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「投資って何ですか、○○○さん」

マガジン「利他投資のすすめ」第2号です。

第1号 で

「株式投資って、一体どういうことなのか」ということをあらためて考えてみる必要があるのですが、それはまたあらためて。

と書いたものですから「株式投資って、一体どういうことなのか」を第2号のテーマに据えようと思っていました。

しかし、その前に「株式投資」から”株式”を除いて、単に「投資」にしたうえで「投資って何ですか」について書いてみるべきだ、と思いました。

僕がリスペクトしているファンドマネジャーの1人、奥野一成さん。Voicyで奥野さんに「投資とは何か」という質問が寄せられていました。Chapter 4です。

奥野さんのVoicyでのお答えを聞いてこんなツイートをしてみました。

「投資」の「」とは一体何を指すのか、どんなものが「」に含まれるのか、という問いがあると思っています。ほぼ全ての人が最初に思い浮かべるのは「お金」でしょう。では「」と呼べるものは「お金」だけでしょうか。奥野さんは「時間」や「才能」も「」に含まれるとされています。「お金」「時間」「才能」、いずれも貴重な「資産」です。これらの「資産」をどう使うか、活用するか、という段になった時、これらが「資本」になるのだと思います。

ちょっと難しいでしょうか。下の図にアレルギーを示す人もいらっしゃるかもしれませんが思い切って載せてみます。

「お金」や「時間」「才能」をただ資産として持ったままでは増えません。なかでも時間はドンドン減っていきます。だから何かに割り当てなければいけない。「才能」も持っていてもどこかに注ぎ込まないと錆びついてしまう、時代遅れのものになってしまうかもしれません。これらの資産を未来に向けて何かに交換すること、これが「投資」だと思うのです。

ですから何かのプロジェクトに「時間」や「熱意(熱意は才能の一種だと思います)」を注ぎ込むのは「投資」だと思います。たとえばこんな試み。僕はスゴい大事な「投資」だと思います。

「お金」ももちろん掛かっていることでしょう。でも、それだけじゃない。イベントに参加された大人も子どもも「時間」と「熱意」という資本を投入して、経験という資産を手にされたのだろう、と思いました。

子どもたちにこんな機会を提供するのも素晴らしい「投資」だと感じます。


「投資教育」か「金融(経済)教育」か、という問いを立てて記事をつくったことがあります。

断然「投資教育」であるべき、と僕は思っています。「金融教育」はそこに「金」がある通りどうしても「お金」が中心になってしまうのではないでしょうか。「お金」が大事では無いというつもりは全くありません。しかし、今見つめるべきは「人」ではないでしょうか。人の創意や熱意、アイデアや発見、チームワーク。

「お金」に絡んだ様々な仕組みを知ることは確かに大事です。しかしそれ以上に大事なのは、「お金」「時間」「才能」をどう活かすのか、役立てるのか、を自分で考えて判断して実行するための枠組や基準を手に入れることだと思います。

そうした枠組や基準を手に入れるための助けになる?と思いついたアイデアが

投資って何ですか、○○○さん


です。

僕が尊敬する投資家をゲストに迎えてインタビューするというものです。

その第1回としてつくったポッドキャストです。

第1回は個人投資家の吉田喜貴さん。

テキスト版を吉田さんがつくってくださったのでお急ぎの方はテキスト版をどうぞ。

第2回の「投資って何ですか」も現在、準備を進めているのでお楽しみにお待ちください。

「投資って何ですか、○○○さん」のマガジン


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