恋愛心理学の極意!愛と心理で非モテを卒業する科学的アプローチを全解説
今の時代、スマートフォンやパソコンを手にしてちょっと検索すれば、山のような情報が出てくるんじゃな。
例えば、「恋愛テクニック」と検索すれば、何万もの記事や動画が目の前に現れる。
といったタイトルが並ぶことじゃろう。
しかし、これらを読んで「なるほど」と思っても、実際に試す人は少ないじゃろう。
わしもそうじゃった。
ある日、心理学の授業を受ける学生のわしは、ふと思い立ったんじゃ。
なぜ今まで気づかなかったのか、不思議じゃ。
恋愛心理学を学んでいるのだから、実際に恋愛テクニックを試してみればよかったのじゃ!
そうして、恋愛心理学に関する文献や記事を読み漁り、少しずつ経験を積んでいったんじゃ。
もちろん、簡単なことではなかった。
人と人とのやり取りじゃから、物事が思い通りになることは稀じゃ。
わしも、もともと内気で、恋愛に関しては特に臆病だった。
好きな人ができても、どう接したらよいのかわからんくなってしまう。
相手にどう思われているか常に心配で、好かれようとする行動が逆に相手を遠ざけることもあったんじゃ。
だが、心理学を学ぶにつれ、少しずつ自信がついてきた。
そうして、素晴らしい人と出会い、今は無事に結婚を果たすことができたんじゃ。
奥手だったわしは、心理学で何を学び、どう実践して失敗し、どう経験を重ねてきたか、本noteでは無料でその話をしたいと思う。
これから話す恋愛心理学は、お前さんが今抱えている恋愛についてより深く考えるきっかけになるだろうし、誰かに伝えたくなるような内容を、わしの仕事やプライベートでの経験を元に話すつもりじゃ。
第1章:恋愛心理学の基本:「恋」と「愛」の違い
◆恋愛心理学における「恋愛」とは
突然じゃが、「恋」という言葉の意味、考えたことはあるかね?
「え?どういうこと?」と首を傾げる人も多いじゃろう。
なぜなら、「恋愛」という言葉が一つにまとめられているから、その意味を深く考えることは少ないものじゃ。
では、「恋」とは何か。
例えば、
といった感情じゃな。
そう、「恋」とは好きな人に対する自分の感情、つまり、相手に対して自分が抱く思いのことを言うんじゃ。
さて、「恋」と「愛」との違いは何じゃろうか。
一言に「愛」といっても、
など、さまざまな形がある。
今回は恋愛に焦点を当てよう。
例えば、
といった、相手のために何かをしてあげたいと思う気持ちや行動こそが「愛」と呼べるんじゃ。
これだけでは理解しにくいかもしれんが、そういうものじゃ。
では、「恋」と「愛」を比較してみよう。
恋も愛も、まずは相手がいなければ始まらん。
しかし、「恋」は自分一人でもできるんじゃ。
一方的に相手を思い慕う状態、いわば片思いがそれにあたる。
反対に、「愛」は一人では成立せん。
相手と互いに思いやり、行動を共にしなければならん。
「自分がされたら嬉しいから、相手にもそうしよう」という考えは、押し付けになることもある。
つまり、「恋」は自分の感情が中心にあるが、「愛」は相手を優先するものじゃ。
「恋は追い求めるもの、愛は与えるもの」と言えるな。
◆心理学の基本とは
何度も「恋愛心理学」という言葉を使ってきたが、馴染みのない方もいるじゃろう。
心理学とはどういうものか、まだ広く理解されていないように思えるな。
大学で心理学を専攻すると言うと、「じゃあ、私が今何を考えているかわかるのか?」とよく聞かれるが、実はわからんのじゃ。
心理学は約140年の歴史を持つ比較的新しい学問じゃ。
わしも学生時代、何となく興味を持って専攻したが、心理学とは自分や他者を知るための学問であり、読心術のようなものではない。
統計的に見て99%はこのようだが、1%の例外もあるかもしれん、というのが心理学の性質じゃ。
心理学には基礎心理学と応用心理学があり、
などが基礎分野に属する。
恋愛心理学は応用心理学の一部であり、特に恋愛に焦点を当てたものじゃ。
しかし、難しく考える必要はない。
恋愛に関心があるということは、自分や他人を理解しようという意識があるということ。
それこそが心理学と繋がるのじゃ。
第2章:恋愛心理学の応用:実践で使える法則と効果
