21/22ドイツ・ブンデスリーガ第23節　～相性のみで見る全9試合勝率大予想～

Lemです。今回は相性のみで見る全9試合勝率大予想シリーズの第5回です。

今回の本編はまず前節の振り返りからやっていきたいと思います。

前節の振り返り

前節は多くの試合でこれまでの相性を大きく覆す結果となりましたね。まず、最注目試合にしましたホッフェンハイム対ビーレフェルト。ホッフェンハイムが勝利しましたね。この試合の結果によってホッフェンハイムは6戦3勝3分ということで無敗記録を更新しました。また、監督同士の対戦はこの試合の結果によって初めて勝ち負けが付く結果となり、これまでクラマー監督に対して苦戦していたヘーネス監督はここで一つ勝利したことはこれまでの借りを返す結果になったのではないでしょうか。

次にウニオンベルリン対ドルトムント。ドルトムントがウニオンベルリンのホームで初勝利を挙げただけではなく、マルコ・ローゼ監督自身もウニオンベルリンホームで初勝利を飾りましたね。うれしい限りです。

最後に触れたいのは、ボーフム対バイエルン・ミュンヘン。ボーフムはホームで8連敗中であり、通算でも7連敗中とかなり苦手としており、今節も相性からいうと99%負けると思われた試合ですが、まさかまさかの大金星。バイエルン相手に1試合で4点を取ったのは過去を遡ってもない。結果そしてスコア、内容で衝撃を与えた。

マインツ対レヴァークーゼン

マインツ対レヴァークーゼン対戦成績

マインツホームの直近5試合の対戦成績はマインツが1勝4敗と大きく負け越している。また、マインツホーム通算成績では、マインツが15試合6勝1分8敗と通算では負け越しているものの、ほぼ五分。

また、レヴァークーゼンホームの直近5試合の対戦成績はマインツが1分4敗と勝利がない。レヴァークーゼンホーム通算成績はマインツが17試合4勝4分9敗と大きく負け越している。

通算成績では、マインツが32試合10勝5分17敗と大きく負け越しており、マインツは現在8戦連続勝ちなしと近年の相性が非常に悪い。

ボ・スベンソン監督対ジェラルド・セオアネ監督対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対戦となった。セオアネ監督が勝利している。

ボ・スベンソン監督対レヴァークーゼン対戦成績

これまでの対戦は2度。スベンソン監督が2戦1分1敗と勝利がない。しかし、ボ・スベンソン監督が率いるチームがホームの対戦は今節初。また、就任後初の対戦では引き分けており、レヴァークーゼン相手の連敗記録を6でストップさせたということも注目すべき。

ジェラルド・セオアネ監督対マインツ対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初となった。セオアネ監督が勝利している。

勝率予想
マインツ10%
レヴァークーゼン75%
引き分ける可能性15%

ビーレフェルト対ウニオン・ベルリン

ビーレフェルト対ウニオン・ベルリン対戦成績

ビーレフェルトホームの直近5試合の対戦成績はビーレフェルトが1勝4分と無敗。ブンデスリーガでの対戦は1度のみ。ビーレフェルトホームの通算成績はビーレフェルトが10試合3勝6分1敗と勝ち越しているが、引き分けが目立つ。

また、ウニオン・ベルリンホームの直近5試合の対戦成績はビーレフェルトが2分3敗と勝ちなし。ウニオン・ベルリンホームの通算成績では、ビーレフェルトが11試合4分7敗とこれまでウニオンベルリンホームでビーレフェルトは勝利したことがない。

通算成績では、ビーレフェルトが21試合3勝10分8敗と大きく負け越している。ブンデスリーガでは3度対戦しており、ビーレフェルトが1分2敗とブンデスリーガでは勝利したことがない。

フランク・クラマー監督対ウルス・フィッシャー監督対戦成績

これまでの対戦は2度。クラマー監督が2戦1分1敗とこれまで勝利したことがない。しかし、1度のホームでの対戦では引き分けている。

フランク・クラマー監督対ウニオン・ベルリン対戦成績

これまで6度対戦している。クラマー監督が6戦2勝3分1敗と僅かに勝ち越しているものの、ほぼ五分。クラマー監督が率いるチームがホームの対戦では2戦2分と勝利はしていないが負けてもいない。

