この本を出会えたのは、お二人の投資家のおかげです。
この本を読んでみよう、そう思わせてくださった投資家K.さん、ろくすけさん、ありがとうございました。
ろくすけさんもブログで書かれていますが
凄まじい成果を残している投資家の言動から、豊かさ、賢さ、幸せを考えさせてくれました。
印象的な箇所をいくつか取り上げてみます。
これは何度も何度も聞いてきた言葉ですが、忍耐、Patienceですね。
「しない決断」。
自由であること。それが賢さの源なのかもしれない、と感じました。
この後に「集団行動の遺伝子」という言葉が出てきます。自分の頭で考えられることがその遺伝子の特徴とされていますが、これは自由とつながっているようにおもいます。
地上波のワイドショー、バラエティ番組で「NISA、NISA」と喧伝されている今、何を感じるべきか、考えさせられますね。
価値と価格。その見極めが重要。あらためて確認しました。
既に出てきた「忍耐強さ」「しない決断」。それを強く意識している投資家が他にもいます。その投資家は驚異的な成果を残しています。
「目的地分析」こそオーナーシップ。この感覚を持っているか、が違いにつながるんですよね。
ここに、豊かさ、賢さ、幸せ の源を強く感じました。
何を持つか、そして、どう持つか。成果を決めている。
読書の幅広さ、という点で、吉田さんを思い出しました。吉田さんのブログです。
引き算のなかに「しない決断」が含まれるのでしょうね。それが集中につながる。
この本の最後に登場した投資家が、アーノルド・バン・デン・バーグ。
本の最後の一文で思わず涙しました。
読み始めてから読み終えるまで時間がかかってしまいましたが、たっぷりの読み応えがありました。豊かさ、賢さ、幸せ と 株式投資との関係について思いを巡らせました。
投資を続けていくと、どんな境地、場所に辿り着くのだろう、そんな問いを抱いている方に、お勧めできる一冊です。
この本を読んでみて、考え始めたことがあります。
ハワード・マークスさんの言葉をあらためて。