◆メラビアンの法則とは
これまで心理学と恋愛心理学の基礎について語ってきたが、いざ具体的な内容に触れてみよう。
恋愛心理学には様々な法則や効果が存在する。
特に実用的なものをいくつか紹介したいと思う。
最初に挙げるのは「メラビアンの法則」じゃ。
メラビアンの法則とは、コミュニケーションで感情を伝える際、
の割合で重視されるというものじゃ。
視覚情報とは、見た目や表情、しぐさ、視線などのこと。
聴覚情報は声のトーンや大きさ、速さなど。
言語情報は、話の内容を指す。
この法則を知ると、見た目が最も重要で、話の内容はそうではないと誤解されがちじゃが、そうではない。
相手に自分の気持ちを矛盾なく伝えるには、これら三つの要素がバランスよく必要なのじゃ。
例えば、友人に「これ面白いのう!」と話しかけたとする。
たとえその友人が本当に面白いと思っていても、無愛想に「うん、面白いね」と返事されたら、「言葉では面白いと言っているが、実は面白くないんじゃないか」と誤解してしまうこともある。
これが誤解の原因になることがあるんじゃ。
相手に自分の気持ちをきちんと伝えるためには、言葉だけでなく表情や声のトーンを使うことが大切じゃ。
良い第一印象を与えるためには、
をバランス良く使うことが重要じゃな。
◆単純接触効果とは
次に「単純接触効果」じゃ。
人は何度も会うことで相手に親近感を抱きやすくなる。
街中で聞いた音楽を無意識に口ずさんでいた経験、あるじゃろ?
これも単純接触効果の一例じゃ。
この効果を利用して、親しくなりたい相手と会う約束をするのも良い。
ただし、この効果は短時間でも頻繁に会うことが重要。
長いデートよりも、ちょっと物足りないくらいの短い時間を共有する方が効果的じゃ。
ただし、あまり急ぐと逆効果になるから注意が必要じゃな。
◆ロミオとジュリエット効果とは
最後に「ロミオとジュリエット効果」について述べるが、これは人が障害を乗り越えることで関係が深まる現象を指すんじゃ。
シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」から名付けられた「ロミオとジュリエット効果」は、ある種の心理現象を指すんじゃ。
この物語では、二人が舞踏会で出会い、家同士の敵対にもかかわらず恋に落ちた。
最終的にはすれ違い、別々の道を歩むという悲しい結末を迎えた。
この効果とは、障害があると人々がそれを乗り越えようとする意欲が高まる現象のことじゃ。
例えば、社内恋愛や不倫、親の反対がある関係など、周囲に秘密にしなければならない関係は、その障害があるからこそ情熱が燃え上がることがあるんじゃ。
しかし、障害が多ければ多いほど情熱が増すわけではない。
実際、障害が多いほど別れにつながることもある。
この効果は、関係が始まるまでの期間に利用するのがベストじゃ。
長期的な関係を維持するには、障害や困難は少ない方がよい。
恋愛に限らず、ビジネスシーンにも応用できる有用な理論なので、是非覚えておくとよいじゃろう。
第3章:実践で使える恋愛心理学
◆好感度アップ!第一印象で心を掴むテクニック
さて、ここからは実践編じゃ。
どのようにして先ほど述べた三つの法則・効果を使ってアプローチするか、見ていこう。
例えば「はじめまして」と言う場面でどうするか、考えてみよう。
わしも若い頃、緊張して無愛想な印象を与えがちだった。
人見知りで声をかけるのが苦手だった時、思い出してほしいのが「メラビアンの法則」じゃ。
大切なのは
の三つ。
深呼吸して、笑顔で、聞き取りやすく落ち着いたトーンで話しかけてみることじゃ。
この法則を意識して楽しく会話を進めれば、第一段階はクリアじゃな。
相手に好印象を与えることは、その後の関係構築に非常に重要じゃ。
難しいように思えるかもしれんが、最低限「悪い人ではない」という印象を持たれることが大切じゃ。
お互いに良い印象を持ったら、次に会うための連絡先を交換するのがよい。
◆単純接触効果を利用した上手な連絡の取り方
今の時代では、LINEやその他のSNSで次に会う約束をすることが一般的じゃろう。
だが、「また会いたい」と思いながらも、連絡先の交換で終わってしまうことはないかね?