ウルス・フィッシャー監督対ビーレフェルト対戦成績

これまでの対戦は5度。フィッシャー監督が5戦2勝3分とこれまで負けたことがない。フィッシャー監督が率いるチームがホームチームの対戦はこれまで2度あるが、2戦2分アウェーで勝てていない。

勝率予想
ビーレフェルト10%
ウニオン・ベルリン5%
引き分ける可能性85%

シュツットガルト対ボーフム

シュツットガルト対ボーフム対戦成績

シュツットガルトホーム直近5試合の対戦成績はシュツットガルトが3勝2分けと負けなし。シュツットガルトホーム通算成績では、37試合27勝6分4敗とかなり大きく勝ち越しており、シュツットガルトがホームで最後に負けたのは86/87シーズンともう30年以上負けていない。現在22戦連続負けなし。

ボーフムホームの直近5試合の対戦成績はシュツットガルトが2勝2分1敗と僅かに勝ち越している。ボーフムホームの通算成績はシュツットガルトが38試合12勝13分13敗とほぼ五分。

通算成績は、シュツットガルトが75試合39勝19分17敗と大きく勝ち越している。

ペッレグリーノ・マタラッツォ監督対トーマス・レイス監督対戦成績

これまでの対戦は2度。マタラッツォ監督が2戦1勝1分と負けなし。今節がマタラッツォ監督が率いるチームがホームでの初対戦となる。

ペッレグリーノ・マタラッツォ監督対ボーフム対戦成績
監督同士の対戦成績と同じであり、マタラッツォ監督が2戦1勝1分と無敗。

トーマス・レイス監督対シュツットガルト対戦成績
監督同士の対戦成績と同じであり、トーマス・レイス監督が2戦1分1敗と勝利がない。

勝率予想
シュツットガルト60%
ボーフム5%
引き分ける可能性35%

アウクスブルク対フライブルク

アウクスブルク対フライブルク対戦成績

アウクスブルクホームの直近5試合の対戦成績はアウクスブルクが1勝4分と負けなし。アウクスブルクホームの通算成績はアウクスブルクが16試合5勝9分2敗と引き分けが目立つが勝ち越しており、直近10試合負けなしと相性がよく、アウクスブルクが最後にホームで負けたのは08/09シーズンとなる。

マルクス・バインツィール監督対クリスティアン・シュトライヒ監督対戦成績

バインツィール監督とシュトライヒ監督の直近5試合の対戦成績はバインツィール監督が1勝2分2敗と僅かに負け越している。しかし、バインツィール監督が率いるチームがホームの場合は2戦2分と勝利していないが、負けてもいない。

また、通算では、11試合対戦しており、バインツィール監督が11試合4勝3分4敗と全くの五分。しかし、バインツィール監督が率いるチームがホームの場合、5戦2勝3分と負けたことがない。

マルクス・バインツィール監督対フライブルク対戦成績
監督同士の対戦成績と同じである。

クリスティアン・シュトライヒ監督対アウクスブルク対戦成績

シュトライヒ監督とアウクスブルクの直近5試合の対戦成績はシュトライヒ監督が2勝3分と負けなし。通算では、シュトライヒ監督が19試合8勝6分5敗と勝ち越している。しかし、この8勝は全てホームであげたものであり、アウェーでは一度も勝てていない。

勝率予想
アウクスブルク35%
フライブルク5%
引き分ける可能性60%

ヴォルフスブルク対ホッフェンハイム

ヴォルフスブルク対ホッフェンハイム対戦成績

ヴォルフスブルクホームの直近5試合の対戦成績はヴォルフスブルクが2勝3分と無敗。ヴォルフスブルクホームの通算成績はヴォルフスブルクが13試合7勝5分1敗とこれまで13度のホームでの対戦で1度しか負けていない。現在9試合負けなしを記録し、最後の敗北は11/12シーズンと約10年ホームで負けていない。

