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私がわたしを生きるまで。わたしの100人撮影。④

人柄写心家 丸山嘉嗣さんのリブランディングに伴うインタビューを受けたのをきっかけに

私の約1年、3回に渡る100人撮影を振り返るシリーズです。


丸山嘉嗣さんの100人撮影について

1話目はこちら

2話目はこちら

3話目はこちら


2回の100人撮影を終えた2018年の冬。


そういえば

撮影が終わるといつもしているのが、断捨離


かたそっ。


と思うんですよね。


いつの間にか溜まってしまうお便りや資料

そして、、、、服。


もう、今の私は着たいと思わないものを、毎回整理して

身辺整理をしています。

小さな、リセット。


~その、違和感の正体は。~



つぐさん、にも

撮影にも少し慣れた2回目の後。



初めての撮影の時は、

写心という新しい世界

そこで写し出されたものとの出会いと驚きと

ときめきのような気持ちがあったけど


実は、2回目の撮影は


そっかー、そっかぁ。という感じがどこかにあって

実は、日にちが経つごとに


そっかぁ・・・・・・・・・

これが私なのかぁ・・・・・・


という、

なんというか

何とも言えない気持ちになって。



写心がダメだったとかじゃなくて

もちろん、良かったし

撮影の時間だって、とてもとても楽しかったし、




なのに、日にちが経つごとに



写心の私が、すごく、、、、


お母さんだなぁ、って、感じてしまったんです。


(今回この記事を書くにあたり見直してみたら

 必ずしも、そうじゃないんですけどネ。)




なんか、、、、


女性というより、お母さんだな、って。




もやもやとした気持ちがどこかにあるというか。


特に、選んでいただいたプロフィール写心



SNS開くと、毎日このアイコンに出会う

何かが、小さく、くんっと引っかかる

そんな気持ちになる。

 

お母さんのじぶん、に・・・・違和感を感じる。



それまでの私がしてきたことは


あらゆることが「子育て」につながっていたんですね。

だから、私が何かをするときには必ずと言っていいほど

「子育てをしているママ」という役割がついて回っていたし

私自身が、そう背負っていました。


いつごろからか、それに、少しずつ

うーん、という気持ちが、重なっていたんです。

小さく小さく。


でも、その違和感が、何なのか、自分でも説明ができなくて。


なぜこんな違和感があるの?



今は、分かります。


それは、娘たちが10代にもなり

心の自立がどんどん進んで

私との関係はどんどん対等になり


もう、子育てをしている、という

子育てママの当事者意識、実感が、

どんどん減ってしまったから


だったんです。


子育てママ向けのイベントをしていても


もう、孫を見るおばあちゃんの気持ち。(笑)

かわいいなぁ、という溺愛のまなざしの方がリアルで


子育てに奮闘するお母さんの

リアルな悩みに、心からの共感と実感を持てるかと言ったら


もう、今の進んだ子育て事情も分からないし

その共感が、どんどん薄れている

パートナーシップだって

私が夫と過ごしてきた時代のそれとは

スタンダードが全くちがう。


だから・・・・


すごく、すごく悪い表現をしてしまうと


子育てを、自分事として見れなくなってきたんです。



これは、、、、、


どうしようもない、感覚でした。



だから、そういう活動をしていることに、違和感がぬぐえない。

この場に、そぐわないような気持ちがどんどん、大きくなっていました。



こどもは、育つ。

ママも、育つ。

私も、育っていたんだ。


女性は、子育てをしながら

感じ方も考え方も、本当に大きく、おおきく、変化する。



それは、


同じ人であっても、別人のように。



もう、私は、すでに

心の面では、

お母さんを・・・子育てママを、とうに、卒業、していた。

それはもう、過ぎた過去の一つにすら、なるほどに。


濃密な、ぎゅっとした、子育て時間。


もちろんママだけど、

もう、私の手を握る、私を求める小さな我が子のママ、じゃない。



~私は、どんなわたしでいたいのか~


違和感を感じない私はどんな私?


