ルネチューバ―に聞いてみた「何足のわらじを履いているんですか???」
こんにちは。ルネサンスnote編集チームです。
ルネサンスで働くスタッフは、社員やアルバイトスタッフ、業務委託のインストラクターやコーチなど、様々な立場の人がいます。
今回のnoteは、ルネサンス公式YouTube「ルネサンスチャンネル」でルネチューバ―として活躍されているFUKU(フク):福嵜 良宏(ふくざき よしひろ)さんと、NON(ノン):岩井 望美(いわい のぞみ)さんのお二人に、それぞれの立場での仕事やキャリアの拡がりについてお伺いしました。
FUKUとNON、最初の出会いはルネサンス亀戸のオープニングスタッフ
ーーお二人はルネチューバ―として一緒にお仕事をされる以前から、繋がりがあったとお伺いしています。出会った当時のことについて教えてください。
FUKU:私たちは、東京都江東区「スポーツクラブ&スパ ルネサンス亀戸24」のオープニングスタッフでした。私は当時のフィットネスセクションの責任者(チーフ)で、NONさんはアルバイトスタッフという立場です。
NON:私は前職でフィットネスとは全く違う業種で働いていました。職業柄、不規則な生活が続いていたことで自分自身の「健康」を見つめ直したいということもあり、思い切ってこの業界に足を踏み入れました。
FUKUさんと私はスタジオプログラムが大好きで、特に格闘技系のエクササイズについては「こんなプログラムがあれば、お客様にもっと喜んでもらえるのではないか」と考えて、自分たちで創ってしまったほどです。
現在、全国のスポーツクラブルネサンスで展開している暗闇WORKOUT「カーディオキックボクシング」は、当時私たちが創ったプログラムを基に構築されています。
FUKU:その当時からお客様に楽しんでもらいたい、喜んでもらいたいという気持ちで働いていたのに加え、一緒に働くスタッフのモチベーションがどうしたら上がるのかということも常に考えていました。
そのため、「こんなことをしたら、きっと面白いんじゃないか」ということは、とにかくやってみました。
例えば、先ほどのカーディオキックボクシングの時に着るレッスンウェアを考えてプログラムのブランディングをしたり、営業終了後の店舗でスタッフの誕生パーティーを実施したりと、色々なことに取り組んだことを覚えています。
ーーその当時のお互いの印象を覚えていますか?
NON:とにかく、何かを始めるときはFUKUさんがきっかけを創っていましたし、取り組みが立ち上がった時の初動のスピードは本当に早かったです。
ただ、一度走り始めるとその後は良い意味で「適当」といいますか、、、笑
形を整えたりブラッシュアップしていくことは、気づいたらわたしたちにバトンが渡っていたように思います。
なので、カリスマ的なリーダーシップと同時に、ご自分の得意・不得意をよく認識されているなぁと感じていました。
FUKU:NONさんは当時からものすごく「ちゃんとしている人」でした。
今お話されたように、私がスタートした仕事を最後まで責任を持ってやり遂げてくれていたので、とても良いバランスが取れていたと思います。
きっちりし過ぎている部分は、数年間一緒に働いていくことで私の「適当さ」に少しずつ毒されていった感じです 笑
ちょっとずつ、仕事の中にも「あそび」の部分が生まれてきたんじゃないかなぁと。
ルネサンス亀戸で一緒に働いた後は、私が関西の店舗に転勤したり、NONさんがアルバイトスタッフから業務委託の契約インストラクター・パーソナルトレーナーに立場が変わったりという変化もありましたが、一緒に仕事をする機会はこれまでに何回もありました。
ルネチューバ―の他に履いている「わらじ」
ーー今一緒に企画からコンテンツ配信までしている「ルネサンスチャンネル」について教えてください。
FUKU:ルネサンス公式YouTubeの「ルネサンスチャンネル」は、様々な媒体を通してルネサンスの良さを拡げていこうという思想のもと、プロジェクトとして発足しました。
立ち上げ当初はプロジェクトメンバー内で出演するのは私一人だったのですが、なかなか再生回数が上がらなかったんです。
そこで、メンバーを加えて新しい体制でチャンネルを運営していこうとしたときに、NONさんの名前が挙がりました。
NONさんと二人三脚で動画を配信し始めたところ、再生回数も上がってきまして.
