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牡蠣のしぐれ煮に海のワインを

気温が下がってくると牡蠣のシーズン到来だ。
国内で多く流通している真牡蠣 (東北の三陸海岸で広く養殖) の旬は11月に始まり、3、4月にかけて美味しくなっていくとされる。

先日、スーパーマーケットでお買い得な牡蠣を見つけ、思わずレジかごに。
生ガキにシャブリの王道もよいが、醤油・みりん・砂糖で甘辛く炊き、ショウガできゅっと引き締めたしぐれ煮が思い浮かぶ。
ショウガをしっかりと効かし、ワインの酸にしっかりと寄り添わせよう。

下準備をしたら、鍋にすべてを投入しアルミホイルで落し蓋して暫く待つ。
ゆっくりと炊き、甘辛ソースをたっぷりと染み込ませて完成。

海のものには海の国のワイン、ということでセラーからギリシャのスパークリングワインを取り出す。
Kir Yianni, Brut Sparkling, Greece, 12%, 1,733円

使用されている品種は土着のクシノマヴロ50%、マルヴァジーア20%に国際品種のシャルドネ30%。

香りには青リンゴ、白桃、ほのかにライチ、白い花のフラワリーなタッチが豊かに。
味わいにはみずみずしくフレッシュでチャーミングな柔らかい甘みを伴う果実味、こぎみよくはっきりとした酸味、余韻にやや明瞭に苦味が残り飲みごたえや奥行きのある印象。

生姜多めの牡蠣のしぐれ煮の甘辛と生姜の酸味にワインのフレッシュな果実味とスパークリングの泡が心地よく寄り添った。
牡蠣にシャブリの王道以外にもこんな楽しみ方もぜひお試しを。

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