ホッフェンハイムホームの直近5試合の対戦成績はヴォルフスブルクが2勝3敗と僅かに負け越している。ホッフェンハイムホーム通算成績はヴォルフスブルクが15試合6勝2分7敗とほぼ互角。

通算成績では、ヴォルフスブルクが28試合13勝7分8敗と大きく勝ち越している。

フロリアン・コーフェルト監督対セバスティアン・ヘーネス監督対戦成績

これまでの対戦は2度。コーフェルト監督が2戦1分1敗と勝利がない。

フロリアン・コーフェルト監督対ホッフェンハイム対戦成績

これまでの対戦は7度。コーフェルト監督が7試合1勝3分3敗とこれまで7度の対戦で1度しか勝利がない。

セバスティアン・ヘーネス監督対ヴォルフスブルク対戦成績

これまでの対戦は3度。ヘーネス監督が3試合2勝1敗と僅かに勝ち越しているものの、アウェーでは1敗と勝てていない。

勝率予想
ヴォルフスブルク20%
ホッフェンハイム15%
引き分ける可能性65%

ケルン対フランクフルト

ケルン対フランクフルト対戦成績

ケルンホームの直近5試合の対戦成績はケルンが2勝1敗2分と五分。ケルンホーム通算成績はケルンが53試合23勝19分11敗と勝ち越している。

また、フランクフルトホームの直近5試合の対戦成績はケルンが1勝1分3敗と負け越している。フランクフルトホーム通算成績はケルンが56試合17勝12分27敗と負け越している。

通算成績ではケルンが109試合40勝31分38敗と僅かに勝ち越しているものの、ほぼ互角。現在ケルンは4戦勝ちなしと最近は勝てていない。

ステッファン・バウムガルト監督対オリバー・グラスナー監督対戦成績

これまでの対戦は3度。バウムガルト監督が3戦2分1敗と勝てていない。ホームでの対戦では負けている。

ステッファン・バウムガルト監督対ヴォルフスブルク対戦成績

これまでの対戦は3度。バウムガルト監督が3戦1勝1分1敗と全くの五分。しかし、バウムガルト監督が率いるチームがホームの対戦では1戦1勝と負けなし。

オリバー・グラスナー監督対ケルン対戦成績

これまでの対戦は5度。グラスナー監督が2勝2分1敗と僅かに勝ち越している。しかし、アウェーでは1分1敗と勝てていない。

勝率予想
ケルン40%
フランクフルト30%
引き分ける可能性30%

バイエルン・ミュンヘン対グロイター・フュルト

バイエルン対グロイター・フュルト対戦成績

バイエルンホームの対戦はこれまで6度。バイエルンが6戦5勝1分と負けなし。

グロイター・フュルトホームの対戦はこれまで7度。バイエルンが7戦6勝1分と負けなし。

通算成績は13試合11勝2分と無敗。現在6連勝中。レギオナルリーガ(南)、オーバーリーガ(南)時代から対戦しており、一番初めの対戦は47/48シーズン。それ以降13度の対戦で一度も敗北がないため、敗北してしまうと約80年の対戦の歴史に新たな歴史を刻むことになる。引き分けた場合でも63/64シーズン以来の引き分けになるため、約60年以来の引き分けとなる。

ユリアン・ナーゲルスマン監督対シュテファン・ライトル監督対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対決となった。ナーゲルスマン監督が勝利している。

ユリアン・ナーゲルスマン監督対グロイター・フュルト対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対決となった。ナーゲルスマン監督が勝利している。

シュテファン・ライトル監督対バイエルン・ミュンヘン対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対決となった。ライトル監督が敗北している。

勝率予想
バイエルン・ミュンヘン90%
グロイター・フュルト5%
引き分ける可能性5%

ドルトムント対ボルシアMG

ドルトムント対ボルシアMG対戦成績

ドルトムントホームの直近5試合の対戦成績はドルトムントが5戦5勝。ドルトムントホーム通算成績はドルトムントが59試合35勝13分11敗と大きく勝ち越しており、現在8連勝中。最後に負けたのは13/14シーズンであり、21世紀以降20試合対戦しているが、ドルトムントが20試合18勝1分1敗とかなり得意としている。

