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ウーバー供養

こんばんナム(^人^)

あるお檀家さんからお電話がありました

看護師さんで、3年前に若くしてご主人を病気で亡くし、二人のお子さんがいらっしゃいます

檀家さん「お盆のお経のことで、お電話しました。年に1度のお盆ですから、ぜひ、ご住職に来ていただいて、お経をあげて頂きたいのですが…病院に勤務しているため、感染リスクを減らさなければならず、家に来ていただくことが難しくて…残念です」

コロナに対して特に配慮をされていて、仕事をしている間はもとより、プライベートでも感染しないように気を付けていて、まったく気持ちが休まらないとのことでした

ご主人の供養を、いつも懇ろに行っているお檀家さん。お盆に帰ってくるご主人の供養をしたい。そのお気持ちにどう応えたらよいか…

私「経木塔婆という、とても小さいお塔婆があります。事前にお寺でお経をあげて、経木塔婆に祈りを籠めます。その経木塔婆をお盆にお届けしますので、仏壇にお供えし、お帰りになられたご主人に、供養の気持ちを捧げてください。二人のお子さんにも、経木塔婆でお父さんが帰ってきていることを実感して頂ければと思います」

檀家さんは、経木塔婆をお供えすることで、供養ができることを喜んでいらっしゃいました

仏事を行うことで、亡き人とのつながりを感じ、心が安らかになる

コロナ禍で世情が不安定な今だからこそ、仏事を大事にして頂きたいと思います(^人^)

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