『お金のむこうに人がいる』が僕のキャピタルアロケーションを変えていたことに最近、気づいた話
Amazonの売れ筋ランキング、2023年10月24日の午前6時過ぎ。
「株式投資・投資信託」カテゴリーの売れ筋です。
田内学さんの #きみのお金は誰のため が依然上位をキープしています!
すばらしい!
『きみのお金は誰のため』を熱烈応援している理由。それは、この本自体がめちゃくちゃ良かったことが一つ。もう一つは、田内学さんの #お金のむこうに人がいる に大きな影響を受けた、受けているという認識を持っているからです。
こないだあらためて振り返ってみました。そうすると気づいたことがありました。田内さんの『お金のむこうに人がいる』を読んだことで、僕自身が投資行動、キャピタルアロケーションを変えていたんだな、と。
リザルトパラダイムの権化
2019年のゴールデンウィークにつくった記事です。めっちゃ長いので最初の方だけ覗いてみてください。
この中でこんなことを書いていました。
投資で一番大事なのは「人」 誰と一緒に過ごすか。
でも、です。僕のポートフォリオのメインは10年以上、インデックスファンドが中心でした。インデックスファンドは、何百、何千の会社に分散投資する、結果重視、結果が全ての、リザルトパラダイムの権化のような存在です。
インデックスファンド中心のキャピタルアロケーションに違和感がうまれたこともあり、2017年にインデックスファンドへの追加投資は取りやめました。アクティブファンドへのキャピタルアロケーションを高めていく方針に転換しました。
しかし、実はアクティブファンドにも色々とあります。アクティブファンドの中にも何百社を投資先としているファンドも数多くあります。実は、僕もその種のファンド、何百社も投資先に抱えるアクティブファンドに追加投資を続け、その割合が結構増えていました。
何百社も投資先に抱えるアクティブファンドのむこう
何百社も投資先に抱えているファンドだと、やっぱり、その会社の事業はもちろん、どんな人が働いているのか、その人たちが抱いている想いを紹介する機会は非常に少ないものです。月次レポートの会社紹介も組入比率上位の会社について2-3行のコメントがあるケースがほとんどです。
僕のポートフォリオで大きな割合を占めていた(今も占めている)アクティブファンドの場合、その月次レポートには組入比率上位の会社についてのコメントさえ見当たらない状況です。
月次レポートで伝えない。当然、お金のむこうにいる人がわからない、見えない。そんなアクティブファンド中心のキャピタルアロケーションになったいたのです。
これを少しずつでも変えていきたい。『お金のむこうに人がいる』を読んでそう考えるようになりました。
具体的には、何百社も投資先に抱えるアクティブファンドへの追加投資を取りやめました。その分、新しく投資先として選んだのが コモンズ30ファンド です。
お金のむこうに人がいる。を体感させてくれる投資信託
2022年1月から投資を始めました。『お金のむこうに人がいる』と出会ったのは2021年9月ですから順序に矛盾はありません。
コモンズ投信さん、コモンズ30ファンドから、お金のむこうに人がいる を特に実感できるのがこのページだと思います。
「人」がたくさん関わっていることを感じます。
『きみのお金は誰のため』の158頁。ボスの言葉です。
株式投資を通じて関わっている会社、そこで働く人たちのことを、その価値創造のプロセスを、感じられること。それが大切にしたい、大切にしなきゃ、と気づかせてくれたのが『お金のむこうに人がいる』だったのです。
お金のむこうに人がいる。そう感じられる投資信託は、コモンズ30ファンドだけではありません。
鎌倉投信さんが運営する 結い 2101、農林中金バリューインベストメンツさんの おおぶねシリーズなどなど。
お金のむこうに人がいる。
それを体感させてくれる投資信託がもっとふえてほしい。
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