見出し画像

あさりときのこのパスタ リッチでクリーミーなシャブリ グランクリュ

会社帰りにコンビニであさりときのこのパスタを購入。あさりとキノコがたっぷりと、パスタの上に鎮座している。薬味のネギ、糸唐辛子もほどよい塩梅で添えられている。400円ほどで素晴らしいクオリティだ。きれいなお皿に盛り付ければちょっとしたレストラン気分を味わえそうなほどだ。

あさりときのこのパスタ

合わせるワインを何にしようかとセラーを見ると、最近開栓したヴーヴレスパークリング、シャブリ3種と合わせたが、一番良い相性はシャブリ・グランクリュだった。
まずはワインをひと口。

一番右がグランクリュ

ラ・シャブリジェンヌ, シャブリ・グランクリュ グルヌイユ, 9,240円
La Chablisienne, Chablis, Château Greniuilles, 2016, 13%
グルヌイユは密集する7つのシャブリのグランクリュの中央部、最小の面積だ。グルヌイユは蛙に由来する。スラン川の東側に位置するこの特級畑には、名付けられる前から初夏には蛙の大合唱が響いていたのだろう。
香りにはよく熟したリンゴ、洋梨、グァバ、微かに緑色のマンゴーかマンゴーの皮、樽の香りもおおらかにやや強めながらワインの果実香にバランス。
ファーストアタックからリッチで厚みのある果実味、穏やかな酸味、非常に長い余韻にはヨーグルトのようなクリーミーなタッチ。

あさりときのこのパスタの余韻が口内に残るなか、さらにワインをひと口。

あさりときのこのパスタとラ・シャブリジェンヌ, シャブリ・グランクリュ グルヌイユ

あさり、バター、マッシュルームが合わさった旨味のエキスをたっぷりと吸ったパスタに、ワインの力強く、深みのある果実味、強めの樽香が絶妙に調和。貝とワインは反発することもよくあるが、シャブリ・グランクリュの重層的で複雑な風味はしっかりと受け止めてくれた。
相性: ★★★★☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?