見出し画像

"あなたはいつもどおり会社に出社し労働者として働きながら、少額の積立投資を行うことでこれらの素晴らしいビジネスのオーナーになれるのです。"

執筆されたのは #NVIC  の奥野一成さんです。

奥野さんのバフェット評とバフェットの投資スタイルから得られた発見、気づきが語られています。

“株券ではなく、ビジネスを買うという投資姿勢が必要です”

多くの人がバフェット氏の企業選択に注目し、それを真似しようとしますが、その前にまず知っておくべき姿勢は、この言葉に集約されています。 

 すなわち、彼は企業の株式を、市場で売買されている「株券」ではなく、保有しようとする企業、ビジネスが生み出す富の持分、オーナーシップであると考えているということです。証券としての株式を買うのではなく、企業全体を買うという発想からスタートしているのです。
 このことは、「株式に投資する」という同じ行為ではあるものの、ラグビーとアメリカンフットボールほどに異なるものです。彼にとって、コカ・コーラ株を買うという行為は、

オーナーシップとしての株式投資 という意識、認識を持つこと。

しかし、これを実践するのは 「言うは易し、行うは難し」

まさに「言うは易し、行うは難し」。なぜなら、世の中にはいつも、世界景気が拡大(減退)しそうだとか、次四半期の業績見通しだとか、はては米国大統領のツイッターなど、おびただしい量のニュースが氾濫しています。

 それらにより、買った企業の株価が中短期的に変動し、それに気が取られてしまいがちです。

さらに、もっと重要な点として、「オーナーシップとしての株式投資」が「日本ではしっかりと教えられる機会もなく一般的ではない」という点が指摘されています。

日本では株式投資に対する社会的・心理的なアレルギーがあるように思います。株式投資をすることが、まるで危険な博打をするかのように思われています。バフェット氏が提唱するような「オーナーシップとしての株式投資」という考え方は、本質的には資本主義の根幹であるにも関わらず、日本ではしっかりと教えられる機会もなく一般的ではありません。そればかりか、株式投資で儲けることは、何か胡散臭いことをしているかのように思われています。

この「オーナーシップとしての株式投資」という認識を持てる、理解することで、そして、そんな株式投資をコツコツと積立で実践する(今やごく少額から実践できます!)ことで、パラダイムが変わると奥野さんは述べられています。

あなたはいつもどおり会社に出社し労働者として働きながら、少額の積立投資を行うことでこれらの素晴らしいビジネスのオーナーになれるのです。このパラダイムの転換は痛快じゃありませんか? 


11月6日(水)、こちらの奥野さんのナマのお話が聴けるイベントがあります。既に非常に多くのお申込みを頂いています。有難うございます。残りのお席が少なくなってきていますのでお申し込みはお早めに。
イベントの詳細は下記のノートをご覧ください。


サポート頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://note.com/renny/n/n944cba12dcf5