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心がけたいこと。一次資料。マクロよりミクロ。

一次資料、一次情報。

一次情報というのは「生の情報」のことです。

実際に自分で足を運ぶなどして手に入れた情報。リアルの世界、現実の世界の情報。その人にしか知りえないような情報です。

先日の竹村俊助さんの記事です。

「一次」情報、一次資料を、というのは意識しています。

きっかけはこちらの読書です。

一次資料に当たらなければ話にならないのである。

田中 泰延. 読みたいことを、書けばいい。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.968-969). Kindle 版.
一次資料まで当たったときに感じることが多いのは、「だいたいの話は、出所からあやしい」ということだ。

田中 泰延. 読みたいことを、書けばいい。 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.970-971). Kindle 版.

投資信託の場合、本当の一次情報に当たる、網羅するのは難しいこともあるので、なるべく一次に近い情報を、という意識を持っています。

毎月、月次レポートを定点観測している投資信託があります。例えば、こちらです。

ファンド運営されているNVICさんの月次レポート、例えば、2021年2月末基準のレポートで取り上げられた #クボタ のケース。

レポートの6ページに業績の推移のグラフが載せられています。これを見るだけじゃなくて、自分自身でWebサイトのIRページで決算短信を調べてみます。

クボタ_業績

自分でもグラフをつくってみます。バランスシートも眺めてみます。

レポートの5ページでは沿革も紹介されています。それを眺めつつ、クボタのWebサイトも確かめます。

こうした試みがきっかけで発見することもあります。そうした発見をつなぎ合わせることで、新しい見方、眺めてみる角度に気づくこともあります。

一次資料、一次情報に当たる、調べることの重要性を肌身で感じています。

一次資料、一次資料に意識が向くと、もう一つ、感じることがあります。

それが

ミクロの重要性

です。メディア等が報道する「全体としてこうだった、ああだった」という事実らしきことは話半分で受け止めておいて良い、とさえ思っています。あるメガネで見たら、あるモノサシを当てたら、大体こんな感じ。沢山の一次情報を詰め込んでミキサー(時にロクでもない性能のミキサーもある?)にかけた結果で、それが本当に実態として理解、認知するべきものなのか、という疑いの目は持っておくべきだろう、と思います。ミクロのレベルで丹念に調べてみると、「全体として見るとそうかもしれないけど、本当の実態はちょっと違うぜ」ってな発見となる可能性はあるように思います。ミクロを知るという意味でも、一次資料、一次情報への意識はとても大切なものだと考えています。

noteの記事づくりのプロセスで、最近、特に心がけたいと考えているのが、この2つです。

一つ、「一次資料」(なるべく、それに近いものを、という意識)

一つ、「マクロよりミクロ」

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