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思考は増やして削ぎ落とす

こんにちは。

前回のAs is To beに続いて、考え方について書きます。

一言で言うと、物事をシンプルに考えよう。ということです。

オッカムの剃刀

ケチの原理と呼ばれることもある考え方です。

名前の通り、哲学者オッカムのウィリアムさんが提唱した
「シンプルな説明こそ、真実である蓋然性が最も高い」
という内容のものです。

今回はこのテーマなので、シンプルに書いていきますね。

この考え方は、無駄な仮説は省きましょう。ということです。

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以上です。笑

前回仮説の重要性について書かせていただきました。
その際は、できるだけなんでもいいので思ったことを書き出してくださいとお伝えしています。
そしてオッカムの剃刀は書き出した内容を吟味するための思考です。

考え方はシンプルです

①この仮説は必要?被っているものはない?(MECE)

②この仮説が残っている理由は?本当に残らないといけない?


仮説ではなくどんなものにも使える思考法です。
「このお菓子は必要?なんでカゴに入っているの?」とスーパーで
「このビールは2個必要?被ってない?」とコンビニで など

ただ、食べ物や飲み物は効果が出にくいです。
お菓子もビールも必要ですもんね…笑

仮説の話に戻ると、As is To beでできるだけたくさんのものを書き出し、
オッカムの剃刀で出したものをどんどん削っていく。

すると仮説の質が飛躍的にあがります。

ロジックツリーやMECE等様々なフレームワークがありますが、実はこのオッカムの剃刀はあまり書籍などには出てきません。
まあシンプルな内容なので、本やコラムには書きにくいのかもしれませんねー。

個人的には、仮説をたてるためにはAs is To be→オッカムの剃刀が最強だと考えています。

もっと効果的なフレームワークはたくさんありますが、なによりこれが一番簡単です。

紙とペンで書き出して、必要なものをまとめたり、不要なものを消していくだけで質の高い仮説が立てれるからです。

提案書作成、チラシ作成、メール等さまざまなビジネスから、友人とのLINEや文字制限のあるTwitter等プライベートでもすぐに使える考え方です。

そして、無意識に誰もが使っている考え方でもあります。

ほら、小学校の遠足のおやつとか、お年玉の使いみちとかでも同じですよね。

今後は意識をしてみてください。
普段考えている何気ないことでも、視点を変えるだけで考える力はどんどん上がります。
そして仕事や、重要な決断をするときに深い考えが出来るようになります。

思考は脳の筋トレです。
やればやるだけ自分の血肉になって、いざというときに役に立ちます。

体も心も普段の地道なトレーニングで成長していきましょう!

ではこのへんで。

本日もおつかれさまでした!

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