルイヴィトンって貴族の人持ってて、かっこいいなぁ…
 羨ましいけど簡単に買えない。お金を貯めて買うぞー!』
と一般消費者に思わせることが重要なのです。こうする事で

・既にルイヴィトン製品を持つ貴族は優越感を感じる
・一般市民はルイヴィトンへの憧れを抱く=ブランド価値が高まる
・一般市民は努力して高額な製品を買うので商品への満足度が高まる
・消費者はその製品を手に入れる事で成功者への仲間入りをした!と感じ
自己肯定感が高まる

このサイクルこそ成功の秘訣であり、現代でもそのサイクルは続いています。
つまり、成功した人・企業の朝とは成功した要因の事です。夜から朝に変わった瞬間に何が起きたか、それを詳しく知り、成功者ならば自分にも応用できないか、企業ならばそのメカニズムはこの先も適用できるかという再現性を考えることが企業・業界分析の最重要ポイントです。
ちなみに成功者は朝の時間使い方から意識が高いのもポイントですね
ぜひ皆さん!真似をしてみましょう!
(朝11時に起きる大学4年生より)

キャンバスの色は中々変えられない

そして、企業・業界分析において必ず念頭に置いて欲しいことがあります。
それは、企業の色を見ることです。これは、吉野家=オレンジ!なんて単純なものではありません(笑)
企業の色とは、創始者や企業理念に基づいて月日をかけて徐々に出来上がっていった特色のことです。歴史のある大企業には必ずその特色があり、企業スピリッツが存在します。その企業スピリッツは中々変わることはないからこそ、その理解を深めることがとても重要です。

例えば、あなたが油絵を書くとします。
その時、キャンバスの色が元から真っ白ならば好きな色で描くことが出来るでしょう。しかし、元のキャンバスが赤色だったら?そう、使える色は限定されていきます。このように入社する前から、社風という名のキャンバスの色はある程度決められています。だからこそ、就職活動において門を叩く企業を選ぶ際に、自分の好みであり、自分と言う色と相性の良い企業を選ぶべきです。これがもし自分の肌に合わないのであれば、キャンバスが真っ白な【起業】やかなり薄い色の【ベンチャー企業】という選択が合っているかもしれんません。
この特性は日本の自動車産業やGAFAの様な大企業を例に考えると分かりやすいと思います。試しに、「トヨタとホンダの違い」や「Facebook」のスタートなど調べてみると面白いですよ!企業の特色を知る第一歩を始めてみましょう!

まとめ

いかかでしたでしょうか。就職活動において企業・業界分析は事前準備段階です。そこからどんなアピールをするかは自分次第です。そのアピールは己を知り尽くし、行きたい企業の分析を行った上で発することで重みと説得力を増すことができます。
今回かここまで!
これからも、就職活動に関する記事を連載していくので、見逃さないように
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それでは!

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