8つのパターンで読み解く「キャッシュフロー計算書」
とあるきっかけから決算書を読み始めました。
決算書には、経営者のアツイ情熱と、冷静な視点からみた冷たいソロバンが同居していて、一読み物としてとても興味深い。
1ヶ月ほど決算書を読み解いてみて、今の自分はこんな感じです。
・ある程度決算書を読むことには慣れた(抵抗がなくなった)
・売上、利益の推移、その要因、次の打ち手は何かがざっくり読みとける
・財務諸表の数字をみて、どんな状況なのかあまりイメージできない
※決算書を読み始めたときのことをまとめた記事はこちら。
パターンで認識する。
次なるテーマはパターンで認識するです。
これはどこからヒントを得たかというと大手町のランダムウォーカーさん
@OTE_WALK から。本当に参考になる記事をありがとうございます。
この記事を穴が空くほど読みました。
下記、超ざっくりの要点ですが。
・キャッシュフローは3種類
・営業、投資、財務
・それぞれプラスかマイナスか
・パターンは8種類(2×2×2)
自分でも下記のようにまとめてみました。
⑦⑧だけ命名されてなかったので、どなたか彼らにお名前を。
すべてプラス、すべてマイナスの型は珍しいんでしょうか。
バフェットコードで検索してみたところ、⑧の型で115件ヒットしました。これが多いのか、少ないのかはよくわかりません。
いろんな型がありますが、どうやら①の健全型が理想形のようです。
本業でプラスになっていて、そのお金を投資したり、借入金の返済へと充てている企業が健全なのは素人でもイメージできます。ざっと調べてみたら、グーグルやトヨタのキャッシュフロー計算書も健全型でした。
ということで、まずは健全型に的を絞り、キャッシュフロー計算書を読んでいこうと思います。なぜ絞るかというと、良いキャッシュフローを体で覚えさせたいからです。業界や規模が違っても、キャッシュフローが健全型な企業は何か共通点があるのではないか、言語化まではできなくとも、感覚だけでもつかめるようになりたい、ということで、集中して読んでいきます。
次にやる5つのこと。
①健全型(営業+投資-財務-)をバフェットコードで10社ピックアップ
②営業CFのプラス要因をまとめる
③投資CFについてまとめる(財源・規模・投資先)
④財務CFについてまとめる(調達・返済)
⑤#会計クイズに参加
キャッシュフロー計算書という難しめなものも、大きく分けて3つで、それぞれプラスとマイナスの2つ、計8パターンしかないということがわかっただけで大分親近感が湧いてきました。そこから徐々に細かく理解していこうと思います。
これを読んで少しでも会計やファイナンスにご興味を持ってくださった方はまずはTwitterで#会計クイズに参加されることをオススメします。noteにもたくさん解説を見つけることができ、なかでもにしけい⊿乃木坂46好き投資家さんの会計クイズの解説記事はとても参考になります。是非一緒に学びましょう。
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