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ひふみ投信ウオッチ 2022年5月号 #125

僕が2008年からずっと毎月、毎月、買い足している #ひふみ投信  の月イチの定点観測です。

ひふみ投信のWebページです。

2022年4月末基準の月次レポートです。

https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/pdf/report202204.pdf

ポートフォリオから始めます。

ポートフォリオ

業種別の比率です。

1年前、3年前、5年前、10年前と比較してみました。

2022年4月末の投資先は243社。1年前と比べると38社減っています。前月末との比較では19社減っています。

時価総額別の比率です。

大型株 は前月末比 ▲6.77ポイント、
中小型株 は前月末比 ▲0.84ポイント、
超小型株 は ▲0.02ポイント、
現金等 は +7.62ポイント

となっています。現金比率が上昇、大型株のウエイトが減りました。

2022年4月末の上位10社、2021年1月末の上位30社です。

2022年3月末、2021年12月末はこうでした。

上位10社、前月末から5社が入れ替わりました。
#オリックス  は初登場だと思います。

1年前、2021年4月末、2021年1月末の様子です。

1年前の上位10社で、2022年4月末も上位10社に入っているのは #ソニーグループ  のみです。9社が入れ替わっています。

組入期はどのタイミングでファンドの投資先に加えられたか(運用報告書からの推定)です。現在は第14期です。

TOPIXのポートフォリオとどれだけ違っているかを示す、アクティブシェアは 74.47% です。数字が大きいほど、中身が違っていることになります。これまでの推移です。

アクティブシェア 推移

アクティブシェア、前月末から5ポイント以上アップ。

マネジャーの佐々木さんのコメントです。

私達はある程度ポートフォリオの中身の調整は終わっ たと考えています

国内株式の組入比率は 78.17%。前月末比 ▲4.64% です。

受益権総口数・純資産総額

2022年4月、ひふみ投信は前月末比 口数増=ファンドへの資金純流入となりました。ひふみプラスも口数増=ファンドへの資金純流入です。7ヶ月連続の資金純流入です。

【ひふみ投信】のマザーファンドは

6,694.71億円に。

パフォーマンス

月次レポートはTOPIX(配当込み)と比較していますが、2,000社以上で構成されたTOPIXだけでなく、日経225とも比較してみました。ひふみ投信の現在の投資先数ともTOPIXよりも遥かに近しいので。日経225は一番規模が大きい、こちらのETFを使っています。

年ごとの収益率です。

ローリングリターンです。

5年です。

ローリングリターン 5年(年率換算)

2017年4月末〜2022年4月末の 5年間保有のパフォーマンスは年率換算 6.8%。5年保有すると、投資額は1.39倍になりました。

データ期間数は103。中央値は17.5%(年率)となっています。前回は17.7%でした。
年率17.5%ということは5年保有で2.24倍です。

10年です。

ローリングリターン 10年(年率換算)

2012年4月末〜2022年4月末の 10年間保有のパフォーマンスは年率換算 14.9%。10年保有すると、投資額は4.00倍になりました。

データ期間数は43。中央値は16.3%(年率)となっています。前回と変わらず。
年率16.3%ということは10年保有で4.53倍です。最小値は2010年3月末〜2020年3月末で 年率13.2%です。この場合でも10年で投資額は3.46倍になっています。

コツコツと、毎月同じ金額を追加投資していた場合。

2008年10月末から毎月定額で投資していると、2022年3月末の時価は投資累計額の2.46倍になっています。さらに、ひふみ投信には「資産形成応援団」という仕組みもありますので、実際にはもっとふえていることになります。

資産形成応援団とは、直販で5年以上保有いただいているひふみ投信について、信託報酬の一部を当社がお客様に還元することにより、信託報酬を実質的に割り引く、という日本で初めて導入された仕組みです。
5年以上、または10年以上継続して保有されている受益権口数に対して応援金を還元いたします(受益権とはひふみ投信をご購入いただいたお客様が、ひふみ投信の利益を受けることができる権利のことです。)。
応援金還元率は受益権口数に係る資産残高の年率0.2%(5年以上分)、0.4% (10年以上分)です。応援金は、新たにひふみ投信を買付ける資金に充当いたします(原則として、現金のまま、お渡しすることはありません。)。

https://hifumi.rheos.jp/fund/toushin/about/

なお、上記の10年リターンはこの資産形成応援団のことは一切考慮していないので、実際に10年保有していた場合のリターンはもう少し大きなものになっていると推測されます。

コツコツ投資の開始を、2008年10月末、2009年10月末、2010年10月末、2011年10月末、2012年10月末、2013年10月末、 2014年10月末、2015年10月末、2016年10月末、2017年10月末として、開始後の各月末の (評価額)÷(投資累積額)-1 を見たグラフです。クリックで拡大してください。

この推移も「資産形成応援団」を考慮していません。

2018年10月末、2019年10月末、2020年10月末、2021年10月末スタート版です。



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このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。

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