一番人気の動画はNONさんが、1人で正しいウォーキングを解説している動画なんです。
って感じです。笑
NON:FUKUさんの出演の有無がコンテンツの再生回数にどのように影響しているかはともかくとして、、、笑
Youtubeという媒体は、5年以上継続してからこそチャンネル登録者数が増えたり、各コンテンツの再生回数が増え、効果が出ると言われています。
既に取り組みを始めてから3年ほど経過しますが、私たちが胸を張って言えるのは、週1回、必ずコンテンツを配信していることです。
私たちのコンテンツを通して、1人でも多くの方が楽しんで運動をして、健康になってくれると良いなという想いで取り組んでいます。
ーー「ルネチューバ―」以外に、どのような活動「わらじ」を履いているのか教えてください。
FUKU:定期的に「フィットネス芸人」としてM-1などの賞レースにチャレンジしたり、ドッジボールの審判やPTAの副会長などと様々ですが、副業として取り組んでいるのは、イラストレーターです。
昔から絵を描いたり、工作をしたりするのが好きで、就職する時にはフィットネス業界にするか、映画の看板職人にするかを本気で悩んだほどです。
イラストレーターとしての活動のやりがいとしては、直接「ありがとう」という言葉をもらえることです。これはルネサンスの仕事と共通していると思います。
「喜寿のお祝いで親族が集まる際に、両親へのプレゼントにしたい」「亡くなった祖母と孫を1枚の絵の中で一緒に書いて欲しい」という依頼を受けた時は、どちらもとても喜んでいただくことができました。
このような経験を通して、私自身の心もとても豊かになったなと思います。
NON:私は「パーソナルトレーナー」と「理学療法士」を中心に活動しています。
その中で、ルネサンスで展開されているMOSSA プログラムの教育トレーナーを担ったり、理学療法士という資格を活かして運動に関する講演会の依頼を受けたりしています。
最近では産後のママさんに向けて腰痛予防の体操教室などを実施しました。
いただいたお仕事を通して、人とのつながりを大事にすることと、求められている成果に対して「この要素もお届けしたら、もっと喜んでもらえるはずだ」とプラスアルファをしていくことを心がけていたら、気が付いたら活動の幅が増えていました。
活動の幅が拡がる原点にあるのは、「好奇心」
ーーお二人とも、本業となる支配人やトレーナー・インストラクターのお仕事も日々お忙しいかと思います。その中でもご自身の活動の幅を拡げているモチベーションが何か、教えてください。
FUKU:「なんか面白そう」と自分の感覚に触れたものは、とりあえずやってみようというスタンスです。
例えば、先ほどお話したドッジボールの審判については、息子が始めたのをきっかけに何かしら役に立ちたいと思ってやってみたのですが、気がついたらどっぷりのめり込んでいました。
私の良いところでも、悪いところでもあると思うんですが、嫌な経験をしても忘れちゃうんです。笑 結果、楽しかったことだけが残るみたいな。
加えて、「わらじ」を増やして行く上では特にカテゴライズを意識していないんです。
色々なことにチャレンジして所属するコミュニティが増えていくことは、自分の心の健康や豊かさにも繋がっていると考えています。
例えば、仕事で上手くいっていない時があっても、ドッジボールの審判で活躍できていると実感すると、また仕事にも前向きに取り組めます。様々な活動での経験を本業に活かしたりすることができるのも、わらじを増やしてみて良かったなと思う点ですね。
NON:わたしの場合、「誰かが喜んでくれること」が「わらじ」を増やす時に一番大事にしている考え方です。私の活動の先にいる方が、楽しんでくれたり、健康になってくれるということが全部の軸になっているので、活動の幅が増えていくのを私自身が楽しむことができていると思います。
そして、自分自身が個人事業主ということもあって、色んな立場の方との関りを持つことができるのですが、関わる人が増える度に自分の知らない世界を知ることができるので、それがとても面白いです。
また、一度始めたことは「もっと良くすることができるはず」と考えながら取り組んでいます。
「ルネサンスチャンネル」のコンテンツは、全部私が編集しているのですが、もっとクオリティを高めて、視聴者の皆さんに届けることができないかと日々試行錯誤を繰り返しています。
また新たな「わらじ」を増やしていくとしたら
ーー今後、よりご自身の活動の幅を拡げていくとしたら、何にチャレンジをしていきたいですか。
FUKU:今後、活動の幅を拡げていく際にも「なんか面白そう」というワクワクする感覚や熱量を大事にしていきたいと考えていますが、YouTube以外のSNSやメディアで露出を虎視眈々と狙っています。
目標はテレビ出演ですね 笑
そのような活動を通して私たちフィットネス業界の楽しさや重要性みたいなものをより拡げていきたいと考えています。そして、ルネサンスと言えば「FUKU&NON」を思い浮かべてもらえるように、ポジションを確立したいと考えています。
NON:私は「本を出版する」ことに将来的にチャレンジをしていきたいです。
ルネサンス内で教育トレーナーとして活動したり、様々な講演会の依頼を受けたりする中で、関わった方々から「説明がわかりやすいね」というお声を、ありがたいことにたくさんいただきます。
ですので、自分が今まで口頭でお伝えしてきた運動の知識・ノウハウなどを書籍として言語化することで、より多くの方に運動の楽しさを伝えることができたらと考えています。
こちらも、先ほどお話しした「わらじ」を増やす時の軸に基づいたものなので、今後もこの想いを大事に活動を続けていきたいと思います。
このように、今後のnoteの場を通じて社内の様子もお届けしていきます。
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