せっかく連絡先を教えてもらったのに、何もできなかったと感じることが多いものじゃ。
月日が流れるうちに、その連絡先も使われずに消えてしまうこともある。
何を送ったら良いのかわからず、結局何もできない状態になることもあるんじゃろう。
そんな時は「単純接触効果」を思い出してほしい。
まずは勇気を出して、定型的な挨拶から始めてみるのがよい。
「お久しぶりです」や「こんにちは」などで始め、次に「また会いたい」とか「また話したい」といった気持ちを伝えるのじゃ。
最後に、相手に都合の良い日を尋ねる言葉で締めくくると、会話がスムーズにまとまることが多いものじゃ。
という一言が、その後のやりとりを円滑にするんじゃ。
単純接触効果は、顔を合わせるだけでなく、文章のやりとりでも発生するんじゃよ。
よく連絡を取る相手ほど、名前を目にする機会が増える。
これにより、次に会う約束をするハードルが自然と低くなる。
ただし、連絡をたくさんすれば良いわけではない。
相手のペースや生活リズムを考慮して連絡をすることが肝心じゃ。
会う約束ができたら、次はデート中の会話で、自分のことを相手に意識してもらうようにするのが良い手じゃな。
◆初デートで印象を残す:相手との距離を縮める方法
先に話したように、単純接触効果は長いデートには向いておらん。
親しくなるまでは、短めの食事などで頻繁に会うことが肝心じゃ。
ここで大切なのは会話じゃな。
何を話せばよいかわからず黙っていると、相手も自分のことを理解できず、自分の考えも相手に伝わらん。
会話は事前に準備をしておくとよい。
短い会合の中で、相手に自分のことを理解してもらいやすくするためには、話題の準備は非常に重要じゃ。
会話を通じて相手との距離を縮めることができるからな。
「メラビアンの法則」を心に留めつつ、楽しい会話をしよう。
また、「単純接触効果」を利用するために、相手の好きなことや物を聞き出し、自分の好きなものについても話すとよい。
自分の好きなものを話す理由は、相手がそれを覚えてくれた場合、相手が街でそれを見たときに「あの人が好きだと言っていたな」と思い出してくれる可能性があるからじゃ。
このようにして、相手が無意識に自分のことを考える状況を作り出すんじゃ。
関係が良い感じに進んできたら、「ロミオとジュリエット効果」を使ってみよう。
たとえば、「また連絡するね」と言って、普段よりも連絡の頻度を少し減らしたり、相手の誘いを時々断るなどしてみる。
これにより、相手の関心をより引き出すことができるかもしれんが、やりすぎには注意することじゃ。
思い通りにいかないことが増えると、人は何かを手に入れたくなるものじゃ。
これは、難易度が高まると意欲も高まるという心理の現れじゃな。
ただ、この方法を使う時は、相手の好感度を高めるために使うことが大事じゃ。
焦らし過ぎて相手に誘われなくなる事態は避けたい。
誤ってやり過ぎると、相手が飽きたり他に目移りする可能性もあるから、慎重にな。
最終的には、お互いがどう思っているかを確認し、思いを伝えることが重要じゃ。
相手との関係を深めるには、適切な距離感とタイミングが鍵になるんじゃ。
最後に
さて、どうじゃったかな?
「恋愛はそう難しいものではないのかもしれん」とか「少し勇気を出してみるか」と思っていただけたら幸いじゃ。
恋愛に挑戦するのはいつからでも遅くはない。
重いテクニックではなく、ちょっとしたコツを軽い気持ちで試してみるのがよいじゃろう。
成功体験や努力は、いつでもあなたの味方になるものじゃ。
何よりも、相手を思いやる大きな愛を大事にしてほしい。
この話を読んだあなたが、好きな人と幸せな関係を築けることを心から願っておるよ。
また、未婚男性向けに出会いを増やす秘訣については、以下のnoteで詳しく深堀りしておるので、本気の人だけ読んで学んでみるのも良いじゃろう。
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