【大学院相談について思うこと】
こんにちは。松木蓮です。
6月を皮切りに途端に知らない人から連絡が来るようになりました(それ以前からもちょくちょくあったよ)。その多くは大学院についての相談で、ちゃんと数えていないですが、30〜40人くらいの人からお問い合わせをいただいていると思います。
今日はこれについて思うことを書き留めておこうと思います。わざわざパブリックな場で書く必要はないと思うのですが、これは大学院の問い合わせだけでなくて普遍的に言えるはずで、僕自身の今後にも生きることだなと思って言語化します。
北欧留学大使というインスタアカウントを6月上旬に開設して現在は400人超の人にフォローされています。この400人というのはインスタというソーシャルネットワークでいうとかなり少なくて、その辺の個人アカウントよりも小規模だと思うのですが、こと北欧留学というジャンルに絞ると決して小さくないと思っています。
このアカウント開設と同時に、僕宛に留学相談が来るのですが、これまで30〜40人くらいの(知らない)人と連絡を取り合っていて感じることが大きく2つあります。これは全員に当てはまることではないのですが、そこそこの割合で当てはまる人がいて、さすがに声を大にして言いたいと思っています。
#少々口が悪くなります
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①名を名乗れ
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3割くらいの人がこれに当てはまります。問い合わせの多くは、SNSを介したものでFacebookしかりTwitter、Instagramと様々です。
僕は基本的にSNSを極めてオープンにしているので連絡していただくことは良いのですが、名前を名乗らずに突然質問してくる人がいらっしゃいます。
「こんにちは!突然すみません。ノルウェーの大学院を考えているのですが、色々探していたられんさんに辿り着きました。いくつか質問させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」
「はい、全然よろしくないです」と内心思います。
例えば、こんな感じ( #あくまでも僕が即興ででっち上げた例文です )。僕の第一印象をいうと、「お前、誰だよ」です。SNSだからこそ気軽にDMを送れたりするのですが、名前を名乗らない人がどうやら一定数いるようです。
特にSNSだと、アカウント名が匿名あるいは本名でない場合が99.9%なので、謎のアカウント名の人から突然連絡がきます。
しまいには、鍵アカだったりすると、一ミリもあなたの情報がないです。考えてみてください。街中で顔面マスクを被った人から突然大学院の質問をされて、すんなり「えっとですね、出願の際は、、」みたいに返答できると思いますか?
ノルウェー人100人の老若男女に直接インタビューをした者の体験談ですが、知らない人に話しかけるときは、まずは自分から心を開くことが大切です。初対面であればなおのこと。
あなたは僕から情報を得ようとしているので、であればそれ相応の礼儀があって然るべきです。僕は礼儀を(それなりに)重んじる人間なので、この辺はドレスコードとして大大大前提としてご連絡いただけると嬉しいです。これは年齢と一ミリも関係ありません。
名前すら名乗らない人からの連絡を見て僕が「お前、誰だよ」の次に思うのが「はぁ、、」という溜め息。まともに返答する気が無くなっています。
一方で、中にはすごく低姿勢で(僕より年齢が上であっても)ご連絡してくださる人がいますが、こういう人にはびっくりするくらい丁寧にお答えしています。
オンラインのコミュニケーションで特に気をつけたほうが良いと思っていることは、「その話し方、言葉選びはオフラインでも同じ?」ということです。オンラインだから礼節に欠ける文章を紡ぐのは、SNSで罵詈雑言を撒き散らすその辺の可哀想な人間と同類だと思っています。
#オフラインでやらないことをオンラインでもやるなよ
幸い、僕は仏のように優しい心を持っているので、”それなり”のことをお答えしています。が、言葉選びや自己紹介の仕方を気をつけるだけで、もらえる情報が変わってくると思ったほうが良いと個人的に思います。丁寧に連絡してくれていたら、僕の知り合いにも繋げようと思うんだけどな、ということは少なくないです。そんな人を僕は紹介できないです。なぜなら、そんな人を紹介した僕の信用に傷が付くからです。
#君は僕の時間を奪っているんだよ
#その上で信用にまで傷をつけようとしている
#なんてこったパンナコッタ
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②それ、ググれば出てこない?
