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#0 属性が先か私が先か。

急に。"私の人生を忘れたくない。"と思った。
別に運命が巡ってきて記憶が抜け落わけでもないし先行きに不安があるわけでもない。
ただ、思ったのだ。私はいつ私になったのか。私とは何なのか。私はどう人生を生きてきたのか。

初めに伝えておくと私はだいぶ捻くれている。
私はどのカテゴリーにも属したくない。
周りがなんと言おうと私は私だからだ。
そう言い聞かせている。
ただ何かに属する事からは逃れられないのもまた事実で。普段属しているカテゴリー、属性とも言えるそれを利用してすらいる。
ジレンマの日々である。

私は属性で自分を判断されたくないとずっと昔から思っていた。それは簡単な話だと性別であったり身長や顔をはじめとする周りから見た"ワタシ"のこと。
学校では真面目で、滅多に怒らず成績は普通。裕福な家に育ち、何も苦労なんてしたことなさそう。
仕事では努力家で小手先がうまく丁寧に接する。器用だからだよ。とよく人は言う。

でもそれは周りから見た"ワタシ"であってそれが私の全てではない。氷山の一角、大木の一枚の葉。私はそんなものではない。良くも悪くも。

私は属性的には男だ。けど本当のところは分からない。カテゴライズするなら大枠でLGBT。ただ女の子になりたいわけではない。かと言って男のままでも不満だ。自分で子供を産みたい。今のこの属性で幸せにできるかは別として。
本当は親とも仲良くしたいし普通の家庭を経験してみたかった。けれど残念ながら毒親のもと育ったという属性もある。

セロリが嫌いで、ラザニアが好き。黒を好み夜空を眺めるのが好き。それも私から言ってしまえば属性かも知れない。

なんで自分で産みたいかはいずれ話すとして、今日は自分の備忘録的なものを描き始めるにあたり最初の一言目に、私の属性について少し話をした。

私は東京に住む20代のワタシで、同性愛者で彼と同棲している私。これから私の言葉で私を表現しようと思う。

このような取り止めもない話を流していいものなのだろうか。

私の日常をおもしろいと思ってくれたら嬉しいです。 毎日"楽しい"を記せたらいいな、って思います。