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三井住友・中小型株ファンド ウオッチ #36 (2022年11月末基準)

三井住友・中小型株ファンドの月次の定点観測です。

三井住友・中小型株ファンド

2016年から毎月、コツコツと買い足しているファンドです。

運用を担当されている木村忠央さんと藤野英人さんとの対談記事です。

6年前にナマでお話しもお聞きしました。Shimoyamaさんのブログです。

スキ❤️なファンドです。

ポートフォリオ・投資先の上位10社

投資先数は前月末から1増の97社。上位10業種に異動はありません。

上位10社です。

組入期は投資先がファンドに組み入れられた期です。

「11」:~2014年9月
「12」:2014年9月~2015年9月
「13」:2015年9月~2016年9月
「14」:2016年9月~2017年9月
「15」:2017年9月~2018年9月
「16」:2018年9月~2019年9月
「17」:2019年9月~2020年9月
「18」:2020年9月〜2021年9月
「19」:2021年9月〜2022年9月

現在、第20期です。
第11期以前から保有(と推定される)2社がトップ10にあります。

第19期の運用報告書(全体版)を読みながら、このファンドを眺めてみたのが以下の記事です。

上位10社、前月末との比較では2社入れ替わっています。前年同月末との比較では、5社が入れ替わっています。

JPXは JPX日経中小型株指数(データは このETF から)でのウエイト
R-Nは Russell/NOMURA Small Cap Core インデックス(データは このETF から)でのウエイトとなります。

ファンドマネジャーのコメント

今回のコメントからです。

新型コロナウイルス感染拡大に対する“緊急対応”の結果始まった「過剰流動性相場」ですが、各国の金融政策転 換を機に終焉し、今後は個別銘柄物色中心の“通常状態”の株式市場に戻るのではないでしょうか。

ぜひ月次レポートをご覧ください。

純資産総額・受益権総口数

ファンドは2003年9月の設定で、18年以上の歴史を重ねていますがここでは2015年1月以降の数字を載せています。
2022年10月、28ヶ月ぶりに受益権総口数が前月末比増加、つまり、ファンドへの資金流入となりました。しかし、2022年11月はふたたび前月末比減少、ファンドからの資金純流出となりました。
僕自身にとってスキ❤️なファンドなのでこれからもコツコツと買い増していきます。

パフォーマンス

ローリングリターン を5年、10年、15年で。

ローリングリターン 5年/10年/15年

5年 データ期間数は171、うちマイナスが51個。中央値は91% (前回 92%←前々回 93%)。5年保有していて▲48%と投資額が半分近くになることもありました(2006年1月末〜2011年1月末)。2008年1月末〜2013年1月末の期間以降、ずっとプラスリターンが続いています。

10年 データ期間数は111、うちマイナスはゼロ。中央値 358%(前回 358%←前々回 357%)。最低値は56%(2006年2月末〜2016年2月末)でした。

15年 データ期間数は51、うちマイナスはゼロ。中央値 269%(前回 269%←前々回 269%)。10年では最低値だった2006年2月末〜2021年2月末、15年保有していると205%ですので、投資額は3倍以上になったことになります。

バックナンバー

このファンドの定点観測のバックナンバーは下記からご覧ください。

コツコツ投資 実際のところ、
投資先をちょこっと眺めてみた、は

”有料パート” となります。ご了承ください。

10年超の実績がある国内株式型のファンドを6年以上、毎月定点観測しています。
これまで74回定点観測してきましたが、このファンドはフル出場です。
その順位のこれまでの推移を確認してみました。
グラフを描いてみるとこんな感じです。

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