ボルシア・メンヒェングラートバッハホームの直近5試合の対戦成績はドルトムントが3勝2敗と僅かに勝ち越している。

マルコ・ローゼ監督対アディ・ヒュッター対戦成績

これまでの対戦は5度。ローゼ監督が5試合3勝1分1敗と勝ち越している。ホームでは2戦2勝と2連勝中であり、ホームで特に得意としている。

マルコ・ローゼ監督対ボルシアMG対戦成績
今シーズン前半戦の対戦が初対戦となった。ローゼ監督が負けている。

アディ・ヒュッター監督対ドルトムント対戦成績

これまでの対戦は7度。ヒュッター監督が7戦2勝3分2敗と五分。しかし、直近の2試合で2勝している。

勝率予想
ドルトムント80%
ボルシアMG15%
引き分ける可能性5%

ヘルタ・ベルリン対ライプツィヒ

ヘルタ・ベルリン対ライプツィヒ

ヘルタベルリンホームの対戦はこれまで5度。ヘルタベルリンが5戦5敗と勝利どころか引き分けもない。

また、ライプツィヒホームの対戦はこれまで6度。ヘルタベルリンが1勝1分4敗と大きく負け越しているものの、ヘルタベルリンホームの成績に比べると好成績である。

通算成績では、ヘルタベルリンが11試合1勝1分9敗と大きく負け越している。

タイフン・コルクト監督対ドメニコ・テデスコ監督対戦成績
これまでの対戦はない。今節が初対決となる。

タイフン・コルクト監督対ライプツィヒ対戦成績

これまで3度対戦している。コルクト監督が3戦1分2敗と勝利がない。しかし、コルクト監督が率いるチームがホームの対戦では1戦1分と勝利していないが、負けていない。

ドメニコ・テデスコ監督対ヘルタ・ベルリン対戦成績

これまでの対戦は4度。テデスコ監督が4戦2勝1分1敗と僅かに勝ち越している。テデスコ監督が率いるチームがホームの対戦では2戦1勝1敗と五分。

勝率予想
ヘルタ・ベルリン10%
ライプツィヒ75%
引き分ける可能性15%

相性から考える23節最注目試合

ヴォルフスブルク対ホッフェンハイム

今節は多くの試合でホームチームが敗北すると何年ぶり、何シーズンぶりという試合が多くあります。その中の一つがヴォルフスブルク対ホッフェンハイムであり、ヴォルフスブルクはホームで約10年負けていません。

しかし、ヴォルフスブルクを率いるコーフェルト監督とホッフェンハイムを率いるヘーネス監督の相性が良くない。コーフェルト監督が2戦1分1敗と勝利したことがない。正直対戦回数が少ないので、これで相性が悪いということは言い切れませんが、コーフェルト監督対ホッフェンハイムの対戦もコーフェルト監督は非常に苦手としている。コーフェルト監督は7度の対戦で1勝3分3敗と1度しか勝利しておらず、ホームでは4戦3分1敗と勝利したことがない。

これらのことから、ホームヴォルフスブルクにとって相性のいい対戦とはなるものの、監督同士や監督対チームの相性がヴォルフスブルクにとってはよくない対戦となります。ヴォルフスブルクが10年ぶりに負けてしまい、ホッフェンハイムがヴォルフスブルクホーム2勝目を飾ることができるのか、チームの相性通りヴォルフスブルクが勝利するのか。はたまた、痛み分けで終わるのか。注目したい。

最後に

今回はシリーズ5回目。相性のみでみるブンデスリーガ第23節勝敗大予想をお送り致しました。

現在のチーム状況は全く反映せず、これまでの対戦成績のみで見ております。なので、占い感覚で、試合を楽しむ一つの要素として楽しんで頂ければうれしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

では、また。