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フルリモートワークの障壁と対策

こんにちは!
「選択できる世界を創る」を理念に掲げるリモートワークエージェント、Remogu(リモグ)です。
前回の記事は「エンジニアの採用市場」についてお話しました。
多くの方に反応をいただき、ありがとうございます!
前回の記事からやや時間が空いてしまいましたが、
今回は「フルリモートワークの障壁とその対策」についてお話ししたいと思います。
前回の記事で、
「リモートワークを導入する企業が増えてきており、もはや主流になっている」
とお伝えをしましたが、リモートワークを導入した時のイメージが湧かないという方もいらっしゃると思います。
この記事を読んでいる方の中にも「うちではまだ導入できないだろうな…」と感じていらっしゃる方もいるかもしれません。
リモートワークに関するノウハウは、我々Remoguの専門です。
これまで様々な企業様の課題と向き合ってきた中で培った、リモートワークノウハウや事例を基に今回はお伝えをしていきます。
どうぞ最後までご覧ください!


フルリモートワークの障壁・想定される課題

リモートワークを導入する上で、想定される課題は企業様によって様々です。
その中でよく挙げられる声としては以下になります。
「セキュリティ面が心配……」
「社員の勤怠管理が難しくなるのではないか」
「コミュニケーションが取りにくくなるのではないか(組織作りに影響する)」
特に、セキュリティ面やコミュニケーション不足を不安視するお声はよく耳にします。

障壁への対策

まずは、リモートワークにおけるガイドラインを作成することが重要です。
リモートワークにおけるルールやガイドライン、コミュニケーションの仕方、業務の成果物の共有方法など、明確なポリシーを策定することが必要です。
例えば、
ITインフラの整備・セキュリティ対策の強化
オフィス外からアクセスするため、セキュリティ上のリスクが高まります。
セキュリティ対策を強化し、情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを最小限に抑える必要があります。
自宅以外のカフェやコワーキングスペースでの作業を可能にするのかもはっきりと定めておきましょう。
カフェやコワーキングスペースでの作業がOKな場合は、情報の扱い方のルールを定め社員への教育も徹底しておくことが必要になります。

リモートワークにおける勤怠管理方法を定める
リモートワークだとどうしても勤務状況を目では見えないため、リモートワークに合わせた勤怠報告の仕方を新しく設けたり、勤怠管理ツールを導入したりするなどが必要です。
またその勤怠状態が上長だけではなく、ほかの社員が把握できていることも仕事を円滑に進めるためのポイントになります。
そして、社員へ上記ガイドラインをはじめ、リモートワークの効率的な進め方などを教育する必要があります。

コミュニケーション手段の整備
オフィス内でのコミュニケーションがリモートワークでは制限されます。
適切なコミュニケーション手段を整備し、業務の進捗状況や意見交換などを円滑に行う必要があります。
朝会やMTGなどで顔を合わせコミュニケーションが取れるの場を用意したり、『ovice』『gather』などバーチャルオフィスを活用し、テキストコミュニケーションだけでなく、視覚・聴覚的に通常のオフィスに近い環境をツールで再現することで、心理的安全性が保たれた環境づくりが可能になります。

★おすすめのオフィスコミュニケーションツール★

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リモートワークを導入するメリット

リモートワークを導入することは、業種や会社規模によってはややハードルの高いことかもしれません。
ただ、リモートワークを活用することでもたらされるメリットも大きいです。
採用面とその他の組織として利点に分けてご紹介します。
採用母集団が広がる
リモートワークを導入し、リモートワーク可と採用で打ち出すことで、場所にとらわれずに優秀な人材を獲得することができます。
今まで対象者が通勤可能圏内にの方のみだったのが、一気に全国に拡大させことができるということです。
優秀層のエンジニアを獲得できる
フルリモートワークで高いパフォーマンスを出せる人は、つまりは自己管理がしっかりと出来る人です。
そのため、リモートワーク経験の長いエンジニアは優秀な人が多い傾向にあります。
他社競合が少ない
徐々にリモートワークを取り入れる企業は増えてきていますが、全国規模で見ると未だ出社の企業が多いのが実態です。
そのため、まだ競合が少なくフルリモートワークを希望する優秀なエンジニアを捕まえられるチャンスです。
また、コロナが第5類に移行したことで出社に戻す企業も増えてきており、リモートワークが可能な企業への応募は急増しています。(弊社がその事例です)
また採用面以外には以下のようなメリットがあります。
■コスト削減
フルリモートワークを導入することで、オフィススペースの必要性がなくなり、オフィススペース、光熱費、通勤手当など、オフィスで働くために必要なコストを削減することができます。
実際に、富士通や東芝、DeNAなどもリモートワーク導入をきっかけにオフィスを縮小させる動きを取っています。

■社員のワークライフバランス改善
通勤時間や移動時間がなくなるため、仕事に集中できる時間が増え、プライベートな時間も増えます。
また、自分のペースで働けるため、プライベートな時間と仕事の時間を調整しやすくなり、社員のワークライフバランスを改善することができます。
子育てや介護などの家庭の事情がある方にとってはより働きやすい環境になります。
変化に強い組織づくりにつながる
現代において、ChatGPTをはじめとした急速に進む技術の発展に対応するために、企業には柔軟性と多様性が求められています。
社会変化に柔軟な企業ほどビジネスチャンスをつかみやすく、優秀な人材確保に有利という事実もあります。
フルリモートワークを取り入れ、外国籍エンジニアを含め組織に多様な価値観を持った人材を採用すること/柔軟性を対外的に発信することで、変化に強い柔軟性を持った強い組織へと歩みを進めることができるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、フルリモートワークの障壁とその対策について取り上げました。

  1. フルリモートワーク障壁への対策方法
    ・ITインフラの整備・セキュリティ対策の強化
    ・リモートワーク時における勤怠管理方法を定める
    ・コミュニケーション手段の整備 (例)ovice、gather等のツールを活用

  2. フルリモートワーク活用には様々な面にメリットがある
    ■採用面
    ・採用母集団が広がる
    ・優秀層のエンジニアを獲得できる
    ・他社競合が少ない
    ■採用面以外
    ・オフィスで働くために必要なコストを削減
    ・社員のワークライフバランスの改善
    ・変化に強い組織づくりにつながる
    リモートワークの導入を検討している企業の人事や役員の方の背中を少しでも後押しできたら嬉しいです。

    エンジニア採用市場の競争は激しいため、市場の状況や傾向は常日頃から追っていくことが大切です。
    私たちRemoguは、市場の動きを日々体感している身として、「人材の紹介」だけにとどまらず**「情報の共有や採用課題の解決」**を行なっています。
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