セブ島のAppleStoreに行ってみたので、日本との価格差を計算してみる
アップル製品はiPhone、MacBook、AppleWatchなど、個人用も会社用ともにたくさん利用しています。最近は円安の影響もあり日本での価格も上がってきていますよね。
もしセブで買ったとしたら仕様や価格などに違いはあるのか。セブ島のアップルストアに行ってみたので、実際に買うことを想定して計算してみようと思います。(レートは11月中旬から12月中旬の実際のものを元にしています)
フィリピンでアップル製品は使われているの？
iPhoneの利用率がこんなに高いのは日本だけ。他の国ではAndroidのシェアが高いというのは良く聞きますが、フィリピンも同様のようです。少し古いデータですが、2019年3月から2020年3月でモバイルOS別に見ると、Android：83％、iOS：17%という調査結果が出ていました。https://dime.jp/genre/968104/
確かに実際にセブで周りを見渡してみると、ほとんどがAndroidだったように思います。ちなみにスマホの普及率は日本と変わらず、ほとんどの人が持っているように感じました。
iStoreはショッピングモールの中
上記のような事情もあるのか、セブ島のアップルストアである「iStore」は、日本のような路面店ではなくショッピングモールの一角にありました。
ショッピングモール内にデジタル製品が集まっているエリアがあるのですが、アップルの独自路線が発揮されるのか、そのエリアの近くではあるもののエリア内ではない、という立地で少し探しにくいです。他のスマートフォンメーカーと並んでいるようなこともありませんでした。
特に並んだり予約したりなども必要なく、ふらりと入ることができました。日本のアップルストアだとカラーバリエーションも含めてほぼ全てのラインナップを見ることができると思いますが、iStoreはそれほど広くはないのでラインナップも限られていました。ただ代表的な製品の型はほぼ全て置いてあったように思います。
単純にレートで比較
今回はiStoreに店頭展示されていた、下記のスペックで比較してみようと思います。ベースグレードですね。
M2チップ搭載MacBook Air
8コアCPU、8コアGPU、8GBユニファイドメモリ
256GB SSDストレージ
オプションなし
まずは日本のオフィシャルサイトから。総額で164,800円になります。M1チップが出た時は低価格に驚きましたが、最近は上がってきていますね。
iStoreの同じスペックの価格総額は76,990ペソ。当時の為替レートがほぼ1ペソ＝2.47円だったので、190,166円となります。「日本で買うより 25,366円高い」ということになります。
実際に買うことを想定して
よりリアルにセブで買うことを想定して、海外キャッシングを利用して現地ATMで現地通貨を引き出して購入するとしたら。その時は10,000ペソ＝25,278円で引き出すことができたので、購入に必要な額を日本円計算すると194,616円になります。
ちなみ現地では1円＝0.4ペソで両替できたので、現地で現金を両替して購入するとしたら192,475円が必要。「海外キャッシングより2,141円安い」ということになりますね。
もっと単純にクレジットカードで支払うとしたら。レストランで2,484ペソの支払いに対してカードの請求が6,231円だったことがあったので、M2 MacBook Airをカードで買うと193,126円の請求になるかと思います。
この3つの方法の中では、日本から現金を持っていって現地で両替して支払うのが一番有利ということになりますね。(現地での両替事情はこちらの記事でも紹介しています)
セブでMac Book Airを買うと
少し安く買えたりするのかな？と思っていたりしましたが、計算してみると日本で買うより高いという結果になりました。日本ではカフェなども含めマックを使っている人に良く会いますが、セブではほとんど見かけることがなかったので、その国での売上や為替レートなどの影響もあるのかもしれません。
また店頭にあったモデルは英字キーボードでした。見た目はすっきりしていてかっこいいですが、個人的には日本語を打つなら日本語キーボードの方が良いと思っているのでここも悩ましいところ。(オプションで選ぶことはできるかもしれません)
パソコンがないと仕事ができないのは日本でも同じですが、盗難や紛失のリスクが上がりやすい海外ワーケーション中はなおさら大事にしたいところですね！
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