【これが、私の''RENEW LAB.''】 vol.8 変化を恐れずに、楽しむこと
こんにちは。RENEW.LAB 1期生の渡邊らもです。
突然ですが、
あなたは、変化を楽しむタイプですか?
それとも、現状維持が心地よいタイプですか?
私はどちらかというと後者で、それは現職である経理の仕事にも活かされていると実感しています。
自分の性質に合った職種に就けたこと(しかも、あまり迷うことなく)は幸運だったし、
現状維持と言いつつも常に少しづつ改善し続けていく過程にやりがいを感じています。
また昨年は出産も経験し、夫婦で子育てを楽しみながら家族の絆をより一層深められました。
一つの命を育むプレッシャーに押し潰されそうな時期もありましたが、
1歳になった子どもは4月から保育園に通い始め、私のワーママ生活も軌道に乗りつつあります。
職場の方々にも家族にも恵まれ、私が5年程前に思い描いた環境が出揃いました。
ただひとつ、音楽を除いて。
一度、諦めた領域
関西の音大に通っていた私は、バイオリンとヴィオラが好きで、特にオーケストラが大好きでした。
大学の授業はもちろん、学内外問わず頼まれれば二つ返事で演奏会に出演していたので、それはそれは音楽漬けな毎日でした。
我ながら上手くやっていたし、指揮の先生や同級生、後輩からの信頼も厚く、オーケストラ演奏についてはかなり自信がありました。
ですが当時、両親との関係が上手くいっておらず、音楽を現実逃避の手段にしてしまっていました。
そのため進路についてはほぼ無計画。
周りに相談する人もなく、ただ、ゆくゆくはオーケストラ団員になりたいという、フワッとした思考で止まっていたのです。
就活は一切せず、卒業後はバイトをしながら自己研鑽に励みましたが、モチベーションが維持できず腐りかけていました。
案の定、そんな状態では両親の理解を得られるはずもなく、半年後に一般企業に就職することになりました。
就職してからも地元のアマチュアオーケストラにエキストラとして出演していましたが、仕事が忙しくなるうちに機会も減り、
結婚のために関東へ越してからは楽器に触れる頻度も激減しました。
友人の結婚式の余興で演奏したのを最後に、3年ほど楽器を触れていません。
まあまあ最悪な形で、音楽から遠ざかってしまった、と思いました。
「私は音楽をやりきれなかった」という感覚がずっと抜けない。
でも、今の安定した環境を一度壊してまで、もう一度1人でやり直す気力は尽きていました。
そんな時に、RENEW.LABの1期生募集の記事を見ました。
変わるなら今だ、と思いました。
変化を楽しめるか?
代表の白鳥さゆりちゃんとは、大学の同期です。
以前から音大生のキャリア支援を中心に個人で頑張っているのは知っていて、すごいな、でも私が手伝えることはないだろうな、と思っていました。
ですが、コミュニティとなると色々な人材が必要です。
アイディアを出す人、行動する人、交渉する人、取りまとめる人、そして支える人も。
おそらく、最初に集まるメンバーは行動力が強い人が多いに違いない。
なら私は支えながら、それに乗っかりつつ一緒に行動しちゃおう…!
そう思って、RENEW LAB.の門を叩きました。
もちろん、音楽業界の価値観の古さや音大生のキャリア支援などは以前から課題を感じていたので、だからこそ、こんな私でも役に立てそうなことが嬉しかったのです。
実際、RENEW LAB.に参加してからは皆に引っ張ってもらっています。
30歳になってから新しい仲間と出会えたことも、モチベーションにつながっています。
そして何より、どんどん行動することも楽しいと思えるようになりました。
RENEWし続けることを、心から楽しめるようになったこと。
これが、私にとっての“RENEW”です。
まだ最初の一歩を踏み出したばかりではありますが、これから自分自身も楽しみながら、新しいスタンダードを作っていきたいです。
音楽からは少し遠ざかってしまったけど、就職、転職、結婚や出産も経験して、自分の中に色んな軸が出来ました。
これをクラシック音楽業界にどう還元しようか、とにかく一歩ずつ進んでいきたい。
RENEW LAB.は、そう思える仲間がいるところです。
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RENEW LAB.は現在期間限定で3期生を募集しています!
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*〆切は5/15までとなっております
そして、来たる6/2には今春からスタートした、
「音楽と共に生きる」を再定義するための学び場、RENEWcollegeがイベントを開催いたします。
第1回目は音楽コーチとして活躍されているバジル・クリッツァーさんをゲストにお迎えし、
「楽器の上達を再定義せよ」
というテーマに挑みます。
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