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砂漠の中東から帰国し真っ先にお寿司と甲州ワインを。
海外出張から帰国し、ようやく自由に酒と魚が愉しめるということで心踊る(先日のNoteの通り暫く中東に滞在) 。
まっさきに手配したのは寿司。銀の皿のデリバリーをオーダー。
出張中ということで、やはりしばらく遠ざかっていた日本ワイン、迷わず甲州品種のものを留守番していたセラーから手に取った。家主の留守中、ワインを定温で守っていてくれたセラーに感謝。
寿司ネタは、車エビ、ホタテ、ハマチ、白エビ、サーモン、マグロ、アナゴ、いくら、玉子など。生魚を3週間ほど口にしていなかったので、目の前に並ぶ寿司ネタに心躍る。
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さて、手に取った甲州品種の日本ワイン、満を持して98Wines。
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98Wines, Nogi, 山梨県甲州市塩山, 2020, 11%, 3,630円
大ぶりの梨、カボスなどのおしとやかでおおらかな果実香に、トマトの葉やセルフィーユのほんのりとヴェジェタルなタッチ、微かに白い花のフラワリーなニュアンスも。
みずみずしく派手さはないが素朴で芯のある果実味、穏やかな酸味、中盤から余韻にかけて穏やかにビターなニュアンスが広がりドライなフィニッシュ。
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期待に違わず白身全般に幅広く好相性。やや淡白な白エビはワインに押されてしまったが、車エビ、ホタテの甲殻類の力のある香ばしさにはワインの大らかで力のある果実味が心地よく寄り添った。
この後に控える赤ワインのために合わせなかったが軽めのサーモンなどとのネタとも、ワインのやや力のある果実味が相性良さそうなワインだ。
白身から軽めの赤身まで幅広い寿司ネタをカバーしてくれそうな安定感抜群のワイン。
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