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エビの抹茶パウダー和え イタリア スプマンテの軽快な果実味

先日、同僚とOBと京橋駅付近のTOKYO Mar Mare (トーキョー・マルマーレ)で夕食。”漁港直送 魚貝とワインとスプリッツ”という見出しのお店で、魚介料理に期待しながらお店を訪問。ただ、当日は肉好きのメンバーが多く、頼めた魚料理の品目は少なかった。こういう食事の場面で、同僚・友人は私のワイン好きを知っているのでワインの選定担当になることが多いが、そこでワインのみならず料理まで決めにかかると煙たがられるかなと遠慮してしまう(スタートの素面の状態だと特に)。かろうじて前菜は魚介にしようとなったのでほっとした。興味深い創作料理、エビの抹茶パウダー和えなるものを見つけてオーダー。

左上がエビの抹茶パウダー和え


ビールの後の乾杯にはイタリアのスプマンテをオーダー。

モンテリーベロ, スプマンテ ブリュット ビアンコ

モンテリーベロ, スプマンテ ブリュット ビアンコ, 4,000円 (レストラン価格)
Montelibero, Brut, Vino Spumante
ヴェネト州でトレッビアーノ、シャルドネ品種などを用いて造られるカジュアルなスプマンテだ。
果実味軽快、酸味は中庸、やや凝縮感は弱め。強い個性はないもののドライでフードフレンドリー。
件の創作料理の前菜にワインを合わせる。ピンクペッパーの鮮やかな赤と、抹茶の緑のコントラストが目に楽しい。エビの風味がやや淡白に感じたが、抹茶のほろ苦さとグリーンなタッチがおもしろいアクセントを与えている。エビの柔らかい旨味と抹茶のほろ苦さ、胡椒のスパイスのコンビネーションを楽しんだ余韻に、スプマンテの軽快な果実味を伴うドライな風味がこの3食材のコンビネーションに見事に馴染む。気づけば箸とグラスが進んでいる。アイデア溢れる前菜と、ドライなスプマンテは楽しい夕食のスタートを彩ってくれた。
相性: ★★★☆☆

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