落ちたり登ったり人生なんてそんなもん

朝から不登校のお子さんをお持ちの上司からのお子さんの報告。


「(学校)行けなかった…」


なんとなくわかってた

多分行けないって。


でも、もしかしたら…

って、その少しの可能性を期待していた自分もいた。


お互い、夏休み明けの子供に対する
期待度合いは一緒。


勝手に期待して、勝手に落ち込む。


そんな事の繰り返し。

以前、上司は

「やっと夏休みになったよ」

「夏休みだからスゴく気がラクだ。」

なんて言っていた。

親として一生懸命向き合っている。

会話からそんな真剣さが伝わってくる。

真剣だけじゃない子供の好きな事に付き合っている一面も話してくれた。


親なりにやっぱり子供には笑顔でいて欲しいと願ってやまない。


朝、あきらかに表情は沈んでいた。


そんな上司に今朝、一言言われた。


「最近元気ないね」


普段通りに過ごし、会話にもそれなりに加わり、全くいつも通りにこなしていたつもりだった。


会社では誰も気付く事はないであろう、今の私の胸のうち。


正直、最近は落ち込み考える事が多かった。


上司にその言葉を言われたとたん涙が溢れてきてしまった。


なんだか笑ってしまう。


優しい言葉に弱い私はそそくさと逃げるようにその場から離れた。


朝からやってくれるぜぇ。

なんて気持ちになった。


と同時に少し嬉しかった。
わかってくれる人がここにもいた。


会社からは息子さんは働いている年齢ですが何にあたりますかとの報告用紙が来た。高校生、大学生、就職済み、その他。

もちろん、その他に◯をつけ無職って報告してやった。

こんな事も報告しなきゃいけないのか次から次へと色んな事がからんでくる。


自分の事だけじゃ
やっていけない現実。

私の気持ちは上がったり下がったり

正直、からだがついていけない時もある。


また周りの人に助けられる。


皆さんの周りでも生きづらさを表に出さずに誰にも言えず抱えている人がいるかもしれない。

何気ない会話に救われている人がいるかもしれない。

家に帰ってあなたのお陰で楽しかったと思えている人がいるかもしれない。

家に帰って厳しい現実の世界に引き戻されたとしても貴方の顔を思い出しているかもしれない。

毎晩毎晩、涙で枕をぬらしていても今日だけはかわいた枕で眠れるかもしれない。

その人なりのどん底や暗闇があるかもしれない。


みんながみんなリア充や活動的なんかじゃない。

みんながみんな色んな人と繋がっているわけじゃない。

みんながみんな普通なんかじゃない。


大丈夫そんな時もある。
私もそんな時いっぱいある。


今、私は話を聞いてもらえる環境があり、よく見渡せば多分力になってくれる人は沢山いる。


そんな人達に救われている。


あえて今は距離をとっている人もいる。



私の周りの人はとにかく優しい人達ばかりだ。

その優しさにどれだけ救われたんだろう。

その優しさにどれだけ持ちこたえられたんだろう。


もうダメだなんてしょっちゅうあった。



今も気を抜けばいつでも落ちていく。


周りをみては羨ましいなぁなんて思う事もしょっちゅうある。


少しずつ少しずつ心を整える。

少しの楽しみを目一杯楽しむ。


なんとかやっていけてるのも周りの人達のおかげ。

いつもいつもそう思う。


生きていくって生き辛い人にとっては
とてもしんどい。


まぁ、取り敢えず1日1日こなす事に専念し
自分なりに生きていくしかないですね。


きっと大丈夫。


なんとかなるよ。


いつもありがとう。