そんな日々を経て思ったのは


一人の自立した女性に、

大人として、女性らしくありたい



ということ。



そこから、いろいろ変える、

ということをはじめました。


行ってごらんって教えてくれたところ

行ってみたいと思うところ

新しい世界に、まずは行ってみよう、って。



~やってみるから、変わっていく~


服装を変えたいと思ったから、

お洋服を選んでもらいました。


これまでの私が、行ったことがない場所、

丸の内で選んでいただいた服は

とってもドキドキしたし

ドキドキしすぎて試着するのも精一杯、

買えなかった服もありました。(笑)


選んでもらった服を着るときは

今まで以上に、「女性」を感じることができました。



自分では手にしたことがなかったバッグも持ってみようと

ブランドバッグレンタル、Laxus に登録。



自分の固まった視点で選ぶ服から自由になろうと

airclosetに登録しました。







体を整えるならと、紹介していただいたボディートレーナーさんのレッスンを受けて

ウエストが-5cm、アンダーバスト-15cmの変化を体感。

ゆるんで下がり気味だったバストもヒップも、上がりました。





朝のウォーキングやおうちでのストレッチをしたり。


ピラティスにも通って。



好きなもの、こと

やりたいことは、何だろう?


全部がすぐに見えたわけではなくて

わからないこと、見えないこともいっぱいあったけど

でも

そうこうしている間に、本当にいろんな方から


どんどん、きれいになるね!


そういっていただくようになりました。


こうやって書いてみると

私なりに、楽しみながら頑張ったなあと、思います。(笑)


ほかにもトライしたことはあって、

続いたもの、続かなかったもの

結果がでたもの、出なかったもの

いろいろあったけど


でも、そうやって、変えてみようと思って

やってみたことのいろいろが

きっと、女性らしくなったねって言ってもらえる

今を作ってくれたのかな

そんなことを、思います。



~本当に、超えなくてはいけなかったものは~


そうこうして、「外側」の変化にいろいろチャレンジしていた時


心の内側でも、変化が起こり始めて。



それは・・・・・



どんなに外側を変えても

内側が整っていかないといけないな


という、予感。


それは


身近なひと・・・・・


いい加減

両親との関係や、パートナーシップと

向き合わなくてはいけないな


そういう気持ちが大きく膨らんできました。



~結局、半径3m。~


1話目で

人の機嫌を気にしていたことを書きましたが、

その根源は、家族との関係で作られてしまった

勘違いとも言ってもいい、思い込みから、でした。


長い間、私は、

両親、家族の怒りや悲しみをこれ以上生まないようにと

自分の気持ちを抑えることをしてきて


実は両親には、相談事をしたり、弱みを見せたことが

ほとんどありません。


父、母、祖母の間で

調整役のような立ち位置をずっとしてきて


家族の不和の中でずっと感じていた悲しみも感情も

ずっと自分の中に抑えていて


家族と、向き合ったコミュニケーションをとったことがありませんでした。


頼れない、相談できない、甘えられない、弱みを見せられない

それは、ここから生まれていて。


本音を、伝えあう、という関係




自分の感情を伝えず

知らず知らずのうちに我慢をためてしまう


それはそのまま今の私の身近な関係性にも反映されていて


もう、そういう関係から脱却しなければ


いつまでも、

何かが上辺で、

何かが心の澱になってたまり続ける


理解し合おうという関係にはなれないし


何より、わたしが、

素直で幸せな人生を、手にすることもできないな


そんなことを、思ったんですね。

だから、意を決して、母と対話したり

夫にも、今までだったら言わなかった本音を伝えたり


そういう時間を、持ちました。


二回目の撮影から今日までの日々は

これまでで一番、

身近な人に本音を言えた時間だったと、思います。



そんな日々を繰り返して迎えたのが、

今年の春の100人撮影でした。


5話目はこちら


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