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元にわかバーテンダーが、初めてバーに行く人へお伝えすること。

れんにゅーです。
皆様はバーと言うと、どの様なイメージを持っていますでしょうか。

バーと言っても様々なバーがあります。
クラシックな雰囲気のバー、ダーツやビリヤードができるバー、居酒屋に近いバーなど様々です。

今回は、その中でもクラシックなバーに初めて行く人へ向けた、元にわかバーテンダーがいくつか役に立つ知識を書いていこうと思います。
あくまで「今までバーに行ったことがない人」への記事ですので、行ったことがある方、多少の知識がある方には既に知っていることばかりかと思います。

自粛期間中で様々なバーは経営が大変になっているでしょう。
色んなバーを応援する気持ちも兼て、コロナが収束したのち、行ったことない人にもバーに行ってほしくてこの記事を書きます。

是非、自由に外出ができるようになったら出かけてみてください。

料金

これはバーによって違いますが、まずチャージと呼ばれる料金が大体500~1000円発生します。
それに加えて飲み物代やおつまみ代がかかります。

軽く1~2杯というなら5000円あれば、
しっかり飲みたいということであれば10000円持っていけば十分でしょう。

服装

大体のバーやバーテンダーはお客様の服装に文句はありません。
私が働いているときもジャージやツナギでくるお客様もおりました。
よっぽど格式の高い、それこそドレスコードがある場所じゃなければ好きな格好で行って大丈夫です。

どんなお客さんがくるの?

これもバーによって様々です。
他の人とお話ししたいお客様、一人でお酒を楽しみたいお客様、バーテンダーとの会話を楽しみに来たお客様と様々です。
どんな人と出会えるかもバーの楽しみ方の一つです。

もし、他の人とお話しするのが苦手だ・・・と言うのであればスマホか本を持っていくとよいと思います。
話したくないなーと思えば、読書するなりスマホを触るなりしておけば、バーに来るお客様は、無粋に話しかけてくることはありません。

たまに、それでも話しかけてくるお客様はいますが、大体のバーテンダーであればその様子に気が付いて何かしらアクションを起こしてくれます。

どんな飲み物を頼めばいいの?

様々なカクテルやお酒があります。
いくつか種類があり、飲み始めはこれを、真ん中ぐらいではこれを、飲み終わりにはこれを、みたいなセオリーもあるんですが
お好きな順番でお好きなものを楽しむのが一番良いと思います。
変に通っぽい頼み方を意識するよりは、お好きなお酒をお好きなだけ、好きなペースで飲むのが一番楽しめますし、バーテンダーもそんなこと気にしません。

お酒のことが分からない…という人に向けて、強さ別におすすめのカクテルをいくつかご紹介いたします。
セレクトは私の独断と偏見ですので悪しからず。

強め

「ギムレット」

ギムレット

「マティーニ」

マティーニ

「サイドカー」

サイドカー

中ぐらい

「ジントニック」

ジントニック

「ダイキリ」

ダイキリ

「ブルームーン」

ブルームーン

弱め

「パナシェ」

パナシェ

「マリブコーラ」

マリブコーラ

「カシスオレンジ」※私のお勧めはカシスオレンジをシェイクでと注文してみてください。居酒屋のものと全く違うお味になりますよ。

カシスオレンジ

バーテンダーにおすすめのお酒を頼んでみる

よくドラマや映画で「私に似合うカクテルを」と注文しているのを見たことはあるでしょうか。
実際にこの様なご注文をされる方もいますが、正直バーテンダーとしては結構困る注文でもあります。

常連のお客様がふざけて注文されることもありますが、常連のお客様なので、ある程度好みが分かっている為作れはしますが、初めてのお客様では中々に困難な作業です。
(もちろんそれでも対応いたしますよ)

ですが、どうせバーに行ったのならバーテンダーのお勧めのお酒を飲んでみたい、という気持ちもわかりますので、その際の「バーテンダーが作りやすい注文の仕方」をお教えいたします。

伝えるべきこと

・まずは何か作ってほしいことを伝える
・お酒の濃度を伝える(強め、普通ぐらい、弱め)
・味の好みをお伝えする(甘め、さっぱりめ、炭酸があるなど)
・フルーツ系が良いのなら好みのフルーツを、ミルクやチョコレート風味が良いのならそれを伝える

基本的にはこれぐらい伝えておけば、おすすめのカクテルは非常に作りやすくなります。口頭で伝えるのであれば

「何か作ってほしいんですが、強さは普通位で、さっぱりで、チェリー味のものをお願いできますか?」
みたいな感じですね。

難しいという方は「強めでさっぱりめなものを」とかでも大丈夫です。
必要な情報はその都度バーテンダーから聞くことが多いので、安心してお任せください。

お会計・帰り方

居酒屋と基本的には一緒です。ですがせっかくのバーです。御あいそやお会計と言わず「チェックで」と言ってみましょう。

お店の会計方法に従い、お会計を済ませたら後はお気をつけてお帰りください。


以上でございます。
バーと言うと、ちょっと敷居が高いイメージがありますが雰囲気の良い居酒屋ぐらいに思っていただいて構いません。

無事、コロナが収束し、夜の街に飲みに行ける日がくることを祈っています。

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