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”その投資で、くそつまらない未来、つくっていませんか?”を『投資信託事情』に寄稿しました

投資信託の業界向けに発刊されている #投資信託事情  に寄稿しました。

タイトルは

その投資で、くそつまらない未来、つくっていませんか?


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投資信託事情の読者、業界の皆さんに、この本の存在を知ってもらいたい、と思ったんです。

私自身の投資も「くそつまらない未来」をつくっている、そんな片棒を担いでいるかもしれません。でも、そういう可能性があることを感じてるかどうか、が大事だと思いまして。ごくごくほんのわずかなお金でもその行き先を決める自分の投資が未来をつくっているんだ、って。

限界はもちろんあるんです。わかってます。

しかし、です。

自分の投資先がどんな会社なのか。また、自分がお金を託しているファンドマネジャー、投信会社の皆さんが投資先をどのように選び出して、その後、どう関係を築いているのか。こうしたことをもうちょっと、より深く知りたいな、と感じさせてくれたのです、この一冊が。そうした意識が、私の投資の果実に繋がるものだろう、そう思ったのです。

こんなツイートを、昨日見つけました。

ノウハウ、ハウツーの重要性は否定しませんが、「投資することで何が起きるのか、将来起こるのか」に対する想像力を長く続けていく中で培っていきたいものだなあ、というのが個人的な想いです。

最新号の巻頭の<潮流>に ”「知」のスリル”という言葉が提示されていました。投資と聞くと、ほとんどの人は騰がった、下がった、儲かった、損した、そんな値動きのスリルを頭に浮かべることかと思います。でも、投資には別のスリルもあるのだ、と。それが”「知」のスリル”です。

投資を通じて、自分が全く知らなかった、思いもかけなかった事実、現実と出会った際に、ザワザワって感じること、確かにあります。これが”「知」のスリル”なんだろう、って思いました。スリルが感じられるためにも想像力が必要になるのかもしれません。このスリルが「くそつまらない未来なんて、とんでもない!」を生み出す源になるのかもしれません。

「知」のスリル”を投資家に、受益者に感じさせてやるぞ、そんな気概を持った投信会社、ファンドマネジャーが増えて欲しい、そう思います。

くそつまらない未来なんて、とんでもない!


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