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【新世界紀行】バングラデシュが見えてきた #12 言葉の壁

バングラデシュに来る人はNGO関係者か、政府開発援助の建設会社の人がほとんどで、観光客自体非常に少ない。

バングラデシュの観光局が「バングラデシュへ行こう!観光客がくる前に」という自虐的なキャッチコピーを出したくらいだ。

首都のダッカですらその様な状況なのだから、地方都市のチッタゴンは尚更少ない。

そのチッタゴンにある地元では評判が良いらしいローカルな料理屋に入った。

やはり外国人が来る事を想定していなく、メニューを見せて欲しいと言うと、ベンガル語メニューしかないが大丈夫か?と言われた。

私は、マトンビリヤニが食べたいと思っていたので、Google mapに載っているお店で撮ったと思われる写真を見せて、マトンビリヤニエクタ(マトンビリヤニ1つください)と伝えた。

これで十分だ。とにかく伝われば何の問題もないのだ。

枝葉を削ぎ落として本当に伝えたいことを、言葉だけではなく適切な表現方法で伝えようと思えば自ずと知恵が出てくる。

何でもかんでも言葉で伝えようとすると空回りするだけだ。

旅人はあらゆる表現方法を駆使しその土地と人との関わりを楽しめるのである。

ベンガル語のメニューしかないローカル店
スマホの写真を指差してマトンビリヤニを注文
美味そうなビリヤニが出てきた
羊の肉もジューシーで美味い
要らないと断ったが列車の中で
キャンディーと謎の紙を少女に渡された
気になったものは翻訳して読む
翻訳しない方が良かったかもしれない
私はこの様な仕掛けには懐疑的だ
停電が断続的に続くバングラデシュでは
原発建設が国の政策の目玉になっている

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