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鎌倉投信ウオッチ #143 / 結いだより 第145号 を読んで (ア眺-2204-01)

#鎌倉投信  さんの運営する投資信託 #結い2101 を月次で定点観測しています。

最初に、鎌倉投信さんの大きな特徴の一つとなっている月次レポート=「結いだより」を読んでみます。

結いだより 第145号を読んで

亀田製菓のジュネジュ・レカ・ラジュさんのご講演の報告

最初のコンテンツは 先日行われた 「いい会社」の経営者講演 の報告 です。
ご登壇されたのは #亀田製菓  の代表取締役副社長、ジュネジャ・レカ・ラジュさん。当日は別の用事があって途中で退出しちゃってとても残念でした。ですから、こうしてレポートを発信してくださるのはとても嬉しいです(ライブが一番!とは思っていますけれど)。

非常に積極的に新しいチャレンジに取り組まれていることがよくわかりました。

弛まぬチャレンジが新しい価値を実現し、それが幅広く受け入れられていくことを、そして、そうしたケースが一つでも多くなることを期待したいと思います。


「混迷期に求められる視座」

6ページ目には社長メッセージ。
混迷期に求められる視座 と題して、地球規模で先行きの不透明感が増している現状に対してどう向き合うのか、のヒントを発信されています。

最も大事だと感じたのは、次の鎌田さんのご指摘です。

「結い 2101」で投資する「いい会社」は、いかなる環境下であっても持続的に発展するための企業努力を続けています。今後、原材料価格や輸送コストの上昇が製造業等に与える影響を注視する必要がありつつも、「結い 2101」の投資先企業の業績は、足元も右肩上がりで堅調に推移しています。コロナ過で厳しい経営に直面した会社の中には、経営努力によって収益力が回復し、将来が楽しみな会社もあります。株価が値下がりする中で、逆に実体としての企業価値は高まっているのです。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1524.html

注目する、見守るべきは株価・「価格」の上げ下げなんかではない、投資先の会社のみなさんがはたらいて創り出している、実現している、社会に届けている「価値」なのだということです。その「価値」が、ゆっくりとでもいいから、磨き上げられているのか、顧客や社会に理解されて所期の評価を得つつあるのか、です。その「価値」をつくるのは、人であり、その人たちのはたらきです。
その努力に敬意を、関心を寄せて、ちゃんと見守ることが何よりも大切だと思います。

いい会社の本棚

ファンドの第1期からの投資先 #第一稀元素化学工業  さん。
経営者の井上剛さんがオススメの一冊をご紹介してくださっています。

ご紹介してくださったのが #蜩ノ記

映画化もされていますね。

 これも一つの「出会い」ですね。

運用コラム

今回のコラムのテーマは”流動性”。ファンドに組み入れられている株式の現金化しやすさですね。

注目したのは、このポイント。

「結い 2101」では流動性リスク等を勘案したうえで、商品特性を維持しながら運用が継続可能な適性規模の上限(キャパシティ)を800億円~1,000億円と試算しています。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1525.html

4月の運用報告会

運用報告会が4月20日、23日に行われます。受益者の皆さん、お忘れなく!

今回の「結いだより」も多くの学びを得ることができました。
制作されたチームの皆さんに深く感謝です。ありがとうございました!!!

ポートフォリオ

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1528.html

前月末です。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1512.html

投資先は1社減の66社。キャッシュ等のウエイトが4.2ポイント増加しています。
1社減となったのは #ソウルドアウト  さん。株式公開買い付けに応じての売却です。

誠に残念ではありましたが、当該TOBに応募しました。その後、ソウルドアウトの経営陣と面談し、「中小・ベンチャー企業が咲き誇る国へ」のミッション実現に向けて、非上場化しても変わらず「いい会社」であり続けて欲しいと要望しました。

https://www.kamakuraim.jp/information/yuibiyori/detail/---id-1526.html

受益権総口数・純資産総額

受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。結い 2101 のこれまでの経過です。

2022年3月は、昨年11月から5ヶ月連続で資金純流入となりました。

口座数の推移

結い 2101 は、銀行、証券会社で買うことはできません。鎌倉投信さんで口座開設した人のみ、買うことができる、「直販」の投資信託です。鎌倉投信さんに口座をお持ちの方の人数の経過です。

21,853人の皆さんが、鎌倉投信さんに口座をお持ちです。昨年同期比で口座数は689人増となっています。

毎月毎月、定額で買い足すサービス をご利用されている方の人数の推移です。

僕もお世話になっている一人です。もう10年以上続けています。このサービスを利用しつつ、たまーにこれとは別に買い足ししています。

パフォーマンス

パフォーマンスについて、ローリングリターンに注目します。

5年リターンの推移です。

ローリングリターン 5年(年率換算)

データのある期間数は85です。その中央値は7.3%(年率)となっています。出現の頻度は下記となっています。

5年保有していて、マイナスリターンになった期間はゼロです。最小値は1.4% で、これは2015年3月末〜2020年3月末の5年間です。最大値は12.8%で、これは2012年11月末〜2017年11月末の5年間です。

10年はまだデータ数が少ないですが、こんな感じになっています。

ローリングリターン 10年(年率換算)

上のグラフは年率換算ですので、2012年3月末から10年保有していた場合、投資額は1.82倍(過去の分配金を無税で再投資した前提です)になったことになります。

つみたてシミュレーション

ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2022年3月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。


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