ニューノーマル時代の愛される人のあり方 「弱みのデザイン」
緊急事態宣言下にあってなかなか外に出ることができないので家で映画を見たり漫画を読んだりして過ごしています。
ありがたいことにいくつかの出版社さんがいろいろな漫画を無料で読ませてくれているので、この機会に「青の祓魔師」という漫画と「スパイファミリー」という漫画を読んでみました。 どちらも凄い良い評価が高かったからどんな漫画が今、人気なんだろうと思ったのです。
実際に読んでみたらどっちの方も素晴らしく面白くて、次が気になって気になって仕方なくて。
気が付いたら手が止まらなくなり、とりあえず無料で読める部分に関しては全部読んでしまいました。休みの日1日でそれぞれ全部読んでしまった感じです。
こんな素晴らしい漫画をタダで読ませてくれるなんて、漫画家さん、出版社さん、本当にありがとうございます。
どうしてこんなにも自分はこの2つの作品にひきつけられているのだろうかと考えてみたんですが、一つあるなと思ったのが、キャラクターがとっても魅力的だなということです。ついつい彼らを応援している自分に気がつきます。
そして、 ふと自分は何で彼らに対してこんな風に共感してるんだろうかと考えてみました。
そこでわかったんですが、共通してるのはみんなそれぞれ自分の欠点を抱えながら、なんとか周囲の人と協力し合い、助け合いながら生きている人たちだなというところなのかもなと思いました。
少し話は変わりますが、今、世の中を見渡してみると色んな所で不満が溜まっていて SNS 上などで自分の不満を人に対してぶつけているシーンが見られるように思います。時には、それが人を自殺にまで追いやってしまうということもあり、なんとかならないものだろうかということを思います。
ただ、同時に思うのは、人間そんなに能力が高くないし、社会で生きていくためにはやっぱりたくさんのものが必要となってくるということです。
そのような中で、過ごしていたら、人が不満を抱えるというのは仕方がないことなんだろうなということを思います。特に、今回のコロナ騒動があって、これまで以上に人は不満を抱えていくのだろうと思います。
ただうまくいかない実情があったからってそれを放っておくわけにもいきません。
人というのは、自分の欠点や足りないところとどうやって向き合っていくのかという、そういう命題を抱えてる生き物なんだろうなと思います。
そんな中でこの二つの作品に出てくるキャラクターは、みんなの素晴らしく愛らしい欠点を持っているのです。
私はこの2つの人気漫画を読みながら、「愛される欠点」というのはこれからの時代を生きてく上ですごく大切なヒントがあるんじゃないかと思いました。
みんなそれぞれダメなところがあるんだけどそれを補い合いながら 生きていくというところが素晴らしいんだろうなと思います。
どうしても自分に欠点があるとそれを隠したくなるし、自分なんかダメだって思いたくなるんです。
それっていうのは仕方がないことだなと思うんだけど、でも人は欠点があるからこそ親しみを感じてもらえる、愛してもらえるというところがあるのも事実で。
いかに自分の欠点を愛嬌にしていくかっていうそこの技術、コミュニケーションのあり方がこれから先は必要なんだろうなということを、無料になった漫画を読ませてもらいながら感じました。
苦手なものは苦手だし、自分のダメなところはダメなんだから、それはそれとして、自分は今、どんな貢献ができるだろうかというところがポイントになってくるのでしょうね。
今日も素晴らしい学びの機会をどうもありがとうございます
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