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2つ目に僕が言いたいのが、ネットで調べれば出てくるようなことをいちいち僕に聞いてくる人。「色々調べたら」という枕詞が大好きな人がやたらいますが、本当に調べた?それから僕、グーグルじゃないッス。
僕に連絡がくるということは、「ノルウェー 大学院」とかで調べた結果、僕の記事に辿り着いて、僕のSNS情報を見て連絡してきたと思います。
本当に僕が書いた記事を穴が開くくらい(穴が開かなくても)読んでいたら、起こりえない質問が結構あります。「物価はどれくらいですか?」とか。そんなんその辺のブロガーが書いてます。
たまにプログラムの内容について聞かれることもあるのですが、「そんなん知らん!」です。僕、留学アドバイザーを生業としていないです。なぜ、他のプログラムのことまで知っていると思ったの?基本的にプログラムの詳細について疑問があれば、その大学の留学窓口(International Deskなど)に問い合わせた方が確実です。
北欧留学の情報がないことは僕は痛いほどわかっていて、だから北欧留学大使というアカウントを作ったんです。なかなか思うように欲しい情報が得られないこともしばしばあります。
https://www.instagram.com/norr_ambassador/
が、僕に辿り着いたということは、僕の記事なり、北欧情報メディアNorrという媒体にかすっているはずなので、まずはそちらをご覧いただいてから連絡してくれると話が速いです。お互いによって時間の浪費を防げます。
#大学HPやプログラム要項などは熟読して当たり前
これもある種礼節というドレスコードの話になるのですが、その人のことを一通り下調べした上で連絡を入れるのが最低限のマナーなのではと思っています。
加えて、あなたは僕の時間を使ってまでも情報をゲットしようとしています。一度あなたが連絡すると、一通りやり取りを終えるまであなたのことが僕の頭には(かすかに)あります。こんなわけで、ググれば出てくるような質問をされると僕は激怒します。
#ぼく1円もいただいていないです
「お前、そんなことも知らずに(自分で調べずに)ノルウェーに来ようとしてるの?」
本当に行きたかったら、それなりのリサーチ(下調べ)をして然るべきだと思います。それに、あなたの様に留学情報が欲しい人はあなただけではありません。僕でさえ40人くらいの人から連絡をいただいています。「あなたに割いた時間×40」はどれくらいになるでしょうか。
「何甘えてんだよ。お前に割いた時間で、お前はオレに何か与えることができるのか?」
結構な本音です。こうして毎日何かしらつらつら書いていますが、僕は暇ではないです。忙しくはないかもしれないけど、暇ではないことは確かです。
ずいぶん昔に「時間泥棒」という題でブログを書きました。寿命というものがある以上、人の時間を奪うということは極論その人の命を削ることである。そんな内容です。
そんな人は咎められるべきだと個人的に思っています。窃盗なんかよりも罪は重いはずです。
結構シビアな話だと思いますが、この辺の理解は人としてしておくべきだと思います。知らない人に対しては特に。
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大きく分けるとこの2つなのですが、最低限ここは抑えた上でご連絡いただくと、僕自身もぜひお役に立ちたいなと思います。
敬語表現などはある種どうでもいいですが、この辺の姿勢や態度には僕は結構敏感です。
#ブライダル業界で5年間くらいアルバイトしていたよ
優しい社会が好きです、僕は。
#生意気言ってすみません
#僕も毎日必死に生きてます 。
僕が北欧留学について書いた記事は以下の3つです。もちろんノルウェーの大学院の全てを網羅していませんが、逆に言えば僕が書けることは全てここに書いています。
▼ノルウェーの現役大学院生が教える進学までに必要なお金のこと
▼いまの僕ならこう答える(出願時に僕が実際にしていた質問に対して今の僕が実際に答えるという内容)
▼現役大学院生が教えるノルウェーのリアルな物価一覧
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